神兎 その93 総員、第一種戦闘配置!
いつも、つたない作品をお読みくださいまして、ありがとうございます。
m(_ _)m
今日は少し短いですが、お許しください。
だって、めちゃくちゃ忙しかってん。( ̄◇ ̄;)
昨日も忙しかったらしいけど、今日もたいがいでしたね。
逆に、地震直撃のお店はケガ人はいなかったそうですが、ところによりガラスが割れたり、スプリンクラーが作動したりと大変だったようです。当然お店も急遽閉店。営業は明日からのところが多いようです。
しばらくは余震が続きますが、皆様もどうかお気をつけて。
これからも楽しんでいただけると幸いです。
今度は身体超強化こみの全力ブレスですからね。
防げるものなら防いでみるがいい!
軽く首を振って掃射!そして転移!
ハイッ!砂漠と荒地の境目に到着!
ユルさ〜ん!
ユルルングルさ〜ん!居ませんか〜!?
ほら、ユルン、グルンも呼びかけて!
『いや、だから、おいらたちと本体は繋がってるから、呼ぶ必要なんてないんだぜ?』
『そうですよー。ただ、急に転移してきたから、何が起きたかは分かってないですけど〜。』
そうでしたね!
オデットさんを一回殺して復活させたところまではいいとして、ブレスを吐いて即転移したから、ディアお母様の背に乗ったままのユルングルンコンビは状況が分からないですよね。
じゃあ、ユルさん(本体)を呼んでもらってる間に、かくかくしかじかと説明するのです。
相手はなぜか増殖した黒鳥x約30体。
すべてがSランクの妖獣モードだとしたら、さすがに厳しそうなのです。
公都の時は街中という不利な戦場なのもあったけど、わたしとランの二匹がかりでやっと一体倒したわけですからね。
おそらくですが、リル、ラン、レイの三匹で三体か四体抑えられるかどうか。
わたしとディアお母様の開幕ブレスでどこまで削れるかにかかっていると思うのです。
転移する直前にわずかに見えた様子では、わたしの全力ブレスで数体は倒せたとは思うのですが。
しかしながら、途中からは黒鳥軍団もブレスで相殺していたので、とどめを刺せなかったのもいたのです。
まったく厄介な連中なのですよ!
とりあえずは、ユルさんの属性吸収を盾にして、殲滅していくのが無難ですかね。
堕女神の能力が未知数なのがちょっと不安ですけど……。
『あれ〜〜〜〜?もう戻ってきたのか〜〜い〜〜〜〜?』
気の抜ける間伸びした声は、間違いなくユルルングルさんですね。
『おう本体!さっき話を聞いただろうが!
女神の封印は解けたし、眷属が山ほど出てきたから、ここまで引いてきたんでい!本体の出番だぞ?』
『あ〜〜そーでした〜ね〜〜〜。
では〜〜ご協力いたし〜ます〜〜ね〜〜〜。』
よし!
若干の不安はあるのですけど、現状でこれ以上は望めないのです。
それじゃあ、総員戦闘準備!
武装を整えるのです!
あっ、オデットさんは別で。
予備の武器や防具はあったかな?




