神兎 その41 第一回チキチキ玉兎パイセンモフリ大会!
いつも、つたない作品をお読みくださいまして、ありがとうございます。
m(_ _)m
神兎になってから、あっという間に40話。
これは、やはり「その200」とかいってしまうのか?
^_^;
兎も角、楽しんでいただけると幸いです。
鍛治神様はホクホク顔で去っていったのです。
厳つい髭面のムキムキおっさんなのですが、ちょっとだけカワイイと思ってしまったのは内緒なのですよ?
アドバイスももらったし、基本いい人っぽいですよね。
あとは、わたしも帰るだけなのですが……角の再生で使い果たした魔力を回復させないことには、転移魔法で帰れないのです。
しばらくはここでひと休みですね。
というわけで、再び中庭に座りこんで玉兎パイセンたちの撫で撫でグルーミングを続行しているのです。
ムフー。
リルたちのモフモフはもちろん素晴らしいのですけど、玉兎パイセンたちのモフモフもまた良し。
いつもの食卓ではなく、おかわり自由のバイキングにでも来たような気分ですね。
あっ。となりには一応、ルーナ様も腰を下ろしているのですよ?
地面に直接胡座をかいて、わたしと同じくパイセンたちを撫でているのです。
でもですね?
ルーナ様のまわりにいるパイセンたちよりも、わたしのまわりに集まっている方が圧倒的に多いんですよ!
フッ、勝った!
これはわたしの勝利ですよね!
いやあ、神さまであり、玉兎パイセンたちの主人でもあるルーナ様に勝ってしまうなんて、わたしのモフリテクニックも捨てた物ではないですね!
『いやいや、ミラちゃん。それは違うよ。
今日はたまたま来ているミラちゃんに人気が集まっただけだからね?
ほら、珍しいメニューや期間限定商品なんかが売れるようなものさ。
同じ条件なら、僕の勝ちは動かないね。』
むむっ。
そこまで言うなら、勝負しようじゃないですか。
どちらが玉兎パイセンたちを、より満足させることができるか⁈
『……フフフ、望むところさ!』
……
………………
…………………………
ハイッ!というわけで。
【第一回 チキチキ玉兎パイセンモフリ大会!】の結果は⁈
ジャカジャン♪
わたしの圧勝でしたー!
わたしとルーナ様が、それぞれ一回づつ玉兎パイセンをモフリ、より気持ちよかった方を選んで集まってもらったのですよ。
すると、わたしのまわりには九割がたのパイセンが集まり、残りがルーナ様のそばに。
さすがにこの結果には、たいそう悔しそうなルーナ様ですね。
『くっ……!みんな後で覚えてろよ?』
まあ顔は笑ってるから、本気で言ってるわけじゃあないと思うのですけど。
さて、解説の玉兎パイセン。
この結果は予想していたのですかね?
『もちろんですよ?おひいさま。』『もとより、おひいさまの方がお上手でしたし。』『角うさぎに生まれ変わられたことで、わたくしたちの心地良いツボもお分かりになりましたからね。』『もはや、わたくしたちのグルーミングにおいて、右に出るものはおりません!』
うんうん、そうですよね〜。
わたしの方が元々上手だったんですからね〜……って。
うん……?
今、何か聞き捨てならないことが聞こえたような……。




