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いつか終わるその日まで  作者: 在間 零夢
不死の旅路
1/17

第** 死と終わり

厨二病全開!

作者はメンタルが弱いので感想でなく意見でない誹謗中傷はご遠慮ください。

物事が生まれる、または始まるにはまず終わりがなければいけない。終わりがあるから始まりがある、それはすべてにおいて絶対である。





 世界とてそれは例外じゃない。





 例外などありえない。





 例外なんてあってはいけない。





 死とは一つの終わりだ。

 ただ勘違いしてはいけない、それはあくまで一つであってスベテではないということ。

 たとえば人が(仮にこの人の名前をAとする)一人死んだとする。そうすると、当然者から物へ成り下がり人生は終わる。

 たしかに死んだことにより『生』を失いAの人生は終わった、でも『A』という人間の元の元の元の元は死んでいない、いや終わっていない。『それ』は『A』が死んだ後もまた新しい『モノ』を作り出す、簡単に言えば、生まれ変わりである。もちろんそれは完全な

『A』ではない、だが『A』と元は同じであり無意識よりもさらに深いところではあるが、たしかに少しだけでも『A』の記憶、経験などは残っている。いわば『A』の別の可能性

なのである。

死は『A』の中の人生という一つを終わらせただけであり、すべてを終わらせたわけじゃない。すこしだけだが『A』はまだ続いているのだ。

終わりとはすべての果て、結果だ。果てには続きがない、続きがないから終わりである。逆に言えば続いてる限り終われない。

つまり――死んだだけじゃ『A』の元はまだ続いてるため終わっていない――ということになる。

死も一つの終わり、世界で生きるには生まれる前に死を決定付けられる。不死など存在しない――だが。





世界は不完全である・・・・・・・・・





そのためどうしても不具合が、バグがでてしまう。それは世界に生きながらも、世界からの影響をほとんど受けられない存在。存在として、生き物なら生き物として、致命的な欠陥があるにもかかわらず認められている、認識されている異常。

たとえば、本来死がない『モノ』は生き物ではない『何か』だ。つまり不死者は生き物ではなく現象に近いモノ、それにもかかわらず『生』があって『死』がない不死者が生き物として認められている、認識されている。これは異常だ。世界にありえるはずがないモノが存在するのはりっぱな――りっぱというにはおかしいが――バグ、不具合だ。

この世界にはそんなありえない『モノ』が存在する。

不死者を『殺す』には『終わらせる』か『直す』しかない。





 そして四月の終り。死に焦がれた哀れな不死者かれ自身すべての終わりと出会う。

「殺して、魅せようか」

永い、永い旅路の果ては今ここに――。


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