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【掌編】アル

作者: ツバサ

「アル、もうそのへんにしときなよ」

 カナは大きな溜息をつきながら、毎日しつこく繰り返している言葉を吐き出した。しかし文句を言われた当の本人は、手にあるロックグラスの中身を呑み下し「らいじょうぶ、らいじょうぶ」と舌っ足らずに答える。氷と琥珀色の液体が、アルの手の動きと一緒ゆっくりと揺れる。

 戸口に立つカナの視線の先――ベランダにつながる窓からは、強い光をふりまく太陽と、鮮やかな蒼穹が遠くまで広がっていた。昼前の陽は高い。カナが干した二人分の洗濯ものが静かに風に揺れている。穏やかで暖かな陽気だった。どこか遠くへドライブにでも行けたら最高なのに。

 カナは望み薄な期待を映した窓ガラスから視線を剥がし、再びローテーブルの前でくつろいでいるアルを見た。

「アルがそんなじゃどこにもいけないじゃない」

 カナは唇を尖らせてひとりごちた。

 室内は強い香水の香で包まれている。

 いつかカナが、「酒臭くて嫌」と言ったことを気にしてそうしてくれているらしいが、好きだったアルの香水もここまで強いと気分が悪くなる。

 アルは聞こえているのかいないのか、ふふと笑って「カナも呑みなよ」と蓋の開いたウィスキーのボトルを振った。

「私は昼間っから吞んだりしません」

 ことさら怒ったように言うと、アルは何が可笑しいのか口角を吊り上げて、

「真面目なカナちゃん」

と声を弾ませた。

 その言葉に、小馬鹿にされたような気分になったカナは、ふんと鼻を鳴らして「真面目なカナちゃんはお買い物に行ってきます」と言い放ち狭い廊下へ出た。ぴしゃりと引き戸を閉めると、背後でアルが「炭酸買ってきてぇ」と間延びした声を出す。

 カナは返事をせずに外に出た。室内から見た景色のまま、空は明るく、擦れ合う緑は青々としていた。足枷が取れたようにアパートの外階段を下り、古い家の立ち並ぶ住宅街を過ぎて居酒屋が点在する道路へと出た。

 振り返り、背後を確認する。

 遠くに腰の曲がった老婆が歩いているきりで、車道を行く車の他に、過ぎ去っていく自転車の気配があるだけだった。カナはショルダーバックからスマホを取り出し、メッセージアプリの二番目に表示された名前をタップした。チャットの履歴は昨晩の夜で止まっている。『おやすみ』の代わりに送られてきた猫のスタンプを見て、人気も気にせず忍び笑いをした。そのまま名前の横にある通話ボタンを押す。

 五回ぶんのコール音を聞きながら交差点を渡り、コンビニの敷地内で足を止めた。

 駐車場の端で身を縮ませ、ちょうど聞こえてきた相手の声に耳を澄ます。

 彼は掠れた声で『おはよう』と言った。

「もう『おそよう』だよ。ごめんね、起こしちゃった?」

 カナが申し訳なさそうに言うと、通話先の男――トオルは「ううん」と唸り、「もう起きないとなと思ってたところ」と、寝起き特有の甘えたような声で応えた。

「で、どしたの?」

「いい天気だから一緒にどこかに出掛けたいなーと思って」

「ああ、いいね。どこがいい? 車出すよ」

「今日ね、○○湖の近くのハーブ専門店でちょっとした催し物をやってるの。トオル君も香りもの好きでしょ? どうかな?」

「いいね。途中でメシ食ってもいい? カナちゃんはお昼ごはん、俺は朝ごはんということで」

 カナはスマホを耳に当てたまま笑った。

「どこに迎えに行けばいい? 親友ちゃんのアパート?」

 トオルの言葉に、カナは一瞬にして彼女の姿を思い浮かべた。きっとアルはまだ、SNSのタイムラインと、酒瓶のラベルを肴にお酒を呑んでいることだろう。こんなに気持ちのいい陽気なのに、彼女は平日も休日もアルコール浸りで外に出ない。だから肌は雪のように白く、髪も伸びっぱなしで、白い着物の幽霊のようだ。もともと大酒呑みだったが、体調を崩して退職してから、度を超すような――もはやアルコール中毒のような有様だ。バイセクシャルだという彼女に告白され、付き合いだしてから四年が経った。いつまでも気遣い合える仲でいられると思っていたのに、こんな状況になるなんて思わなかった。

 カナは逡巡してから、

「県立病院の向かいのコンビニにいる」

と答えた。

 トオルが軽い口調で「すぐ向かうね」と言う。

「待ってるね」

 了解、と返され、歯切れよく通話が切れた。

 静かになったスマホをバッグに戻している間、どこか胸に穴が開いたような寂寥感に襲われた。自分の分身のようなアルの存在が薄くなって、ふらふらと一人で立っているような心許なさがあった。いつからか傍でトオルが支えてくれているのに、遠からず転んでしまいそうな恐ろしさがある。

 胸の隙間風に気付かなかったふりをして、コンビニでブラックコーヒーを二本買った。外にある備え付けの灰皿から離れていても、風向きが悪く、煙がこちらに流れてくる。

 こんなに気持ちのいい陽気なのに、と思った。酒も煙草も、昼間から嗜むには素行も都合も悪いように感じてしまう。清らかな景色を汚しているように思えてならないのだ。

 SNSを見て暇を潰していると、トオルの軽自動車が目の前に停まった。

 カナは途端に嬉しくなり、トオルが手招きする助手席へ乗り込んだ。

「待たせてごめんね」

 トオルが眉尻を下げて笑う。

 そんな顔も可愛らしく、輝いて見えた。

「大丈夫。わざわざ来てくれてありがとね」

 車が発進する。郊外の湖までは三十分で着く。

 たわいもない会話をし、途中にある古いうどん屋で食事をした。

 トオルは掛けうどんの大盛を食べながら、アルは元気かとカナに訊いた。

「最近会ってないなあ」

 首を傾けるの彼に、

「アルはあんまり外出ないから」

と投げやりに返した。

「彼女は今日もおうちで吞んでるの?」

「うん。起きてからずっと」

「またウィスキーばっかりでしょ」

「正解。トオル君すごいね。お酒呑む人ってウィスキー好きなの?」

「いや、この間会ったときに言ってたんだよね」

 ふうん、とカナは染みのできた天井を見上げた。

 休日はアルとともに引き籠っているから、トオルとアルが会うとすれば平日だろう。カナがいない間、出不精のアルでも買い物に行っているらしいことが判明して、ほのかな不安と、怪訝な気持ちになった。自分が知らないことを、自分以外の人間が知っていることにモヤモヤするのは、まだ彼女への愛情が枯れていないことの表れなのかもしれない。そう自覚すると、今の状況への罪悪感が、盥に水を溜めるように湧き出てくる。

「ちなみに俺もウィスキーが一番好きです」

 柔和な笑みで続けるトオルにつられてカナもぎこちなく口角を上げた。

 二歳年上のトオルとは、学生の頃に無理矢理連れていかれた合コンで出会った。他の男女がカップルになる中で、カナとトオルだけが友人同士のまま、今でもこうして遊びに行く間柄として続いている。

 トオルが二人ぶんの勘定をして、車に乗り込んだ。街から離れると、ますます緑が濃くなる。車道の側を流れる川と、並走するように走る電車のコントラストに心を奪われ、カナは思わずはしゃいだ。

 湖が見渡せる小道の途中に、目的地であるハーブ専門店はあった。

 山小屋のような外観の建物には洒落たテラスが併設されている。

 カナとトオルは、開き戸についた鐘を鳴らして店内に入った。中は優しい草花の香りがした。客は女性ばかりが数名、商品棚にぶつからないように譲り合いながら歩いていた。

 ふと、テラスで佇む男性が、暇そうにスマホを弄っていたのを思い出した。

 カナは苦笑して、

「トオル君、飽きたら外に出てていいよ」

 と声を掛けた。

 トオルは少々困ったような表情を浮かべて店内を見回し、

「そうしようかな」

と何分もいないうちに出て行った。

 カナはくまなく商品を見て回り、気になった茶葉と、ラベンダーのピローミストを二つ買った。外では、誰もいないテラス席でトオルがスマホに喋りかけていた。

「明日の十五時? うん、予定無いよ。え、俺、運転しようか? ああ、そう。じゃあ甘えさせてもらおうかな。うん、うん。了解。はーい、じゃあね。あ、くれぐれも飲酒運転はしないでよ」

 画面をタップする。

 トオルは喋るのをやめると、近くにいたカナに気付き、柔和な微笑みを向けて「いいのあった?」と尋ねた。

「あ、うん」

 カナは胸騒ぎがするのを感じ、意識して深い呼吸をした。

 トオルはそれを察してか「友達が連絡してきてさ」と人差し指でスマホの画面をつついた。

 カナは作り笑いを返した。

 湖の周りを一周するのに四十分掛かった。カナとトオルは疲弊した足で車に戻り、重たくなる目をこじ開けながら帰路についた。カナは自宅があるマンションで降ろしてもらう際に、トオルにラベンダーのピローミストをプレゼントした。

「お落ち着く香りだから、寝るときに使って」

 トオルは一瞬虚をつかれたように目を瞠ったが、「ありがとう」と破顔して、車を走らせて行った。

 帰り道に何気なく振り返った車の後部座席には、パステルカラーの花柄のブランケットが、几帳面に畳まれてあった。

 カナの脳内には、嫌な想像が広がっていた。




 次の週末、一週間ぶりにアルの部屋に行くと、やはり彼女は酒を呑んでいた。

 室内はいつもの香水の匂いで満たされている。

 曇天の薄い光が、閉めっぱなしのレースカーテンによってぼやけて届いていた。

 「おかえり」

 彼女はやる気の無い猫のように座卓に上半身を預けていた。彼女の手の中のグラスが、カナを歓迎するようにカラカラと鳴る。その軽い音が、ひどく耳障りだった。

 カーペットに膝をついたカナが暗い顔をしているのに気付くと、アルが「嫌なことでもあった?」と暢気な声色で訊いた。

 しかしカナはその理由を言うわけにもいかず、硬く口を噤んだ。言うわけにはいかなかった。

 ――『好きな男に、女の影があって悩んでる』なんて。

 アルは喉を鳴らして琥珀色の液体を胃に流し込み、

「話してごらん。おねえさんが聞いてあげるよ」

と、同い年のくせに胸を張った。

 何を偉そうに、とカナは思った。

 この日のカナは苛々していた。

 職場で感染症が流行り、少人数の勤務で普段以上に忙しかったこと。月経前で体調がすぐれないこと。トオルへの信頼が揺らぎそうなこと。何も自分の力ではどうしようもなく、その理不尽な不幸にひどく苛立っていた。

 カナは眉根を寄せ、アルを指差して威圧的に言った。

「アルはいいよね、何も考えずにお酒呑んでいられて。私なんか仕事でも私生活でも嫌なことばっかりでこんなに疲れてるのに。こんなんじゃもうアルの面倒なんか見ていられないよ。もう一人でどうにかしてよ。ずっとそうやってヘラヘラしてればいいじゃない」

 アルは一瞬呆気にとられたように固まって、しかし聖母じみた微笑みを浮かべて「カナ、どうしたの?」とグラスを置いた。

 目を血走らせたカナは、崩壊したダムのように吐き散らす。

「私ちゃんとアルのこと好きだったのに、どうしてそんなふうになっちゃったの? ごはん作ってあげるのも髪を洗ってあげるのも好きだったのに。全然感謝もしてくれなくなったじゃない。もう無理だよ、私たち。ううん、私が駄目なの。もう別れようよ」

 捲し立ててアルを見ると、彼女はじっとカナの顔を見ていた。その真剣な眼差しに、飲酒の気配は微塵も感じられなかった。もともと酔っても顔色の変わらない性質だ。座卓の上を占領している酒瓶が無ければ素面と間違いそうだった。

「いいよ」とアルは頷いた。

「でも、私がカナのこと好きでいるのは許してね。ずっとずっと好きだからね」

 アルの口調は湖面のように凪いでいた。長い髪の隙間からちらりと見える彼女のピアスは、お揃いで買ったものだった。カナはトオルと二人で会うようになってから外してしまったが、アルが外しているのは見たことが無い。それは自分への愛情の証だとカナはずっと思っていた。

 しかし思っていたよりもあっさりと別れを受け入れられ、カナは戸惑った。

 縋りつかれたら別れにくくなる。

 なのに、こうも簡単だと少しだけ寂しかった。

 重い体を動かし、パジャマや歯ブラシなどの決して少なく無い私物を持って鍵を返した。アルは「また遊ぼうね」と笑った。まるで下心のない爽やかな表情をしていた。

 玄関ドアは、感情を感じさせない無機質な音を立てて閉まった。

 ドアをくぐるとき、靴箱の上に見覚えのあるハーブのスプレーが置いてあるのが見えた。

 黒い雲を見上げる。庇の下から出ると、すぐに涙雨が降り始めた。




 それから間を置かず、トオルに恋人が出来たと聞いた。

 女の気配は確かにあった。

 よく一緒に呑みに行っていた人だという。

 酒呑みの人間が絡むと碌なことが無い。通知の来ないスマホはただのガラクタだった。帰宅しても何もする気にならなかった。気の置けない誰かと喋って寂しさを紛らわせたかったし、欲張っても許されるなら人肌に触れ、抱き締められたかった。

 ――――恋しい、恋しい、恋しい。

 ――――それは、誰のこと?

 ラベンダーの香りがする枕に顔を埋めると、見慣れた背中が浮かんだ。

 ゆっくりと解像度を上げていくそれは間違いなく――アルだった。

 華奢な背中に手を伸ばす。小さな頭が、長い髪を揺らしながらこちらを振り返る。猫のような瞳が細くなり、紅色の口元を綻んだ。

 ――――私を愛してくれた人。

 カナはベッドから飛び起き、外へ駆け出した。つっかけたサンダルのヒールが高くて、すぐに足が痛くなった。このサンダルを穿いて、今と同じように足が痛くなったとき、アルが車で迎えに来てくれたことを思い出す。

 カナは潤んだ視界を腕で拭ってアルのアパートまで走った。心臓が激しく胸骨を叩き、呼吸が乱れて脇腹が痛くなったが、必死で走った。アルの部屋に着いたときにはもう人の形を留めてないのではと思うほど全身の筋肉がつっぱり、両足がガクガクと震えた。ぶれそうになる指でインターフォンを押して、玄関ドアに向かってくる足音が聞こえたときには嬉しさで涙が溢れた。

 ぱっとドアが開く。

 顔をのぞかせたアルは、幻覚と同じすがたかたちをしていた。

 部屋から流れ出してくる空気に、あの香水の匂いは混じっていない。

「どうしたの?」

 アルは目を見開き、そして心配そうな、悲しそうな表情を作った。

 アルに支えられて部屋の中に入ると、その床や座卓に放置されていた酒瓶は一つも無くなっていた。どうして? という言葉は、血の味のする喉からは出なかった。

 かわりに、カナをベッドに横にさせたアルが、

「きれいになったでしょ?」

と誇らしげに笑った。アルの顔が近付いてきて、反射的に目を瞑れば、柔らかい感触が落ちてきた。抱き締められると、まだ愛されていると実感する。アルはアルコールに溺れる前のアルに戻っていた。

「やっぱりアルが好き」

 カナが目に涙を溜めて告白すると、アルも力強く頷き返した。

 夜風に当たったカナの体を、アルは隈なく温めた。久しぶりに満たされたカナは、彼女の腕の中で心から安心して眠った。




「ねえ、ほんとに僕とは付き合ってくれないの?」

 隣のスツールに座るトオルが、子犬のような双眸でアルの顔を覗き込む。

 アルは煩わしそうに顔を歪めて「付き合うわけないじゃん」とロックグラスを煽った。

 スナックの地下にある行きつけのバーのカウンターにはトオルとアルしかいない。二席あるテーブル席はどちらもサラリーマンで埋まっていた。

「ていうかカナもアンタみたいなののどこに惚れたんだか」

「どこって、この通りイケメンだしね。それよりキミだよ。もともとアルが酒浸りになったから彼女と上手くいかなくなったんでしょうが。その尻ぬぐいに僕を使ったんんだから、代わりにいいヒト紹介してよね」

「アラ、あたしがおデートに付き合ってあげたじゃない」

「それはカナちゃんに女の影を見せるのどうのっていう建前があってでしょうが」

 トオルが唇を突き出すと、アルはアハハと乾いた笑い声を漏らした。

「それ上手くいき過ぎたよねえ」

「ほんと性格悪いなキミ。酒も呑んでたのは何か月かだけで、すぐにやめたじゃないか。何も酒瓶に麦茶入れてまでアル中のフリしなくてもよかったんじゃないの?」

「落ちぶれてから株上げる作戦だったんだモン」

「『モン』じゃないよ。キミは正真正銘カナちゃんを騙したんだからな」

 トオルがちびちびとウィスキーを舐める。アルはカウンターの奥に並んだ酒のボトルを見つめながら足を組み替えた。

「『どんなアルでもやっぱり好き、ずっと一緒にいたい』って思ってほしいじゃない。そしてカナはその通りに思ってくれたでしょ? 作戦成功よ」

 蠱惑的な微笑は、テーブル席のサラリーマンの胸をも射貫いた。

 しかしトオルは対照的に苦い顔をした。

「そういう人間を世間は『メンヘラ』っていうんだよ。キミを口説こうとした僕が間違ってた。さあ

解散にしよう」

 呆れたように言って、トオルは腰を浮かせた。

 アルは「じゃあねえ」とグラスを掲げてみせる。

「まだ呑むの?」

「呑むよ。祝い酒じゃん」

 ねー? とアルがグラスを拭いていたマスターに笑いかけると、初老の彼も人がよさそうに笑って返した。トオルが財布から一万円札を取り出す。

「ほんとにしょうがない子だなあ。じゃあカナちゃんによろしくね」

「はーい」

 アルは上機嫌でトオルを見送った。

 カウンターの上に置いていたスマホの画面が光る。

 メッセージの送信者はカナだった。

『浮気してないよね? 早く帰って来て』

 アルは背中から指の先まで興奮が伝達していくのを感じ、グラスを空にしてマスターに声を掛けた。






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