特殊性癖の鼻太郎くん
人の顔を陵辱することに生き甲斐を感じる者がいた。その者の名は顔面鼻太郎。18歳だ。
この男がこの趣味に目覚めたのは高校1年の夏だった。当時付き合っていた彼女の寝顔に面白半分に鼻フックを付けたことがきっかけだった。
しかし、この時鼻太郎はビビッときた。変形した顔に性的興奮を感じたのだ。滑稽な顔を見て沸き立つものがあった。
それからというもの顔面陵辱に興味を持つようになったのだ。
「ふふん。さて、学校に行くか。」
鼻太郎の朝は早い。7時に家を出て電車で1時間30分かけて学校に向かう。学校に到着後、着席する。
鼻太郎が席に座ると前に座っている女の子がおはようと挨拶してきた。
この女の子の名前はA子ちゃん。クラスで一番可愛い女の子だ。
A子ちゃんは茶髪のショートボブでぱっちりした目が特徴的だった。身長も165cmとスレンダーな感じだった。
ただ一つ胸がぺったんこなのを本人がめちゃくちゃ気にしている。だが鼻太郎にとってはどうでも良いことだった。
頭の中では鼻フックさせたらどんな醜態を曝け出してくれるのかということを想像していた。
これだけ可愛い子でも鼻フックや顔パンストをすればどれだけ顔を崩すのか気になって仕方がない。
欲望が抑えきれない鼻太郎はどストレートに嫌われるのを承知で鼻フックをしても良いか尋ねた。
すると驚きの返答が返ってきた。
「いいよ。そのかわり、人のいないところなら。」
鼻太郎は喜びで満ち溢れた。放課後、人気のない体育館の倉庫にA子ちゃんを呼び出した。
A子ちゃんがなぜ乗り気なのかわからない。鼻太郎はなぜ承諾してくれたのかをA子ちゃんに聞いてみることにした。
「私、実はドMなんだ…。」
返ってきたのは意外な言葉だった。クラスのマドンナとも言える存在がまさかのドM体質だった。
鼻太郎はドMなA子ちゃんを想像しただけだけで笑いが止まらなかった。
「じゃあ早速始めるぞ。」
目を閉じるA子ちゃんに鼻フックを装着。徐々に鼻が縦に広がっていく。限界まで広げていくと鼻の穴の奥まで丸見えになった。
やや涙目でこちらを見ているA子ちゃんの姿に原型はなかった。やはりどれだけ可愛い子でも鼻フックの前では不細工になる。
恥辱の限りを尽くして曝け出された醜態はとにかく滑稽だった。鼻毛ははみ出し鼻の奥にある緑色の鼻○そが丸見えだった。
「んーッ、んーッ。」
苦しそうだったので鼻フックを外すと元の顔に戻った。鼻フックの弊害で鼻水と涎を垂らしている。
鼻太郎は実は他にもやりたいことがあった。それは顔パンストである。しかし、流石にもうやってくれないだろうと思っていたが。
「別にやるけど。一回やって見たいと思ってたし。」
なんと快諾してくれた。だが、顔パンストは一人ではできない。もう一人参加者を募ることになった。
A子の伝手で隣のクラスで一番可愛い女の子を連れてきてくれた。その子の名はB美。黒髪のセミロングで奥二重の女の子だった。
身長は157cm。胸はA子と比べて大きくEカップくらいはありそうだった。
B美はA子に負けず劣らずの美少女だったがB美も顔パンストを快く引き受けてくれた。
「それじゃあ顔パンスト相撲始めてくれ。」
鼻太郎の合図で二人は同時に顔にパンストを履いた。この時点ではまだギリギリどちらも可愛い。
ちなみに勝敗はパンストが脱げた方が負けというシンプルなものだ。敗者には三方向鼻フックと開口器という人生史上最大の辱めが待っている。
「よーい!はじめ!」
鼻太郎の掛け声と共に両者逆方向に向かって勢いをつけた。お互いがパンストによって顔を締め付けられ目は線のように細く顔はクシャクシャでお世辞にも可愛くはない。
しばらく膠着状態が続く。その間どんどん顔は変形していく。
とくにA子は先ほど見せた顔よりさらに酷い。力で顔の肉はあらぬ方向に押しやられている。想像を絶する不細工な顔だった。
だが、勝負に負けるわけにはいかない。たとえ恥を捨てても勝つ。A子はさらに顔を歪ませて力を入れる。するとB美のパンストが脱げて勝負は決した。
「勝者!A子!」
負けたのは黒髪セミロングの美少女B美。先刻のパンスト相撲では羞恥心が邪魔をしたのか必死になることも顔をあまり歪ませることもなく勝負に負けた。
だが、ここからがB美にとっては地獄だった。先の戦いで必死になればよかったと後悔するほどに。
「じゃあ負けたB美に罰ゲームだ。」
まずB美に開口器をつけて、次に三方向鼻フックを装着した。それから鼻をどんどん広げてゆく。
「す、すごい。」
鼻太郎は初めての光景に感激した。先ほどまでの鼻フックやパンスト相撲が茶番であったかのようなものだった。
華麗な美少女のB美はそこにはなく、ただただ不細工だった。おそらく彼女がこれほど酷い顔をしたことは人生にないだろう。
鼻を限界まで広げ口も白い歯と歯茎が見えている。犬歯には昼食に食べた残りカスであろう青海苔がついていた。涎も抑えられないのか湧き出てくる。
そして鼻の中のは大量の鼻毛が見えている。鼻水を垂れ流し顔は苦痛に歪ませていた。A子と違い顔を赤らめている姿が更に鼻太郎の性欲を刺激した。
「ちょっと鼻毛抜いちゃおうか」
ブチッとB美の鼻毛を抜くと苦悶の表情をした。目は白目を剥き「んーっ!んーっ!」と声も苦しそうだ。
「ごめん、そろそろ外そう。」
B美の鼻フックと開口器を解除した。B美は安心したような表情を見せた。だが、まだこれで終わりではなかった。
そのあと間髪いれずに鼻太郎はB美の両鼻に指を突っ込んだ。B美は不意打ちに再び白目を剥いて失神した。その姿はブスと言わざるを得ない。
B美の鼻から指を抜くと大量の鼻水が指についていた。それをティシュで拭いてからB美も起こした。
B美は起きた後に鼻太郎に近づいて押し倒した。鼻太郎は困惑するが、A子も近づいてきて鼻太郎を拘束し始めた。
「えっと、何するんだ?」
「決まってるでしょ。私だけじゃ不公平だから貴方にもやってもらうの。」
「え?嘘だろ、おい、やめろぉー!」
鼻太郎の悲鳴が倉庫内に響き渡った。しかし、因果応報というやつである。この後、鼻太郎がどうなったか知るものはいない。
ーーーーーENDーーーーー