表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
148/622

ヴォルパーティンガー その82 無茶言うんじゃないのです!!その2!

ブックマーク登録、星評価、いいね、ならびに感想を送っていただきまして、いつもありがとうございます♪

( ´ ▽ ` )


つたない作品ですが、これからも楽しんでいただけたら幸いです。

 思わずジト目でルーナ様を見てしまうのですよ。


「いやいや!ミラちゃんはDランクのアルミラージの時に、二つも上のBランクのオークキングをいいところまで追い詰めたんだから、一つ上なんて楽勝だって!」


 騙されないのですよ。


 だいたい、戦力はランクだけでは分からないのです。

 龍王というからには、きっとえげつない能力値だったり、スキルとか持っているに違いないのです!


 龍王とご対面なんてパスなのです。パス。


「そっかー。残念だなぁ。

 きっと地龍王も喜ぶと思ったんだけど。」


 なんで喜ぶのですか⁈

 まさか生け贄的な話なのですか⁈


 ……それとも地の龍王は可愛いもの好きなのですか?


 うさぎとか。


「え? ああ、うん。そうそう、そんな感じ。」


 その、気のない返事!

 絶対ウソなのです!


 やっぱり迷宮踏破は勘弁なのです!

 大人しく聖域を目指すのですよ!


「まあ、それが一番無難かな。

 だけど、ミラちゃんのランクなら上がるかもしれないよ?」


 それは……いったいどういうことなのですか?


「せっかくここまで来たのに、手ぶらでは帰さないってことさ。

 君には僕の祝福と、新しく名前をあげようと思うんだけど、どうかな?」


 それは願ってもないことですが。

 もし、進化しても本体は眠らなくて済むのですか?


「うん。そこは心配いらないよ。」

(まあ少しだけ光ったり、神々しくなったりするかもしれないけど。)


 今、何か言ったのですか?


「いや?なんにも言ってないよ?」


 ふーん?


 怪しいのですけど、まあいいのです。


 憧れの名付けで進化(他力本願)なのですからね!

 むふふふ。楽々進化でまったり生活がさらに進むのですよ!


 これでSランクにでもなれれば、地龍王に会いに行ってやってもいいかもしれないですね。


「本当かい?そうしてくれると、僕としても嬉しいよ!

 彼女にもいい報告ができるね。」


 彼女?


 地龍王は女性なのです?知り合いなのですか?


「うん。古い知り合いでね。まあ、遠い親戚みたいなものかな。」


 龍王が親戚って。


 まあ神様だし、不思議じゃないのですかね。

 龍神とかいそうですし。


「よく分かったね。地龍王は龍神の奥さんの一人なんだ。

 今は夫婦ゲンカ中で、迷宮で別居状態だけど。」


 ………神にも夫婦ゲンカとかあるのですね。


 しかも別居とか。原因は聞かないでおくのです。

 ひと様のご家庭の話ですからね。

 首をつっこむ気はないのですよ。


 それで?最後の手段、転移魔法の場合はどうなのですか?


「ミラちゃんは精神だけとはいえ、もうここに来ているからね。

 転移の目標としては登録できてるんじゃないかな?」


 え?それなら転移魔法で来ればいいのではないですか?


「ただねー、距離が地上の移動とは比べ物にならないから、消費するMPの桁が違うんだよね。」


 ………この世界の転移魔法は、移動距離が消費MPに依存しているのですか。

 ちなみにどれくらいなのです?


「だいたい8000ポイントくらいかな。」


 やっぱり無理ゲーじゃないですか⁈

 8000とか、どんだけレベル上げればいいのですか!


 無茶言うんじゃないのです!!その2!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] つまりレベルアップ=『大量に殺せ』と? やはりこの神、すごく胡散臭いぞ! 逃げてラビット!
[良い点] 更新感謝です
[良い点] 更新お疲れ様です。 8000wwま、まぁどの手段を取るにせよ強くなる事はマイナスにはならない世界観ですし多少はね?···強くなっても面倒な奴等に絡まれるのは多分避けられないでしょうけど(…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ