神兎 その54 『ならば賭けをしませんか?』
いつも、つたない作品をお読みくださいまして、ありがとうございます。m(_ _)m
午前二時過ぎに書き上がって投稿予約しました。これでストックはゼロに。早くも自転車操業か〜⁈(^◇^;)
これからも楽しんでいただけると嬉しいです。
『ミラも強くなりましたね……。
元が小さな角うさぎだったとは信じられないくらい。』
ルーナ様にダメ押しの念話禁止命令を出していると、ディアお母さまがしみじみと言うのです。
ええ、ええ。そうですとも!
最弱魔物から、神獣、亜神にまで成り上がってやったのですからね!
半分以上はルーナ様のおかげですけど。
『そう卑下することはありませんよ。
まず、か弱い角うさぎ時代を生き延びることができたのは、ミラの頑張りがあればこそです。
でなければ、ルーナ様に見つけられることもなく、わたしと会うこともなかったでしょう。
よくぞここまで鍛えましたね。わたしはミラを誇りに思いますよ。』
…………。
な、泣いてない、泣いてなんかないですから!
ちょっとジーンときたけど!ウルッときたけど!
お母さんに褒められるってこういう感じなんですか……。
それも、自分が褒めて欲しい、認めて欲しいことをピンポイントでつくとは……。
さすがは母親歴三千年以上のベテランお母さんなのです!
この三千年間は子供はいなかったですけど!
さらにその前、前世のわたしが何年生きていたかなんて、分かりませんが!
『しかし、亜神となり強くなったからといって、あえて前に出て戦う必要もありません。
前衛はわたしに任せて、後方支援と最後の一撃だけ入れてくれれば良いですよ?』
ディアお母さま……。
ご厚意はありがたいのですが、それはできないのです。
堕ちた女神エルウィナスの討伐はわたしが受けた仕事。
それをとどめだけ入れて、あとは人まかせにするなんてしたくないのですよ。
『ですが、あなたはあの女の被害者なのですよ?
それも、まったくあなたに責任のないところで嫉妬され………かつてのあなたは殺されてしまったのです……。
その責任は凶行を防げず、あなたを守りきれなかった、わたしたちにあります。
これ以上、あなたが傷つく必要なんて無いのよ?』
うーん。
そうは言われても記憶がないので、昔殺されたと言われてもいまひとつピンとこないんですよね。
それに、わたしが戦力として最強クラスであることも間違いないですし。
ディアお母さまのお気持ちは嬉しいのですけど、使える強力な手札を出し惜しみしたくないのですよ。
『……ならば賭けをしませんか?
今からわたしと戦って、わたしの角なり牙なりを折ることができたのなら。その時はミラ、あなたが先頭に立つことを認めましょう。
ですが、できなかった時は前線に立たずに、後方からとどめだけ刺すこと。
どうですか? ミラ。』
始まるのか地龍王戦⁈
もちろん模擬戦みたいなものですけど、最強クラス同士の戦いであることは間違いありません。
さーて、書けるかなぁ?
書けなかった場合、割愛して一行で終わるかも。(^^;




