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□■第1話 盗賊の撃退■□


 これからどうしようか――。


 教会を追い出された後、クロスはとりあえず一番近くの大きな都に向かうことにした。


 クロスの働いていた神聖教会の支部は、小高い丘陵の上にあった。


 街へは、平原を越えて森を抜け、街道に沿ってしばらく歩かないといけない。


 クロスは獣道を進み、その後ろにエレオノールがふわふわと浮遊しながらついてくる。


『結構歩きましたよ、クロス。疲れていないですか?』


 教会支部から街に向かう際には、馬車等の移動手段を使うのが普通だ。


 徒歩だとかなり時間が掛かってしまう。


『ちょっと休憩した方が良いのでは?』

「大丈夫ですよ、むしろ、良い運動です」


 エレオノールを振り返り、クロスは微笑む。


 クロスは《魔法》の鍛錬だけでなく、肉体の鍛錬も怠っていない。


『健全な魂は健全な肉体に宿る』という教会の教えに則り、不摂生をせず筋力のトレーニングも欠かさなかった。


 なので、この程度の移動はどうってことない。


「体を鍛えていたのは、結果的に正解だったかもしれないですね。これなら、肉体労働系の仕事にも再就職できそうですし」

『ふむふむ、そうですね。ですが、クロスは折角《魔法》も使えるのです』


 そこで、ふよふよとクロスの前に回り込んで、エレオノールが言う。


『どうせなら、冒険者になってみませんか?』

「冒険者……」


 冒険者。


 冒険者ギルドに所属し、舞い込んでくる様々な任務(クエスト)をこなして報酬をもらう、言わば自由業のようなものだ。


『必要なのは、自身の腕と実力のみ! 能力一つでのし上がり、最高ランクの冒険者ともなれば貴族や王族からも一目置かれる存在となる! 正に自由と一攫千金を絵に描いたような職業ですよ! 現在、ギルドへの登録手数料もお得になっているキャンペーン中! 今がチャンス!』

「女神様、その宣伝文句は一体どこから聞いてきたんですか……」


 冒険者ギルドの回し者のようである。


 しかし――と、クロスは考える。


「お金や地位はともかく、確かに冒険者になれば……」


 その時だった。


 クロスの耳に、どこからか甲高い馬の鳴き声が聞こえた。


「!」

『ん? 今、何か聞こえましたね……』


 馬のいななき声……しかも、かなり逼迫したようなものだった。


 もしかして……。


 思ったと同時、クロスは走り出す。


『あ! クロス! 待ってください!』


 後方からエレオノールも慌てて飛んでくる。


 クロスは走る。


 平原を駆け抜け、森に入る。


 木々の間を縫うように走り、やがて、拓けた山道に到達した。


「………」


 予想は当たった。


 悪い方にではあるが。


『ぜぇ、ぜぇ、く、クロス、どうしたのですか、突然……』


 ヘロヘロになりながら追い付いたエレオノールに、クロスは声を潜めて言う。


「……盗賊です」


 山道の途中で、馬車が十数人の男達に取り囲まれていた。


 武器や防具や身に纏った、見るからに荒々しい、厳つい雰囲気の男達は――まず盗賊団と見て間違いないだろう。


 最近、お尋ね者達が徒党を組んで各地で通行中の市民を襲っていると、王国騎士団からも通達が来ていた。


 襲われているのは二頭立ての馬車――見るからに大金持ちが乗っているとわかる。


 馬車を引いていた二頭の馬達は、体に矢が突き立てられ倒れている。


 おそらく護衛だろう――鎧を纏った騎士達も、負傷して横たわっている。


 矢を受けた者や、切り傷を負った者……彼等が私設騎士団の者達なのか、王国騎士団の者達なのかはわからないが、それでも生半可な実力ではないはずだ。


 おそらく不意打ちを受け、数で攻められ倒されたのだろう。


 苦しそうに呻く騎士達や、浅い呼吸を繰り返す馬を見るに、矢には毒が塗られていたようだ。


 そして、下卑た笑みを浮かべた盗賊の男達は、馬車の扉に手を掛け、乱暴に開ける。


 中には、綺麗な衣服を纏ったいたいけな女の子の姿があった。


 お付きのメイドに抱き締められ、一緒にふるふると涙目で震えている。


 どこかの大富豪の令嬢なのかもしれない。


『金目のものはあまり持って無さそうですが、あのお嬢様を攫って身代金を要求するつもりなのかもしれないですね』

「………」

『あ、クロス!』


 クロスは木々の間から姿を現し、馬車を取り囲む盗賊達の前に現れた。


「ん? 何だ、お前」


 男達が振り返り、クロスの姿を見る。


「通行人か? こっちは今忙しいんだ、痛い目に遭う前にとっとと消えな」

「おい、そいつ神父じゃないか?」


 クロスの格好を見て、盗賊の一人が言った。


「なんだ? 神様の名の下に悪事は見逃せねぇってか?」


 クロスよりも二回りは体の大きい、筋骨隆々の男が前に出る。


 手には、巨大な手斧を握っている。


「偽善者め。どうした? 力尽くで止めて見せろよ」


 男の言葉に、他の盗賊達も追従して嗤う。


 クロスは、黙って右腕を持ち上げる。


「……気に入らねぇな」


 そんな、クロスの冷静な態度が癪に障ったのか、男は手にした斧を振り上げた。


「片腕になってもそんな顔してられるか、確かめてやるよ!」


 そして、斧を振り下ろす。




 ――瞬間、クロスの右手に、光の刃が握られていた。




「《光刃(スラッシュ・レイ)》」


 迫り来る、重く厚い鋼鉄の塊と、クロスの召喚した光の刃が交錯する。




 ――一瞬の間の後、切り飛ばされた手斧の刃部分が、近くの地面に落下して突き刺さった。




「…………………は?」


 刃が両断された斧を振り下ろした姿勢で、屈強な男は間の抜けた声を発する。


 衝撃も無く、手の中の得物――その重厚な刃渡りが切断されたのだ、仕方がないだろう。


「こ、こいつ! 《魔法》が使えるのか!?」


 瞬間、盗賊達の間に衝撃が走る。


 クロスの手の中に輝く光の剣――それは正しく、聖なる《光魔法》の一つ、《光刃》のそれだからだ。


「お、落ち着け! 光属性の《魔法》は、主に補助や回復、後方支援を得意とするものばかりだ! 攻撃力は大した事ねぇ!」

「お、お前詳しいな!」

「昔、冒険者だったからな!」

「じゃあ、なんであいつの斧が一撃で切り飛ばされたんだよ!?」

「それは知らねぇよ!」

「この役立たず!」


 勝手に騒いで勝手に揉めだしている盗賊達。


 その間にも、クロスは一歩前に踏み出す。


 彼と相対していた屈強な男は、思わず一歩後ずさりする。


「静かにしろ! コイツが例え《魔法》を使えても、たった一人だ!」


 そこで、盗賊団の一人が声を上げる。


「数にものを言わせて、囲んでボコボコにしちまえばどうってことねぇ! この騎士どもをやった時みたいによぉ!」

「そ、そうだ! 全員でかかれ!」


 男達は殺気立ち、手にした得物を構え出す。


 剣、斧、弓、槍、棍棒……種類は様々だ。


 確かに、クロス一人に対し、盗賊団は20人近くいる。


 多勢に無勢だろう。




 ――そこで、クロスは《光刃》を解除すると、代わりに右手の中に光の球体を召喚した。




「《光球(ホーリー・スフィア)》……」


 そして。


「動かないでくださいッ!」


 クロスの発した叫び声に、男達は体をビクッと震わせて止まる。


 瞬間、クロスの手の中に浮いていた《光球》が、“消えた”。


 否、消えたのではなく、クロスの手から離れ、男達の間を駆け巡ったのだ。


「……は?」

「え?」


 気付くと、《光球》はクロスの手の中に戻ってきており……。


 そして、盗賊達の手にしていた武器が、次々に破壊されて地面に落下した。


 どれも、断面が焼き切られたかのように熱と煙を上げている。




 ――高速で撃ち出された光の球体が、盗賊達の武器を片っ端から焼き切って壊したのだ。




「ば……化け物だぁ!」

「逃げろぉ!」


 戦意を失った盗賊達は我先にと、一目散に逃げ出す。


 後には、地面に転がった武器の残骸だけが残された。


「……よし」


 クロスは逃走した盗賊達を追い掛けず、真っ先に、地面に伏した騎士達へと駆け寄った。


「あ、あなたは……」

「大丈夫です、喋らないでください」


 クロスは、騎士の体を見る。


 破壊された防具の隙間を狙われたようで、矢が深々と刺さっている。


「む、無理だ……おそらく毒も塗ってある……今から医者に向かっても……」

「………」

「頼む……お、お嬢様だけは……無事、家に……」


 しかし、クロスは末期の言葉を残そうとする騎士の患部に手を翳す。


 クロスの手の平より、目映い光が放たれた。


「《治癒(ヒール)》」


 温かい光に包まれて、騎士の傷が徐々に塞がっていく。


 傷は再生し、それに伴って突き刺さっていた矢も抜け落ちる。


「こ、これは……」

「傷を治しました。毒も大丈夫です」


 呆気に取られている騎士に微笑み、クロスは負傷した他の騎士達の治療に入る。


 そして、全員の傷を完治させた。


「よしよし、もう大丈夫だよ」


 加えて、馬車を引いていた馬達の傷も治した。


 二頭の馬達は、感謝するようにクロスに頭を垂れている。


「き、傷も痛みも、一瞬で……」

「こんなレベルの治癒魔法を連続で……」


 治癒を施された騎士達が、驚いた様子でクロスの姿を見詰めている。


「もう安心してください。盗賊は追い払いました」


 クロスは馬車の奥、そこで震えていたお嬢様達に声を掛ける。


「怪我はないですか?」

「は、はい……」


 お嬢様は、おずおずと頷いた。


 クロスが「よかった」と微笑を向けると、お嬢様とお付きのメイドは、ほわっと頬を桜色に染める。


「し、失礼! 貴殿は一体!? ……あ、いや、まずは感謝の意を伝えるのが先か……」


 そこで、騎士の一人――おそらくリーダーの男が、混乱しながらクロスに声を掛けてきた。


「大丈夫ですよ、慌てなくて」

「も、申し訳ない、何分動揺していて……一体、何が起こったのか……」

「盗賊達は、僕が《魔法》で追い払いました」


 クロスは、ケロッとした顔で説明する。


「あ、あの、極厚の斧刃を両断した光の剣は……」

「初級《光魔法》の《光刃》ですね」

「盗賊達の武器をなぎ払った、光の弾丸は……」

「初級《光魔法》の《光球》ですね」

「わ、我々を一瞬で治療した奇跡のような力は……」

「あ、あれは上級《光魔法》の《治癒》です。あれだけは、それなりに珍しい《魔法》ですね」

「………」

『ふふふ、理解できないのも無理はありませんね』


 そこで、その場にふよふよと、エレオノールが飛んできた。


 そして、開いた口が塞がらない様子の騎士達を見回し、「やれやれ」と嘆息を漏らす。


 後方彼女面ムーブである。


 しかし、それも仕方の無いこと。


 それだけ、クロスの言動は彼等にとって納得のできないものばかりだったからだ。


 彼等騎士達も、《魔法》にそこまで精通しているわけではないが、《光刃》や《光球》というものが《光魔法》の中でも初級魔法に分類されるものだということは知っている。


 しかし、《光刃》には金属の刃と渡り合える程の強度は無いはずだし、《光球》も暗闇を照らすランタンの役割を果たす程度の魔法のはずだ。


 少なくとも、鋼鉄の刃をバターのように切断したり、高速で空中を走り回らせるなんて芸当はありえない。


 しかし、実際に目の前でそれは起こった。


 何故か……。


 何を隠そう、その理由は――。


『クロスの体には、アホほど強大な魔力と長年の修練で培った経験値が備わっているのです! ゆえに、アホほど規格外の《魔法》が使用できるのです!』

「女神様、もう少し言葉を選びましょう……」

「?」


 熱っぽく解説するエレオノールを、窘めるクロス。


 しかし、エレオノールの姿が視認できない騎士達は、頭の上に「?」を浮かべている。


「何はともあれ、皆さんご無事でなによりでした。僕はこれで――」


 クロスはそう言って、戦闘前に地面に置いていた荷物鞄を持ち上げる。


 その時だった。


「あ、あの!」


 馬車から降り立ったお嬢様が、クロスへと駆け寄る。


「命を助けていただいたご恩、ぜ、是非お返しさせてください!」


 お嬢様は、顔を赤く火照らせながら、懸命に言葉を発する。


「わたくしは、王国内各地で商業を営む大商家アルバート家の娘、ナナリアという者です! どうか、このままお屋敷までご一緒に来ていただけませんか!? 可能な限りのもてなしをさせていただきます! お父様にも、是非ご紹介を!」

『おおっとぉ!? これは大チャンスですよ、クロス! 大富豪のご令嬢を助けて気に入られるなんて、完全に成功へのフラグです!』


 クロスの後ろで、エレオノールが興奮気味に騒ぎ出す。


『クロス! フラグを立てるのです! 大金持ちのお嬢様とフラグを立てるのです!』

「エレオノール様、少し落ち着いて、どこで覚えてきたんですかそんな言葉……ああ、えーとですね、お言葉は嬉しいのですが――」

「我々からもお願い申し上げます!」


 そこで更に、騎士達もクロスへと頭を下げる。


「我々は、王国騎士団からアルバート氏の依頼により派遣された者達です! 貴殿の活躍、是非とも騎士団の上層部へも報告させていただきたい! それほどの実力、きっと名のある魔道士の方なのでしょう!」

『よっしゃあ! これはもう完全に成功ルートに乗りましたよ、クロス!』


 後ろでエレオノールがガッツポーズをしている。


 この女神様、俗っぽすぎる。


「ええと……」


 しかし、そんな彼等を前に、クロスは――。


「す、すいません! お気持ちだけで大変ありがたいです!」


 クロスはそこで、足下に《光魔法》――《光膜(シールド・レイ)》を発動する。


 光でできた板――その上に足を乗せると、まるで弾かれるように空高く跳躍した。


「僕が勝手にしただけのことですので! では!」

「あ、神父様! お待ちを!」


 足下で呼び止めるお嬢様や騎士達から逃げるように、クロスはその場から飛び去っていった。




 +++++++++++++




『クロス! 何故逃げ出したりしたのですか!?』


 しばらく《光膜》を足場に跳躍を続け、地上へと降り立ったクロス。


 追い付いたエレオノールが、慌てた様子で声を掛ける。


『せっかくの大チャンスだったのに!』

「ごめんなさい、大事になる前に逃げてきてしまいました」


 クロスは髪を掻き、申し訳なさそうに笑う。


「大チャンスなのかどうかはわかりませんが……やりたいことが見付かったので、今はそちらを優先したいと思い」

『やりたいこと?』

「ええ、決めました。僕がこれから、何をするのかを」

『そうですか……遂に、決心したのですね』


 クロスの真剣な表情を見て、エレオノールは察したように瞑目する。


『その絶大な力を誇示し、“新世界の神”になることを! ならば、あのくらいのフラグではまだまだ満足している場合ではありませんね!』

「いえ、違います」


 妙な方向に盛り上がっているエレオノールを無視し、クロスは言う。


「僕はやっぱり、自分に出来る力で人助けをしていきたいと思います」


 自由に、自分のやりたいように、目の前で困っている人がいたら助ける。


 けれど、大きく目立つような事になれば、神聖教会を追放された時のように――どんな悪い結果に繋がるかわからない。


 なので、小規模なところから、人の役に立っていく。


『なるほど……良いと思いますよ』


 そんなクロスの願いに、エレオノールは優しく微笑む。


『抽象的で漠然とした夢ですが、クロスらしいと思います』

「はい」

『まぁ、具体的な職業を志望したところで、教会に仕えて聖職一筋でやってきたクロスに、今から簡単に他の職が務まるとは思えませんしね』

「うぐ……」


 グサッと、その現実的な言葉が突き刺さる。


 しかし、エレオノールの言うとおりだ。


 クロスは今まで神聖教会でしか働いたことがないので、いわゆる世の中のことがよくわかっていない部分もある。


 世間知らずだと自覚している。


「何はともあれ、今はひとまず手に職を持たないと……」

『ならば、やはり冒険者になるのはどうでしょう。冒険者ギルドなら基本的には誰でもウェルカムですし、すぐに仕事もさせてもらえますし』

「なるほど……そうですね」


 とりあえず、方針は決まった。


 一番近くの大きな都へと行き、冒険者ギルドを訪れ、冒険者になろう。


 そして、自分の力を必要としてくれる人のために、頑張ろう。


「じゃあ、都へ向かいましょう。女神様」

『徒歩でですか? さっき《光膜》を使ったみたいに、パーッとひとっ飛びで行ってしまえばいいのに』

「『健全な魂は健全な肉体に宿る』――ですよ、女神様」

『なんですか、その言葉。便利なものがあるなら便利なものを使うべきです』

「あなたの宗教の教えですよ、女神様」


 かくして、クロスと女神エレオノールは、近場の大きな都に向かって歩き出したのだった。




 ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。


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