玉兎 その99 うわーん!(泣)
いつも、つたない作品をお読みくださいまして、ありがとうございます。
m(_ _)m
これからも楽しんでいただけたら幸いです。
まったくもう!(怒)
あ、あんな格好……破廉恥なのです!
神獣変化は強力なスキルですが、ぶっつけ本番で使うのは危険と思い森の中で試しに使ってみたら…………。
……バ、ババ、バニーガールになってしまったのですよ……!
翼と角や耳はそのままに、体は人間っぽいのですけど!
腕は肘まで、足は膝まで髪と同じ金色の毛皮で覆われ!
手足は肉食獣のような鋭い爪が生えて!
お尻にはふさふさ狼しっぽ!
しかして胴体はバニーガールのようなレオタード状に金色の毛皮で包まれていたのです!
しかも、お股はハイレグ気味な上に、背中は丸出し素肌……!
こんな格好を不特定多数に見られでもしたら……!
……もう、もうお嫁に行けないのですよ!!
うわーん!(泣)
というわけで!
神獣変化は断固拒否するのです!
それはもう生きるか死ぬかという、ギリッギリのギリッギリまで奥の手として隠しておくのですよ!
分かったのですか?
返事は⁈
『わ、分かった!分かったから!
お嫁に行けないとか言わないで欲しいな!ミラちゃん!
……でもでも、僕はとても素敵だと思ったけどね?
ミラちゃんの威厳というか、凛とした野生の強さと、照れてる可愛さが相まって……。
控えめに言って最高だったよ?』
うわーーん!!!(泣)
やっぱり見られてたー!
こ、こうなったら禁断の闇魔法でルーナ様の記憶を消すしかないのです!
急いで月神宮に向かわねば……!
『待って待って!落ち着いてミラちゃん!
記憶の操作は難しいから、やめた方がいいよ!
それに神には通じないから!
……にしても、なんでそんなに恥ずかしがるのかな……。
今までだって人化する時に、裸もがっつり見てるんだよ?
それよりは大事なところが隠れてるだけマシってものじゃない?』
裸もがっつりって!
デリカシーなさすぎなのです!
このエッチ変態エロ痴漢むっつりスケベ神!
覗きは犯罪なのですよ?
大人しく自首するのです!
どこへって?
それは警察的なところへ。
きっとあると思うのですよ。
アホな神さまに罰を与える部署、というか機構が。
『いやたしかに神議会はあるけど……。
どちらかというと、地上への介入を申請したり、許可を与える場だし。
神々を罰するのは、世界の理を歪めたり、神々そのものを傷つけたりした場合かなぁ?
それに僕の場合は、あくまでも地上で進化した眷属を心配して見守っているだけだから。
覗きにはあたらないね、うん。』
……なんだか屁理屈で誤魔化されている気がするのですけど、気のせいですかね?
ものは言いようですね……。




