第四章訪問編
「戻りました。あれ、店長その方は?」
「おかえり。こちらは前俺が働いていた店のオーナーだよ」
「初めまして私は井口若菜、紹介された通りここから離れた所のオーナーをやっているわ。よろしくね」
「こちらこそ、私はここで働いている中野原唯です」
二人は挨拶をすると若菜が颯太に話をしてきたのです。
「それにしてもあまり人とコミュニケーションとるの苦手だったはずなのに
誰かと働くなんて変わったわね颯太君」
「そうですか?確かに苦手でしたけど話せなかったわけじゃなかったですよ」
「そうかな、こんなに受け答えしてくれたこともなったと思うけどな。これも唯さんの影響かな」
「私ですか、まあ確かに店長は初めは最低限のことしか話してくれませんでしたけど」
「でしょうね。颯太君は仕事のことしか話さないはずだったもの、でも残念だな~
私が颯太君を変えたかったんだけどな。
なにがそんなに颯太君を変えたのかな仕事じゃないとしてプライベートでなにかあったのかな」
その言葉を聞いて颯太は今の現状を思い出してばれたらまずいと思いごまかそうとしたのでした。
「な、何もないですよ。一緒に働いていて変わってきただけですって
そ、それより仕事しなきゃ忙しいからこれで」
「待った。忙しいっていっても今は作業も落ち着いてるんでしょ、
お客さんも今はいないみたいだし何でこの話題を避けようとするのかな。
まさか唯さんがさっき上から降りてきたのと関係があるの?
上って休憩室じゃなくて颯太君の自室だったよね?」
「えっとそ、それは・・・」
颯太がどう答えていいか迷っていると唯が当然のように答えました。




