神兎 その53 お母様はひきこもり
いつも、つたない作品をお読みくださいまして、ありがとうございます。
m(_ _)m
今日は500万PVを記念して、お昼にもう一話、特別間話を投稿します。
お話の流れとは関係ないので飛ばしていただいても問題ありませんが、よかったら楽しんでもらえると嬉しいです。
ありがとうございました!ヾ(๑╹◡╹)ノ"
やはり気になるのはブレスと龍鱗ですか。
『龍王ブレス(地属性) 地上最強の生物である龍王のブレス。地属性は高エネルギーを持つ砂礫を高速で吐き出し敵にぶつける。言わば高い魔力を含んだ土石流のようなものであり、質量を持つため物理的な破壊力は炎や風属性より強い。天災にも等しいその吐息は触れるものすべてを破壊するだろう。』
『王龍鱗(地属性) 龍王の持つ龍鱗。地龍王の鱗は特に物理的な防御力に優れている上に、地属性の攻撃はすべて無効化する。もし採取できれば、地上で望みうる最高の素材となるだろう。ただし、地龍王を屈服させることができるのなら、だが。』
いやー、これは勝てんわ。
地属性ブレスは、砂や石つぶてを吐き出してぶつけるわけですか。
たしかに火や風そのものには形がないから、物理攻撃力なら地属性の方が上なのも頷ける話です。
……魔力を含んだ土石流……。絶対に受けたくないですね。
そして『王龍鱗』。
ただでも固い龍鱗がさらにハードに。しかも地属性無効とか。
まあ、地属性攻撃自体そんなに種類がないですけどね。魔法くらい?
オークキングのアースランス(仮)も完封ですね!
……勝った!
これはもう勝ったでいいですよね!
最強の火力と最強の防御力を持つ巨体。
まさに動く要塞のような頼もしさですね!
ディアお母さまがいれば百人力、いや文字通りの万夫不当なのです!
たとえ雑兵が一万人いてもブレス一発ですっきり爽快。
最後に一応ツッコミを入れておくのです。
『ひきこもり 主にして伴侶でもある龍神と大喧嘩の末に、地上の迷宮に引きこもった者。外からの呼びかけにも一切答えず、龍神も今は諦めているようだ。なお、ひきこもってはいるが、迷宮の主という役割は果たしているのでニートではない。』
ニートなんて概念がこの世界にあるのですか?
それに数千、数万歳以上のディアママは、元々ニートには当てはまらないのでは?
っていうか、こういうふざけた称号を与えるのはあのお方なのではないですかね⁈
『テヘッ♡バレたか。』
やっぱりお前かい!!
ピピピーーーッ!
ハイッ、イエローカードなのです!
まだ緊急時以外の念話は禁止ですからね!
『えー、まだダメなの?うさぎは寂しいと死んじゃうんだよ〜?』
イラッ。
いーから黙る!
というか、うさぎはわたしであって、ルーナ様じゃないのです!
そもそも、うさぎが寂しくて死ぬって話は俗説ですからね⁈
つまり!
わたしが死ぬ心配はないですし、全然寂しくもないのです!
未だに時々信じられない……。
自分ごときが書いたお手軽、暇つぶし作品がのべ500万回も見られているとは。
誰かbotとか使って、かついでるんじゃ……⁈
地龍王「何のためにそのようなことをするのですか。
読者様方もそんなに暇ではありませんよ?
素直に感謝することですね。」
ハッ⁈∑(゜Д゜)
分かりました、ディアママさん!
皆さま、ありがとうございました!




