表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕の隣の大魔王様  作者: 猫ネコ×猫叉
3/4

神宮くんと勇気の言葉

神宮くんが相変わらず僕に付きまとって

ウザくなって来た。


そのせいか……

ストレスでイライラが収まらず……


とうとう言ってしまった……。



(かがみ)『るっせぇ!消えろっ!』


神宮(かみや)『っ!』


菊地(きくち)『怒った……?』




余りにもしつこ過ぎて、

今まで無視して来たのに……


つい、やってしまった。


(かがみ)『(しまった…………)』



あぁ……


もう、僕の人生……オワッタ……


そう思った……。


さよなら、僕のhappyライフ

さらば、学園ライフ



しかし、僕が想像していたよりも

意外な結果が待っていた…



空気が重くなる……。


どうしよって焦ってた……。


なのに……


それを吹き飛ばすかのような笑い声が一斉にその重い空気を消した。



菊地(きくち)『神宮……ウケるっ!怒られてやんのっ!ゲラゲラ~』


『神宮くん、怒られたの?あぁ〜面白いっアハハ』



一斉に笑い声が飛び交う。


これはどう言う状況だ?


何でこんなことに!?


意味が分からなかった。


そんな時……





菊地(きくち)『神宮〜お前、遠回し過ぎるんだよ!素直に言えばいいもののʬʬʬ』


素直……?


遠回し?


何のことだよ?


周りは神宮くんをせかしていた。




意味が分からなくて混乱し過ぎた僕は

笑い声が飛び交う中、

教室を出ようとした。



そんな時……



神宮くんが僕に有り得ない事を、

最も言って欲しくない事を言った。



神宮(かみや)(かがみ)っ!俺と…………友達になってくれ……っ……』


あぁ……


何で……


そんな事を言うんだ。


僕は……友達とか親友とか

そんな、ごっこ遊びみたいなものには興味なんてないんだよ!



本当……迷惑な奴だな……。



(かがみ)『無理……』



スパンッ


俺はそう、言い告げると勢い良く教室のドアを閉めた



神宮(かみや)『鏡…………』





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ