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銀風高校恋物語  作者: 助三郎
番外編
19/19

聖夜を過ぎたら座談会

ここからは登場人物の座談会になります。

本編(番外編クリスマス)を読んでから進んでください。



(ほがらかBGM)


伽音(きゃおん)

「誘拐!拉致だ!タカシが『あぶない保健医』に連れ攫われたわ!ほがらかBGMなんてかけれいられない。今すぐ助けに行かなくっちゃ。きっと監禁されてあんなことや、こんなこと。GPS誰かつけてないの、ちょっとスタッフー!15-18禁のタグつけるー?」


≪タカシ≫

「ただいまぁ~。はぁぁ。長旅だった」


≪雅≫

「タカシくんたら心配性よね。ずっとシートベルトを掴んで離さないんだから。お陰でシートベルトの形が少しへしゃげちゃったじゃない。先生の運転を信用していないのね。まったくもう」


≪タカシ≫

「オレ、車の事は良く分からないんだけれど、意外と高速道路ギリギリのスピードだったと思いますよ。ほとんど右側車線だったし。時々追い抜いたりして」


≪雅≫

「あらそうかしら。あおり運転していないから問題ないわよ」


≪伽音≫

「だがしーーーー。無事で良かっだーーー。友人が先生に誘拐されましたって警察に電話しようかと思っていたところよー」


≪雅≫

「あらあら、伽音さん涙と一緒に鼻水もでちゃっているわよ。ほら、ちーん」


≪伽音≫

「ちーん。雅先生、ずるい。車でランデブー&間接キッス&ギュッとハグの3コンボじゃないですか。私なんてツリーを眺めてコンビニに行っただけだし」


≪雅≫

「ふふふ。これが大人との差よ、学生さん」


≪伽音≫

「むむむー。悔しい。越えられない年齢の壁」


≪タカシ≫

「あ、奇瑠美(きるみ)先輩はそっちに居たんですか。どうりで静かだと思った」


≪奇瑠美≫

「おつかれー。今晩は3年ぶりという復活と言う事でお祝いに、こたつと鍋を用意してくれたみたいだから食べながら話しましょう。はい、どうぞ」


≪タカシ≫

「あちち。ありがとうございます。でわでわ、お隣失礼します」


≪奇瑠美≫

「よきにはからえ」


≪伽音≫

「あー。じゃぁ、私はタカシの反対側」


≪雅≫

「ふふふ、はいはい」


≪伽音≫

「出たっ、大人の余裕」


≪タカシ≫

「そういえば奇瑠美先輩は、よくオレの家がわかりましたね。教えた覚えはなかったと思いますが」


≪奇瑠美≫

「あらー。そうだったかしらーん。あれよ、あれ。部活の入部届けとか」


≪タカシ≫

「先輩が勝手に出したから書いた覚えは、」


≪奇瑠美≫

「はいはーい。今回のストーリーはタカシくん的にはどうだった?」


≪タカシ≫

「そうですね。クリスマスの音楽をテーマに今回3ストーリーが公開されたけれど、果たして伝わったのかどうなのか。不安なところではありますが」


≪雅≫

「ふふふ。うまい具合に話題をすり替えられたわね」


≪タカシ≫

「雅先生、どうしました」


≪雅≫

「ううん。何でもないわ。ふふふ」


≪伽音≫

「ストーリー1話ごとに後書きの部分で『☆参考音源☆』として曲のタイトルを載せていたみたいだけど気が付いてもらえたのか疑問のところよねぇ」


≪奇瑠美≫

「おチビちゃんの時の『クリスマスソング』は若い人にとっては有名どころだけれど、もう1つの顔文字みたいな歌手の曲は、作者が『2018年のクリスマスソング』で調べたら出てきたみたいね。雅先生の『2人のアカボシ』は「誰?」ってなった。意外と2002年で新し目の曲だったのね。ほとんどが、作業用の『クリスマスソング・メドレー』から曲と妄想を得たみたい」


≪伽音≫

「チビじゃないもん。伽音だもん」


≪奇瑠美≫

「はいはい」


≪伽音≫

「あ、雅先生の真似している。全く私の事を馬鹿にして」


≪タカシ≫

「はいはい」


≪伽音≫

「あーーー。タカシまで。いいもん、タカシのお肉を食べてあげるから。ひょいっ」


≪タカシ≫

「あーーー。オレの肉っ」


≪奇瑠美≫

「そんなことしていると、もっと横に大きくなっちゃうわよ」


≪伽音≫

「むっかー。違うもん。この栄養は横にじゃなくて縦にのびる物だもん。縦に!」


≪タカシ≫

「なんか3年経っても変わらないなぁ。っていうか、オレ達、実質的には3話分で1年を過ごしたんだよなぁ。ほんとあっという間の1年だし。それから放置されて存在消えた2年間だし。現実だったらまさにホラーだよな」


≪雅≫

「そうね。でも、こうやって気ままに復活して、こういう賑やかな時間を過ごすっていうのも人生に於いて、とても素敵な瞬間だと思わないかしら。この愉しい時間を読者の方々も一緒に楽しんでいてくれたのなら、それはキャラクター冥利につきるものよ」


≪タカシ≫

「キャラクター冥利って。でも確かにそうですね。オレ達が楽しんでいるのをみんなも楽しんでくれたら、最高ですね!」


≪伽音≫

「ねー。この座談会、クリスマス色薄くない。今回番外編として「クリスマス」をテーマで演じたでしょう。だからここももう少しクリスマスが必要なんじゃないのー」


≪奇瑠美≫

「クリスマス色っていったい何よ。こたつに入って鍋をつっついて。みんなでジングルベルでも歌えって」


≪伽音≫

「奇瑠美先輩、冴えてる!それいいじゃないですか。みんなで歌いましょう」


≪タカシ≫

「えっ」


≪雅≫

「まぁまぁ、大変」


≪伽音≫

「行きますよー。せーの」


≪3人≫

「「「はいはい」」」


≪伽音≫

「また「はいはい」きたー。みんながイジメル。罰としてタカシ、私にもギュッてさせなさい」


≪奇瑠美≫

「えー。なら私もー」


≪雅≫

「なら、先生だって」


≪タカシ≫

「えっ、ちょっとまっ」


ぎゅぎゅーっ


≪4人≫

「「「「メリークリスマス&ちょっと早いけれど、良いお年を」」」」


座談会は聖夜が終わってもまだまだ続くのであった。

また気が向いたら復活したいww

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