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陽菜の恋が終わりました。

作者: KI☆RARA



プルルルルル、プルルルルル……


むなしくなり続けるベル。

それでも携帯を耳にあてていた陽菜に、無情にも「現在電話に出られません」という音声が流れる。

恋が一つ終わってしまった。

あんなに切れないと思っていた貴宏をあっさりと切らせた男、(あきら)

好きだとストレートに言われ、付き合うことになったのは、たった1週間前。

2、3日は連日会っていたのに、急にぱったりと連絡が途絶えた。

男友達の忠告に従って、やめておけばよかったのか。

分かっていても、出来なかった。

陽菜の気持ちは、すでに戻れないところまで行ってしまっていた。


諦めている。


でも諦めきれない。


章から連絡があれば、ご機嫌で電話に出ることだろう。

情けない自分。


次の恋を探せば良いのだろうか。


傷つき、倒れ、杖をつきながら、それでも前に進むしかないのだ。



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