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一周年記念特別間話 玉兎とスクヴェイダーとセイリオスとネヴァン お風呂回!

初投稿から一周年記念の特別間話です。


なんとかかんとか一年やってこれました。

これからもお見捨てなきよう、よろしくお願いします。

m(_ _)m


さて、今回はお風呂回です。

はたしてポロリやチラリはあるのか無いのか。


 カポーーン


 ザバーーー


『ふはぁぁ〜〜〜〜〜〜。

 やっぱり寒い時期は、暖かいお風呂にかぎるのですねぇ。』


『フフッ。そうですね、ミラお姉様。

 体はもちろん、心も休まりますね。』


『うんうん、ランちゃんはいい事を言ったの!

 みんなでお風呂に入れて、リルもとっても嬉しいの!』


『……レイはそんなにお風呂は好きじゃないのデス……。

 羽根が濡れるのが嫌なのデス!』


『鳥類の習性なのですかね?

 羽根が水を吸って重くなったら飛びづらいですから。』


『……しかしながら、ミラお姉様。

 進化したレイのステータスならば、よほどの重量、それこそ百キロ単位の加重でもなければ重荷にはならないと思いますが。

 身体強化で筋力も向上しますし。』


『まあ、本能の問題だから仕方ないのですよ。

 たとえ水をすった羽根で飛ぶのに支障がなかったとしても、気分的に嫌なのですね。』


『嫌なら別に入らなくてもいいのよ?

 ミラお姉ちゃんも、「好き嫌いはあるから強制してはいけないのです!」って言ってたし。』


『お風呂は好きじゃないデスけれど、仲間はずれはもっと嫌なのデス!』


 バチャバチャ


『コラッ!お風呂でバザバサと羽ばたかないのです!』


『そうですよ、レイ。

 苦手なら、いつものように風呂桶の(へり)にとまっていればいいではありませんか。』


『……そうするのデス。』


『フフフ。角うさぎと一緒でカラスも汗をかかないですからね。

 体が小さいレイではのぼせるのも早いから、それが正解なのです。

 まあ、人間に変化すればその限りではないですが。』


『……!その手があったのデス!変化!』


 バチャン


『うわっぷ。レイ!急に抱きつくんじゃないのです!』


「ゴメンなさい!

 ……えへへ。ママ姉ちゃんの抱き心地は最高なのデス!」


『まったくもう……。まだまだお子様ですねぇ。』


『『…………。』』


 ゴクリ


『あ、あのミラお姉様、わたしも人化してよろしいでしょうか?』


『? 好きにすればいいのですよ?

 人間の身体でお風呂もいいものですからね。』


『ありがとうございます!変化!』


『あっ!ランちゃんまでずるいの!

 ぐぬぬぬ……。リルも、リルも早く人化したいの!』


「ハァ……。レイの言う通り、お姉様の抱き心地は至高ですね……。

 お風呂の湯の中で密着するというシチュエーションも素晴らしいです。」


『さ、さすがはラン。難しい言葉を知っているのですね。

 至高とかシチュエーションとか、どこで覚えてくるのですかね?

 ……ひょっとして、ルーナ様から聞いたのですか?』


『ギクッ。』


『⁈ ちょ、ちょっと、ルーナ様!

 いくら婚約者とはいえ、お風呂の覗き見はいかんのですよ!?

 デバガメですか!』


『見てない、見てないよ!

 聞き耳は立ててたけど!』


『どっちにしろギルティなのです!』


ポロリもチラリもありませんでしたね。

( ̄▽ ̄;)

むしろ、湯に浸かるカピバラの群れのようです。


ミラさん心の声

(レイはふくらみが無くは無いですが、まだまだ成長途中ですね。今後に期待するのです。

それよりも、ラン。お前はなぜに、そんなにフカフカなのですか⁈腰はキュッとくびれているのに!

まあ抱っこされてても気持ちいいのですけど!)

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― 新着の感想 ―
[一言] 良しこの辺りにちょっとえっちな気持ちになる香をたいてとそして少々の媚薬を あっ、ルーナ様もいりますか?
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