神兎 その55 胸をお借りするのです!(性的な意味でなくて、勝負的な意味で)
いつも、つたない作品をお読みくださいまして、ありがとうございます。
m(_ _)m
今日は、通販で頼んだ、図書館の大魔術師と、ラディカルホスピタルと、秘密のお姉さん養成ノート(エッチなマンガじゃないよ!フェチはあるけど!)と、孔明の嫁、の新刊が届いたので執筆はお休みです。
カサイサンの次回作にご期待ください。
これからも楽しんでいただけると嬉しいです、
…………分かったのです。
ディアお母さまがわたしを大切に思ってくれることは感謝するのですよ。
しかし、わたしにも引けない理由はあるのです。
ルーナ様からの恩義も返さないといけないですし、なによりも、大切な家族にだけ戦わせて後ろでぬくぬくと過ごしてなどいられないのです!
いざ、尋常に勝負!
その角、もらい受けるのです!
「ミラお姉様……。本当に戦うのですか?」
ディアお母さまに歩みよるわたしに、ランが立ち上がって声をかけてきたので、わたしは振り向くと無言で頷いたのです。
……ランも鑑定をして、お母さまの脅威のステータスを見てしまったのですね。
それは心配になろうというもの。
基礎のステータスが高い上に、龍体顕現してパワーと耐久力が2.5倍ですからね。
文字通り桁が違う能力値なのです。
だがしか〜し!
このわたしも大概おかしなステータスですからね?
魔力頼りとはいえ、亜神の名は伊達ではないのですよ。
それに……一度、全力戦闘を試しておくのも悪くないとも思うのです。
ぶっつけ本番で強敵と戦うより、今の自分の性能をしっかり確認してから戦いたいじゃないですか。
その点、ディアお母さまはうってつけの相手なのです。
パワー、耐久力、防御力ともに非常に高く、わたしが本気で殴ってもそうそう大怪我とかしないはずですしね。
……親を殴る娘って……反抗期ですか?
と、兎も角、今のわたしがフル強化すると、進化したリルたちでも相手にならないですから、練習相手としてこれ以上の存在はいないのですよ。
わたしとディアお母さまは、広間の中央で距離をとって向かい合うのです。
まるで西部劇の決闘のようですね。
二人の間に風が吹き、枯れ草が転っていく……ような気分なのです。
リルたちや玉兎パイセンはすみっこによけて、ついでに土魔法で簡易な防壁を作り、その後ろに退避しているのですよ。
なるべく気をつけるつもりですが、流れ弾や流れ魔法、流れブレスとか飛ぶかもしれないですからね。
まあ、死にさえしなければ、わたしかランが魔法で治すんですけどね? 死な安、死な安。
……最悪、わたしか玉兎パイセンがおっぱいエリクサー飲ませればいいし。
『条件を確認します。
ミラがわたしの角か牙、爪を折れたらミラの勝ち。
ミラが前衛を務めることを認めましょう。
わたしがミラの角を折るか、戦闘不能、降参させればわたしの勝ち。
その場合は、ミラは後方支援に徹してもらいます。
よろしいですね?』
わたしはこっくりと頷くのです。
『では始めましょうか。
さあミラ、あなたの力をわたしに示しなさい!』
ディアお母さま……。
神獣の大先輩として、お胸をお借りするのです!
できれば後方支援オンリーは勘弁ですけどね!
マンガも好きなんですが、歳とって読む数が減りましたね。(^^;
転勤する前は、職場のすぐ隣りにある喫茶店で大量の週刊少年誌を読み、自分で月刊誌や4コママンガを買ってました。
今は4コマをたまに買うぐらいですね。
お金も貯まらないし。( ̄▽ ̄;)
逆隣りのドラゴンボ◯ル全巻揃ってる定食屋さんにもよく行きました。まだあの店やってるかなぁ?




