玉兎 その105 レイの進化。ご注文はどっち?
いつも、つたない作品をお読みくださいまして、ありがとうございます。
m(_ _)m
今日は「転生したら粘体」の新刊を買ってきたので執筆はお休みです。
カサイサンの次回作にご期待ください。
逆撫で、くすぐり地獄を味わい、息も絶え絶えのレイ。
やっぱり、どことなく嬉しそうな気がするのです。
……マゾっ気でもあるのですかね?
そんなレイを放置して進化先を検討するべく、ステータスの進化可能欄を見るのです。
『レッドクロウ ランクC
ライトクロウ ランクB
ネヴァン ランクB』
ふむふむ。やはりリルやランと同じく、特殊な進化先が出てきたっぽいですね。
リルの時にも一応進化先にジャッカロープも出てはいたわけですし。
ですけれど、特殊な条件を満たした進化先とか、選ぶしかないじゃないですか!
なので、レイの進化先も基本的には一択しかないですけど、一応確認はしておくのです。
『レッドクロウ(赤烏) ランクC 太陽神の使いとされる三本足の真紅のカラス。わずかながら神性を帯びる。その真偽は不明だが、なんらかの関わりはあると思われる。ホワイトクロウの上位種族であり、同じく高速飛翔からの火、光魔法の弾幕で敵対するものを蹂躙する。』
『ライトクロウ(陽烏) ランクB 太陽神の使いとされる三本足の白いカラス。神性を帯びる。御使いではあるが、太陽神に直接会えるわけではなく、上位の御使いや眷属から指示を受けるらしい。その名の通り、日中に能力が向上し、夜間に弱体化する。また、太陽の光を浴びることで体力、魔力を回復させることができる。』
うーん、ホワイトクロウの正統上位種族といったところですか。
このまま、この系統で進化しても太陽神の眷属になれそうなのですが、特殊な進化先の魅力には勝てないのです!
『ネヴァン ランクB 特殊な条件下でのみ進化できる、ワタリガラスの姿をした聖獣。神性を帯びる。戦いに勝利をもたらすとも言われ、恐ろしい鬨の声を上げて戦場を飛び回り同士討ちをさせる。また、戦いの前に戦死する者の武具を洗い、死を予告するという。』
あれっ?
なんだか、少しだけ不審というか不穏な進化先なのですけど。
死を予告するとか、同士討ちをさせるとか。
なんだか死神チックというか、バンシーっぽいというか。
不吉なカラスっぽいのですね。
うーむ。
これはどうするべきですかね?
さっきまでは特殊な進化先一択だったんですけど、解説を見てしまうとビミョーな気分になるのです。
ここは実際に進化する本人ならぬ、本鳥に聞いてみるのですか。




