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僕の隣の大魔王様  作者: 猫ネコ×猫叉
2/4

菊地の変

春……


僕は進級して高校2年生となった。


2年生になれば選択教科が増えて、それに応じてクラス替えもあって、

やっと……此奴とおさらば、お久しぶり僕の幸せな日常・僕の世界!


な〜んてモノは呆気なく砕け散った。


クラス替えの表を見るなり、僕の下には彼が居た。


【神宮】くんが!!


(かがみ)『また…………また……同じ……何で……。。。』



実の所、

彼とは同じ中学校。

同中・同クラ・同級生の三拍子の整う最悪な関係なのだ。


でも……、


まぁ…………基本、中学校時代は丸々2年間と少し

不登校児・登校拒否をしていたから、

3年間同じクラスであった彼とは何の関わりも無く終わったんだ。


だから、安心してたつかの間、

彼は僕の隣の席となった。


それからは僕の世界を崩し、

僕の非日常的な毎日、

最低最悪な日常の毎日。


人と接するのが嫌いなのに

団体なんて、

もっての他。


なのに……


彼の所は何時も静まることを知らない。



だから、、


やっと新学期彼とはおさらば出来ると思ったのに………………。






2‐A【教室】

―――――――――――――――――――――――――――――



(かがみ)『(なんて…こった)』


神宮(かみや)『ぱんだこった……(笑)』


(かがみ)『っ!?』


まだ、1年生の時の方がマシだった事を最近、シミジミ思うようになりました。


あの大魔王:神宮くんが

ヤケに僕に絡んでくる。


勿論、僕は何を言われても突っ込みもしないし言葉にも出さず、何も特に話さないが……。


何故、こうなったのか……。


それは、彼奴のせいだ。


神宮くんのご友人:菊地(きくち)智也(ともや)の余計な事によって起こった。


一学年の時は彼は僕と神宮くんとは別のクラスだった為に、、、


当然、同じクラスになって席順も僕らの後ろになった時の嬉しさの余りか沢山わんさか話し始めた。



その流れで……彼はとうとう……禁断の言ってはならない事を言ってしまった。



しかも、大魔王の周りに沢山の人が居る、

そんな時に。


時にボクはコレをこう呼んでる……。

最悪な出来事【菊地の変】と……。



菊地の変は新学期、早々に起きた。


菊地(きくち)『つか、お前(神宮)……、中学校時代の時から変わんねぇよな。』


神宮(かみや)『えっ?何のことがだよ(笑)』


菊地(きくち)『お前とでそこの奴(鏡)、何時も同じ隣席だよな〜ってな』


神宮(かみや)『えっ?マジ?』


菊地(きくち)『うん、気づいてなかったのかよ…(かがみ)が可哀想だろ(笑)』




と言う……話があり、

神宮くん的に運命か何かをボクから感じ取ったのか……


最近しょっちゅう、僕に絡んでくるのだ。



(かがみ)『(菊地(きくち)〜お前のせいだぞ(怒))』



神宮(かみや)『鏡くん、俺さ〜――――――――――――――――――――――』



(かがみ)『………………』





【菊地の変】


……神宮くんの友人:菊地智也くんが起こした最悪な出来事。

神宮くんに鏡【ぼく】と神宮くんの関係性を呆気なく話してしまった最悪な出来事だ!

コレが始まりで神宮くんは僕に絡んでくる様になった。


神宮『鏡くん!あのさぁ〜―――――――――』



(かがみ)『………………(菊地〜〜〜(怒))』

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