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銀風高校恋物語  作者: 助三郎
シナリオ本編
1/19

最初は自己紹介

数年前に作者が入っていたグループ、自称『シルバーハリケーン』の飲み会の席で繰り広げられた、酔っ払いの即興劇を元に制作したものです。脚本ができたら録音してようつべで流そう!と言っていたが、現実とならなかった悲しい作品である。

(マイクのハウリング音)


≪タカシ≫

「あ、あ、まいくてすと、マイクテスト。

本日は晴天なり。あー。どうも、こんにちわ。いや、こんばんは?まぁいいや。

オレ、タカシと言います。うんたら県にある、ふんにゃら市立銀風高校に転校してきました。人生ほどほどに生きています、高校2年生です。趣味ですか? 趣味は…しいていえば、人間観察ですかね。まぁ、自己紹介はそんな感じで、次は伽音さん、お願いします。」


伽音(きゃおん)

「只今、紹介を承りました。伽音と申します。

タカシと同じ銀風高校の2年生で同じクラスに通っています。私の目標は、一人の男性を振り向

かせることです。きゃー(赤面)

まぁ、相手は全然私の事を覚えてもいませんけどね…。

でもッ!私は貴方が思い出してくれるのを信じて、待っているからね。」


(マイクが無理やり奪い取られ、乱雑な音がする)


奇瑠美(きるみ)

「跪け愚民共ぉおお!さぁそこのモノ、ただちにいちごロイヤルミルクティーを購入して来い。」


≪タカシ≫

「え、オレが?」


≪伽音≫

「えぇっ。私まだ紹介終わってないのに…」

(語尾にかぶせて)

≪奇瑠美≫

「もーう。マイクなんて必要な~い。何やってんの、みんなぁ。

あ、あたしは銀風高校3年、演劇部部長の奇瑠美よん。部員は年中募集中だからヨロシクね。

あ、この赤毛は…地毛なの。イカすでしょ?それからね、好みの男子は…そうだなぁ。そこの君?なんてね。今度一緒にお茶して帰らない?いいお店知ってんのよ。え?ダメ……ああそう。いいのよ別に。うん、全然気にしてない。そんなことより舞台の稽古続けなきゃ。この世の全ては私のものよ、オーホッホッホ。」


≪タカシ≫

「(ぽそっと)今度は、何の役作りなんだろうな。」


≪伽音≫

「んーと、まぁまぁまぁまぁまぁまぁ。えっとじゃあ、最後に自己紹介を雅先生お願いします。」


(みやび)

「あらあら。ふふふ。みなさんごきげんよう。

銀風高校で保健医としてお勤めさせていただいている、雅と申します。年齢はヒ・ミ・ツ。

私の趣味はお菓子作りですわ。時々クッキーなどを焼いては、皆さんとお茶会するのが楽しみなの。ね、タカシくん。彼はいつも保健室に来ては、私の焼いたお菓子を幸せそうに頬張っているのよ。ハムスターみたいに。ふふふふ…。パンパンに張ったほっぺたを潰してみたいわ。」


≪伽音≫

(舌打ち)

≪タカシ≫

「なっ…なんか寒気がっ。」


≪雅≫

「そうそう。今日はケーキを焼いてみたの。皆さんでお茶にしましょう。」


≪奇瑠美・タカシ≫

「わーい。ケーキ、ケーキ、ケーキ(ケーキコールしながら遠ざかる)」


≪伽音≫

「ってみんな行っちゃったよ…。さて、ここまでどたばたの自己紹介をお送りいたしましたが、本編

は皆さんが思っているよりも、普通のストーリーとなっているのでご安心してご視聴ください。それでは。次の機会でおあいしましょう。あぁー、ちょっと待って。私の分も残しておいてー。」



※提供※

このストーリーは、謎の4人組『シルバーハリケーン』による、妄想の小話しを不定期におおくりします。





≪目次≫

①体育祭 プロローグ

1、伽音ルート

2、奇留美ルート

3、雅ルート


②文化祭 プロローグ

1、伽音ルート

2、奇留美ルート

3、雅ルート


③卒業式 プロローグ

1、奇留美ルート

2、雅ルート

3、伽音ルート

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