神兎 その101 まずは舌戦。お前が言うな!
いつも、つたない作品をお読みくださいまして、ありがとうございます。
m(_ _)m
お漬物がいい感じに漬かってくる季節になりましたね。
うちの野沢菜漬けはァァァァ!世界一ィィィィィィ!
( ゜Д ゜)ノ
ってくらい自家製(毎年オトンが漬ける)漬け物が大好きです。食べすぎるとウ◯コが緑色に染まりますが。
朝から汚い話で恐縮ですが、これからも楽しんでいただけると幸いです。
黒鳥の群れに向かって飛んでいく光の槍。
文字通り雨のように降り注ぐ槍に対して、黒鳥の群れも闇の槍を発射。15匹から繰り出される数の暴力で相殺、撃ち落とされていく光の槍なのです。
結局、黒鳥の体には一本も届かずに終わった攻撃ですが、今回はそれでいいのです。本気で撃ったわけじゃあないですし。
……けっして悔しいとか思ってないのです!
さあ、こちらは攻撃をしたのですよ?
反撃はしないのですか?
身構えるわたしたちから少し距離をとって、空中で止まる黒鳥たち。巨体の割にホバリングが得意ですよね。
すると、先頭の黒鳥の上に立つ堕女神が口を開いたのです。
『挨拶もなく手を出してくるとは……所詮は下賤の者ということかしら?
獣に生まれ変わったからには、仕方ないことかも知れぬが。』
はい、しょっぱなから嫌味をいただいたのです!
それに答えるディアお母様。
『騙し打ちをする神にはちょうどいいでしょう?』
そうだそうだ!
結婚式で騙し打ちで殺されたんですからね!
お前が言うな!ってやつなのですよ!まったく覚えてないですけど!
『わたくしの結婚祝いは気に入ってもらえたようね、地龍王。
あの時の神々連中の顔といったら…………フフフフフハハハハハ!
ええ!まったく見ものだったわ!』
……おおう。ディアお母様の殺気が膨れ上がったのです。
そりゃ激おこになるのも仕方ないですけど、まだステイ!ステイですよ?お母様。
『……それにしても、まさかこれほど早く、この世界に戻って来るとは思わなくてよ?ミラ。
フフフ、今度こそは、二度と転生できないよう、魂ごと念入りに滅ぼしてあげるわ!』
『フン!それはこちらのセリフなのです!
はた迷惑な逆恨みストーカー殺神犯には、この世界から退場してもらうのですよ!
それに、堕女神エルウィナス。お前はわたしにとって神へと昇る通過点にすぎないのですからね。
さあ、わたしのために大人しく滅ぶのです!
そうすれば、せめて苦しまないようにとどめを刺してあげるのですよ?』
おわっ。
激怒のあまり、堕女神の額に青筋が。ついでに口角が吊り上がりまくって、神というより鬼女の容貌。
ちょっと煽り耐性低くない?
『半端者の小娘が、よう言うたわ!
だが、この数を相手にどこまで持つかしらね?
かかれ!我が僕たちよ!』
堕女神の声を受け、一斉に息を吸い込む黒鳥たち。
かかったな?
計画通り……。(ニヤリ)
ユルさーん!出番ですよー!
堕女神『かかれ!』
黒チョッカー戦闘員『イーーー!』
(`゜皿゜´)/




