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亀の短歌

作者: 立砂あくび

◆餌食べて

 今日はかつおで

 満腹じゃった

 きっと明日は

 餌抜きじゃろう




◆ひと泳ぎ

 餌入れ覚えて

 もうひと泳ぎ

 主人はじーっと

 ただ見る朝焼け


亀。雄。1歳。おとたま。




◆ともだちの

 あくびが死んで

 悲しいかな

 僕がいかくを

 覚えた悲劇


亀。雄。1歳。おとたま。




◆ぼくは亀

 今日は何を

 しようかな

 石に登って

 また、考える


亀。雄。1歳。おとたま。




◆幼き日

 苔にまみれて

 顔あげて

 じゃがいもを見て

 連れて行かれた


亀。雄。1歳。おとたま。




◆苔とれて

 気づいてみれば

 あぁじゃがいも

 ぼくを見捨てた

 あぁじゃがいも


亀。雄。1歳。おとたま。






















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― 新着の感想 ―
[一言] かわいくて面白いです! カツオ食べると餌抜きなの?w
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