六章
颯太は1階の仕事場にいきいつもの仕事を始めました。
「さて今日は、唯がいないから大変だけど一人で頑張らないとな。
といっても初めは一人でやるつもりだんったしな」
仕事は遅れながらも何時もどおりに進みお店が開くまでは
うまくいっていたのですが開いてからは思い通りにいはいかなかったのです。
お客さんに呼ばれてレジへ行き奥に戻って仕事をすると
目が回りそうに大変なことになってきた時でした。
「すみません~」
「は~い、今行きます」
そう言って颯太がレジへ向かおうとした時に唯ではない女の人が出てきて声をかけて来ました。
「颯ちゃんはそっちの仕事に集中してレジは私がやるから」
「あ、ああ、わかった」
二人は暫くそれぞれの仕事に集中してお客さんと仕事が落ち着いた時
颯太は手伝ってくれた彼女にお礼を言いました。
「手伝ってくれてありがとう。それにしても君は誰なんだ?」
「も~忘れちゃったの。颯ちゃんって結構はくじょうなんだね」
「その呼び方ってま、まさか菜月なのか」
「そうだよ。久しぶりだね颯ちゃん」
「久しぶり。だけどわからないよ。会ったのは結構前だし菜月変わりすぎだよ」
「そうかな。そんなに変わってないと思うけどな。それを言うなら颯ちゃんも変わったよね」
「そうか?」
「うん。よく喋るようになってるし、なんだか頼りがいのある感じになってるしかっこよくなってるよ」
「そうかな。菜月もかわいくなったよな」
「褒めてもなにもでないよ」
「っと、それよりも何でここにいたんだ?」
「それはね。昨日帰ってきたから颯ちゃんに挨拶するのとここで
働かせてもらおうと思ってきたんだよ。そしたら一人で忙しくしてたからびっくりしちゃった」
「なるほど。挨拶に来たのに巻き込んで悪かったな。
何時もならもう一人いるんだが、体調が悪くて今日は休んでるんだ」
「そうなんだ。じゃあ何時もは二人で仕事をしてるの?」
「そうだ。っとそうだちょっと俺は二階に用事があるから行って来るよ」
「お店はどうするの?」
「少し閉めるよ誰もいないし」
「そっか、じゃあ私も二階に着いていっていいかな?」
「え、で、でも今日は挨拶だけだったんだろ。これ以上手伝ってもらうのも悪いし帰って休んでろよ」
「そんなに疲れてないし大丈夫だよ。何で颯ちゃんは、私を二階に連れていきたくないのかな?」
「い、いや掃除とかしてないから汚れてるからだよ」
「それなら私がやってあげるよ」
「それこそ悪いだろ」
「気にしない、ほら二階に行くんでしょ早く行こう」
「わかったよ」
颯太はお店を少しの間閉めて唯の様子を見るために二階に行くつもりが
菜月もついてくることになったのでした。




