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雨ハ涙ナリ

作者: 溥影

どうぞお心広く読んでやってください(笑)

窓の縁と同じ色

染められてゆく心の縁

境が無くなって

入り込んで来る

降る雨の匂い

地面に伏せたかの様に

土の匂いが強くなってゆく


気付かれていないふりをして

何を抱えて閉じ籠る

全てを黙って抱え込む


小さい窓のある部屋の中


顔を上げ必死に笑う


あなたに触れる


冷たい空気は誰かを守る為に

音のある静寂は誰かを包む為に

降る水は誰かの替わりに泣く為に

あなたの為に


窓の縁を染めて広がった空から

止む気配なく

降り続く誰かの涙


また1つ縁が染まる


気軽に、感想で無くても!コメントとかもらえると嬉しいです♪

身悶えて喜びます(笑)

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― 新着の感想 ―
[一言] 僕のエッセイでも書いたことあるんですが、氷雨(冬に降る冷たい雨:ヒサメ)のような雨が降ると人間、生きていると実感できるものなんだと思っています。 死にたいとか存在意義とか鬱っぽいことを中心に…
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