第一章飛び入り訪問編
唯は近くで一人暮らしをして朝から手伝ってくれてるのでした。
店長である颯太も最後のチェックを終えて自室である二階へと戻っていきました。
部屋に戻り一人なると颯太は今までの話さなかったのが嘘のように明るなりました。
「今日も終わった~。明日も頑張らないといけないなでもその前に」
そう言って、リビングの他に2つある部屋の内一つのドアを開けました。
その中はパソコンと部屋の中にはいろんなフィギアや同人誌があったのです。
「ただいまみんな。さてと」そう言ってパソコンを起動してメールや通販サイトを調べて自分の気に入った物を予約していました。
颯太は隠れオタクであり人とは喋らないのではなく口下手で最低限のことしか言えないのでした。
少し時間がたって「さてと、そろそろ夕飯の準備をしようかな」
パソコンの前から立ち上がりリビングにあるキッチンへと行き冷蔵庫を調べて
夕飯の献立を考えていました。
颯太はパン作りだけでなく料理自体も好きで毎日自分で色んな料理を作っていたのです。
夕飯ができる直前にインターホンがなりました。
「ん、頼んでたものでもきたのかな。確か今日は届くものはなかったはずなんだけどな」
不思議に思いながらインターホンがしつこく鳴る玄関へと向かいました。
「はいはい、今、開けますよ~」
ドアを開けるとそこには、夕方自宅に帰っていたはずの唯が荷物を持って立っていたのでした。