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ドラゴンワールド

作者: a

空を無数のドラゴンが飛んでいた 互いに食らい合い口から火を噴きドラゴンだけでなく地上さえも焼き尽くす アルマダ共和国は今未曽有の大災害に襲われていた ドラゴンを狂わす恐ろしい病が流行していたのだ 研究者どもが30センチ程度しかない小型のドラゴンを捕獲してきて原因を探ったが全くわからない

このまま国は発狂したドラゴンどもに滅ぼされてしまうのだろうか すでに7つの村が全滅し人口の半分が失われた 代々この国はドラゴンと共に歩んできた ドラゴンは軍事力であり食糧であり動力でもあった 数百世代にもわたり品種改良されてきた従順な家畜化されてきたドラゴンたちはアルマダ共和国の基盤であり重要な輸出品でもあった ドラゴンという国の生活そのものでもある基幹を失い焦土化した共和国はもはや立て直せまい 

ドラゴンの光線が私のいるシェルターを直撃した ズドンという大きな音と共にシェルターが揺れた

「ひっ」「いや・・・」シェルターに避難した住民の悲鳴が聞こえる 皆一様に不安そうな顔をしている

外の様子はわからないが地は一面大小様々なドラゴンの死体とドラゴンの光線で空いた巨大な穴で埋め尽くされている 「・・・大海簫」

非難していた神官の男が言った 「大海簫?」

「古い年代記にその記述があります ドラゴンが狂い互いに食らい合うということが数千年前にあったと」

「数千年前・・・ そのころはまだ我が国はないな」

「はい 私たちの先祖はドラゴンの巣に寄生しているように暮らす小部族にすぎませんでした」

「ある時ドラゴンの数が急激に増え始めたといいます その時の地層からも大量のドラゴンの骨が出てきていますからこのことは確かであるかと」


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[良い点] 設定はすごく面白そう 続きが見たくなる [気になる点] 終わりが少し中途半端に感じた [一言] 良きです
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