ヴォルパーティンガー その80 一生の不覚なのです!
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m(_ _)m
は、恥ずかしいのです………。
お声は聞いていたとはいえ、ほぼ初対面の人というか、神様の胸でスンスンと泣いてしまうとは…。
これはミラちゃん、一生の不覚なのです!
穴があったら入りたい!
っていうか自分で掘るから放して欲しいのですよ!
「それは無理だよ、ミラちゃん。
今の君は精神体だから、物理的に影響を及ぼすことはできないからね。いや、魔法を使えばいけるか?
まあ、それでも僕の宮殿に穴を空けないで欲しいかな。」
ぐう。
ぐうの音も出ないとはこのことですか。
いや、なんか出てはいるのですが。
ていうか、わたしが精神体なら、なんでルーナ様は抱きかかえられるのですか。おかしくないですか?
「そんなことないよ?ここは僕のホームで、僕は神だからね。
心ごと抱きしめるくらいは、大したことじゃないよ。」
こ、心ごととか………!
と、兎に角、泣き止んだので、話を進めるのですよ!
ルーナ様、月神宮へはどうすれば行けるのですか?
というか、そもそも地上にないのでは?
「フフフ、その通り。僕の住まいは月にあるのさ。
通常の手段でたどり着くことは不可能だね。」
え〜〜?それじゃあ、お嫁入りできないのですよ!
……ん?別に構わないのでは?
いやぁー、わたしとしてはお嫁入りする気満々だったのですけど、残念なのですね〜。
通常の手段では不可能なら仕方ないのですよ。
いや、残念残念、なのですね。
「ちょっ⁈ちょっと待って!
通常の手段では無理だけど方法が無いわけじゃないからね⁈」
チッ。やっぱりあるのですか。
まあそんなことだろうと思ったのですよ。
「今、舌打ちしたよね⁈
なんか扱いがどんどん雑になってない?」
気のせいなのです。
そんなこと、気にしたら負けなのですよ。
分かったら、今すぐに教えるのです!
「まあ、そんな風に扱ってくれるミラちゃんが好きなんだけどね。
フフフ、毛皮で誤魔化せてるけど、顔赤いからね?
可愛いよね。」
か、かかか、可愛いとか面と向かって言うんじゃあないのです!
恥ずかしくないのですか!
いい加減にしないと怒るのですよ⁈
「分かったから!教えるから!
まったく、相変わらず照れ屋さんなんだから。」
ギロリ。
「ゴメンゴメン!じゃあ教えるよ?
月神宮に行く手段は、現状では三通りあるね。
一つは、聖域から僕たちに招かれる。
一つは、転移魔法陣を使う。
もう一つは、転移魔法で来る。
この三つだね。」
ほうほう、なるほどなのです。
今のわたしは招かれた、というわけなのですね。
「その通り。ただし、僕の加護の厚い本神殿ではないから、精神を招くだけで精一杯なんだ。ごめんね?」
?
なぜ謝るのですか?
それはルーナ様のせいではないのですよ?
自分の責任ではないことで謝る必要はないのです。
と言ったら、なぜかルーナ様はわたしを、ぎゅっと抱きしめてきたのです。
わたしの頭上には、またハテナマークか複数浮かぶのですよ。
???
今日は仕事がお休みの日なので、夜にもう一本投稿するつもりです。
今のうちに貯金、貯金!




