表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
350/624

神兎 その1 神兎なのですよ!

いつも、つたない作品をお読みくださいまして、ありがとうございます。

m(_ _)m


これからも楽しんでいただけると幸いです。

 わたしとルーナ様のやりとりを聞いて、技芸神様がコロコロと上品に笑いながらも話しかけてきたのです。


『月神殿のそのようなお姿を見れただけでも、ここに来た甲斐があったというもの。

 よほど、そちらの眷属、ミルラーナに嫌われたくないのでございますね。

 まるで恋する少年のよう。

 少し妬けてしまいますわね。』


 うわぁ……。


 流し目がエロいわぁ……。


 セクシー全開なのですが、品があるというか。

 全部丸出しのエッチな雑誌じゃなく、高級クラブのママというか。

 または、ベリーダンスの踊り子というか。


 そのものズバリのエロではなくて、仕草や雰囲気で感じるセクシーさなのです。


『からかわないでおくれよ、サラサ。

 ま、僕がミラちゃんに恋してるのは、その通りだけどね!』


『ホホホ。幾星霜を経て、恋するお相手に巡り会えたとは。

 これはお祝いに一差(ひとさ)し踊りたいところでございますが、こうしていられる時間にも限りがありましょう。

 いずれ婚儀の席にでも舞わせていただくとして、この場は退出させていただきますわね。

 それでは、皆様ごきげんよう。』


 そう言って技芸神サラサ様は優雅に礼を取り、くるりと身を(ひるがえ)すと、次の瞬間には消えていたのですよ。


 優雅で、エロい大人のお姉さんって感じの神様なのです。

 さぞかし妖艶な踊りを披露してくれそうですね。


『そろそろお別れの時間だね。』


 ルーナ様はそう言うと、地母神様の腕からわたしを受け取ったのです。

 さっきから抱っこされっぱなし。

 なんだか、愛玩動物(ペット)にでもなったような気分なのです。

 まあ楽だし、撫でられて気持ちいいから、別に構わないのですけど。


 わたしをキュッと抱きしめた後、床に下ろそうとしたのですが、うちの妹から待ったがかかったのですよ。


『待って欲しいのデス!

 レイも眷属になりたいのデス!』


 レイ?


 いきなり何を……。


 それに眷属でもない、わたしの従魔が直接、神々に話しかけてもいいのですかね?


『控えるのです、レイ。

 お前はわたしの従魔。言いたいことがあるなら、わたしが聞くのですよ。』


 わたしに(たしな)められたレイは俯いて目を閉じるのですが、ルーナ様が手を差し伸べたのですよ。


『待ってミラちゃん。レイの言い分も聞こうか。

 レイ、なぜ眷属になりたいのかな?

 今、君たちにも神々の加護は与えられたから、それぞれさらに強くなっているはずだよ。』


『でも、レイはまだBランクのままなのデス。

 堕ちた女神との戦いには最低でも、Sランクの力が無いと戦えないのデス。

 だから、レイは眷属になって、ママ姉ちゃんのお役に立ちたいのデス!』


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] まぁ、自出的にもバランス的にも太陽神の眷属でしょけど、副守護神的に戦神と技芸神が両翼に、なんてのも面白かったかな?、なんて思いました。 ミラさんみたく総神から力を受けるのは無理でも、『少しだ…
[一言] レイの発言で真っ先に頭に出てきた言葉が舎弟だった
[良い点] ほう、このタイミングで、ですか。 でもね、レイ。あなたサラサ様が居るうちに言ったほうが良かったんじゃない?(笑) 技芸神様の眷属とか、案外似合ってそうな?(性格的に) ・・・(大人の女…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ