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MOON&STAR

Star festival

作者: 深瀬 月乃

今日は、年に一度の星祭り。


うさぎのMOONは、はりきって飾り付けをしていました。


「STAR、今日は星祭りだよ。天気も良いみたい。」


『楽しみだね。織り姫と彦星も会えると良いね。』


ねこのSTARは、MOONの楽しそうな顔を見て、嬉しくなりました。


「うん。だけど、年に一度しか会えないのはかわいそうだよね…。」


もし、私がそうなったら…耐えられないなぁ。


『そうだね…。僕は、MOONとずっと一緒にいるよ。』


「STAR…。」


私は、STARといられるだけで幸せ。


『MOON、お願い事を書こうよ。』


「うん。」


2人は、短冊にお願い事を書きました。


『笹に結んでおこう。」


「うん。あっ、私届かないから…結んで?」


『分かった。』


STARは、MOONの短冊を受け取り笹に結んであげました。


「ねぇ、STARは何をお願い事したの?」


『僕は…、MOONの笑顔がたくさん見られますようにってお願いしたんだ。』


MOONは、それを聞いて泣きそうになりました。


『MOON…?大丈夫?』


「うん、嬉しかったの。私もね、STARが幸せでいられますように…って書いたよ。」


『ありがとう。』


そして、夜になり2人は星空を見ました。


織り姫と彦星が再会出来ている事を、願いながら…。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  幸せを願いたいです。 [一言]  本当に好きな異性とは一年に一回しかめぐり合えないのかもしれません。
2016/07/09 11:14 退会済み
管理
[一言]  お久しぶりです、深瀬さん。葵枝燕です。  「Star festival」、読ませていただきました。  STARとMOONの、お互いを大切に愛しく思う気持ちが伝わってきました。  読みながら…
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