間話 その45 モリガン・ド・グリーアン 凸凹コンビも連携はバッチリ……?
いつも、つたない作品をお読みくださいまして、ありがとうございます。
m(_ _)m
職場の飾りにスティ⚪︎チがエルビス・プレスリーのコスプレしてるぬいぐるみがあったんですが、若いスタッフさんには通じなかったようで。
リーゼントにギターを持ってるステ⚪︎ッチを見て、ひと言。
「デ⚪︎ズニーとみやぞんがコラボしてんの?」
なんでやね〜ん!(*゜▽゜)ノ
たしかに格好だけなら近いけど!
久しぶりにジェネレーションギャップを感じるひと幕でした。(^^;
まあ自分だって、モノマネ番組とかで知っただけで、リアルタイムでは見てないですけどね。
兎も角、これからも楽しんでいただけると嬉しいです。
フッフッフ。
いよいよ、レイの力を見せつける機会が来たのデス!
腕がなるのデスね!
『おいおい、やる気があるのはいいが、おいらたちの役目は足止めだぜ?そこんとこを忘れんなよ?』
『むう。そんなことは分かっているのデス!』
でも、倒せるなら、倒してしまった方が後腐れがなくていいと思うのデス!
『……こいつ、ほんとに分かってんのかなぁ……?』
ユルンがレイに巻きついたまま、ジッとこっちを見てくるのデスが、無視して進む先を見るのデスよ。
今は、神獣変化して空を飛んでいるのデス。
遥か先に黒鳥らしき点がいくつか見えてきたのデスね。見えたなら、転移すればすぐに攻撃できるはずなのデス!
『ユルン!次の転移で接敵するのデス!
準備はいいデスか?』
『ちょっと待て!作戦くらい相談させろって!』
『作戦なんて、突っ込んで斬りまくればいいのデス!』
『アホか!
いくら神獣変化してるからって、お前が勝ってるのはスピードだけで、向こうの方が格上なんだぞ!
あとは魔力がギリ互角くらいか?
そんな連中に無策で突っ込んだって袋叩きにあうだけだっての!』
『そんなことないのデス!
レイの方が強いって証明してやるのデス!転移!』
『や、やめろ〜〜〜〜!』
ドンピシャ!
黒鳥の群れの真ん中に転移できたのデス!
『なんで、敵の真っ只中に転移すんだよお前は!?』
なんでって?
それは、こうするためなのデス!
『熱波飛斬!』
神器のハルバードを二本持ったまま、両手を広げて空中でコマのように回転!
紅い斬撃を二本、円形に放つのデス!
チッ、全員に命中とはいかなかったみたいデスね。
それでも、四体にヒット!
そのうち二体の胴体と足、別の二体の翼を完全ではないデスが切り落としたのデス!
翼を傷つけられた二体は地面に落ちていくのデスよ。
『もう、めちゃくちゃだな……。
ほれ!攻撃したらすぐに回避行動!周りを囲まれてるのは変わらねえんだからな!』
分かってるのデス!
ここは上空に逃げながら、胴体にダメージがある黒鳥に追い討ちをかけて、とどめを刺すのデス!
翼を広げて上昇しようとすると、三体同時に息を吸い込んだのデス。これはブレス攻撃デスね!
『おい!風属性のブレスなら、おいらの鱗で無効化できるから任せな!』
……でも、一度受けてしまえば次からはブレスを撃ってこなくなると思うのデス。
だから、避けられるブレスは避けて、ここぞという時に無効化するのがベストだと思うのデスよ。
『……んー、まあその通りだな。なんだ、ちゃんと考えてんじゃねえか。
そんじゃ、その時まではおいらも攻撃すっか。』
と言って、息を吸い込むのデス。
そういえば、ユルンもブレスが放てるのデスね。
それじゃあ、牽制で無傷の黒鳥にお願いするのデス!
『分かったぜ!任せな!』
ちょっと細いけど、それでも神獣の吐くサンドブレスを受けて一体の射線が外れ、残りも簡単に避けられたのデス。
フン!
この程度なら、レイにだって倒せるのデス!
そして、ママ姉ちゃんに褒めてもらうのデスよ!




