表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
280/620

玉兎 その118 ドキッ!モフモフまみれの毛玉祭り

べ、別に「つたない作品を読んで欲しい」なんて言ってないんだからね!

( *`ω´)


……で、でも、読んでくれたことには感謝してあげないこともないのよ?

(๑❛ᴗ❛๑;)

 何事もなく夜が明けたのです。


 わたしは寝始めてすぐに玉兎に戻ったし、レイも当然時間切れ。


 なので、目覚めはモフモフまみれの毛玉祭りなのですね。


 ああ……。


 このままモフモフに埋もれて、ひたすらゴロゴロしていたいのです……。


 なんて思っていると見張り番のリルが、わたしが目覚めたことに気づいて朝の挨拶をしてきたのですよ。


『ミラお姉ちゃん、おはようなの!』


『リル、おはようなのです。

 見張りご苦労様。特に異常は無かったようですね。』


『うん、夜は誰も来なくて静かだったのよ?』


 まあ、さすがにエルダードラゴンまで引っ張り出してきたのですからね?

 そうそう簡単に戦力補充はできないと思うのです。


 ましてや、そのドラゴンをも倒したわけですし。


 ハッハッハッ、もはや我がモフモフ角うさぎパーティに敵はないのです!(慢心)


 っと、油断は禁物ですね。

 敵にどんな隠し球があるか分からないのですから、これからも慎重に、全力で対処していくのですよ。




 さて。


 あれから襲撃もなく、無事に首都に着いたのですよ。


 クレッシェンド?公国の首都は、大きな湖に突き出た半島の上にあるのですね。


 湖には船が幾艘も浮かび、漁をしたり、物資を運んだりしているのです。

 湖に流れこむ川や、逆に流れ出ていく川を使った水運が盛んっぽい?


 あとは船がなければ、攻めるに難く、守るに易い街ですね。

 半島部に入る陸橋部分さえ守ればいいわけですから。


 わたしたちは馬車なので当然陸続きに街に向かっているのですが、窓から見える風景を見ながらお姫様が教えてくれたのです。


「あちらに見えるのがクレサンド湖。

 国名の由来にもなった三日月型の湖ですわ。」


 ……そうそう。お国の名前はクレサンド公国でしたっけ。

 忘れたわけではないのですよ?

 ちょっと間違えただけなのです!


 リルとレイは馬車の中に入っているのです。

 リルはいつもと同じく、わたしの腕の中。

 レイも肩の上ですが、ランはさすがに無理なのですね。


 それでも街中に入る際に余計な騒ぎを起こさないよう、荷馬車の方に乗せてもらったのです。


 なんだか、いつもランだけ別扱いで申し訳ないのですが、ランは気にした風もなく。


『人間の街に、それも人口の多い首都に入るのですから仕方ありませんよ。

 最初に入った村のように、村人すべてに認識されていれば問題ないですが、ここでは無理ですからね。』


 苦笑気味に言うのですが、埋め合わせはするべきだと思うのです。

 変わり映えしなくてスマンですが、あとでご褒美なのですよ!


>ひたすらゴロゴロしていたいのです……。


ミラさんの心情は、作者の偽らざる本心です。

寒くなってきますと、おフトゥンから出るのが辛いですね。

ぬくぬく毛布にくるまって、いつまでもゴロゴロしていたい……。

(:3」z)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] そういえば今さらだけどエルゾンとの戦闘を行ったあの近辺にもともといた魔物あの戦闘とゾンビのせいで森から逃げて人里とかに降りてそう
[良い点] 更新お疲れ様です。 何故前書きがツンデレ風味にwwww それはさておき、ランだけ(人化を覚えるまで)仲間外れになっちゃう問題ですか···。騎乗モンスターという案はベタですから、ミラがラン…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ