表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
314/623

玉兎 その145 次鋒レオパ◯ドン……じゃなくて!

いつも、つたない作品をお読みくださいまして、ありがとうございます。

m(_ _)m


四回目のコロナワクチンを打って、副反応でグロッキーです。

熱は大したことないんですけど、節々が痛くてだるい……。仕事も早退しました。

というわけで、今日は執筆は無理なようです。

カサイサンの次回作にご期待ください。


これからも楽しんでいただけると嬉しいです。

 巫女さん?の言葉と共に神器?らしき杖、その先端にある鏡から柔らかな光が溢れたのです。


 激しく暑い日の光ではなく、優しく包みこむような月光。


 その光は神殿の敷地をあまねく照らし出し、さらには塀に沿って神殿と外の世界を隔絶したのです。


 わたしは害鳥(特大)を追って敷地に侵入。

 ランも流星衝の反動を使って距離を取ったようですね。


 むむっ?


 神器からそそぐ光を浴びたら、なんだか気持ちいいというか、なんというか。

 そう、まるでぬるめのお風呂に入ってるかのような、または寝床で毛布にくるまってぬくぬくしているかのような。


 害鳥から受けたキズ(多重たんこぶ)の痛みがゆるやかに溶けていくのです……。


 一方で、害鳥はのたうち回って苦しんでいるのですよ。


 体の表面からぐずぐずに溶けだして、まるで硫酸でもかけられたみたいですね。

 さらには、体からワイトが湧き出すのですが、現れる端から溶けて消滅していくのです。


 な、なかなかにキモい光景ですね……。


 この「月光の領域」の効果は、対アンデッド特効の弱体化(デバフ)と継続ダメージぽいですね。

 ついでに、味方には微弱ですが継続回復効果と。


 めっちゃ便利。

 これだけの支援を受けて負けたら、無能と言われても仕方ないですね。

 ……フラグじゃあないですよね?


 よし。


 今度こそボコボコのチャーンス!


 ラン!


『お任せください!』


 ランはわたしが具体的にお願いする前に、光の槍(ライトジャベリン)を十数本作り出して発射!


 さすが以心伝心、心の家族!


 でも『心の家族』ってちょっとだけ、都合のいい時だけ友達になる、いじめっ子みたいですね。

 猫型ロボットのマンガに出てくる、破壊的に歌が下手なやつ。


『おおっ!心の友よ!』みたいな。


 馬鹿なこと考える余裕があるのも、こちらが圧倒的有利な状況だからですかね。


 いかんいかん、詰めを誤らないよう気を引き締めないと。


 ランが放った光の槍は数本はヒットしたものの、残りは闇の槍で相殺されたのですよ。

 さすがは(本当に)腐っても、元神獣というべきですか。


 しかし、間髪入れずに先鋒ランに続き、次鋒レオパ◯ドン行きま……!


 じゃなくて!!


 それは負けフラグ!


 ランの放った槍に遅れること数瞬、わたし自身が突貫!

 最大まで魔力の刃を伸ばした角剣で切りつけるのです!


 当然、身体超強化に金剛力も発動!


 突っ込んだ勢いのまま害鳥(特大)の左翼を切断したのです!


 続いて中堅、わたし!


 石畳みを割り砕きながら、反動を使って跳躍。

 長い首に向かって魔神撃!


 ザシュ!


 鈍い手応えとともに、害鳥(特大)の首を半ばから切り落としたのですよ!


 しかし!ここで気は抜かないのです!


 さらに副将、わたし!

 跳躍の勢いでわずかに距離をとって、近距離からの〜?


 ブレスー!!ぶおーーー!


 翼と首を落とされ、ブレス直撃で胴体部も大きく抉られて魔石が露出。

 再生しようにも「月光の領域」で阻害されているからどうにもならないのです。


 そして、とどめに大将、わたし!


 その露出したコアに極大魔法を叩き込んでやるのです!


微熱でボーっとしたせいか、ちょっとおふざけが過ぎたでしょうか。


次鋒レオ◯ルドンて。

σ(^_^;)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 更新お疲れ様です。 よし、何事もなければこのまま黒烏野郎に引導を渡せそうですね!···とか書いたらフラグが立ちそうでちょっと怖い(笑) [一言] レオパルド○と聞いて、キン肉マ○を思い出…
[良い点] そんな、ひとりで次鋒から大将までやんなくても・・・ (せめて中堅とか、一旦ランちゃんの出番にしてあげたらよかったのに^^;) [一言] 体調、だいじょぶですか? 無理はしないでくださいねぇ…
[一言] リングとマンモスな人が必要だな あの超人も継承戦のあとの話で活躍したからたぶん大丈夫だよ
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ