表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
錬金術師は放浪が好き  作者: ナック
錬金術師と石の聖女編
6/74

番外編 錬金術師は説明が好き

この話は説明回です。

本編の進行とは関係ありません。

注意:キャラ説明ではなく装備説明です。

注意2:主人公以外は出てきません。

注意3:この話は主人公は頭の中で考えているだけです。

 暖かい陽気の中、王都に行く道すがら歩いているだけでは、暇なので突然だが私の装備を紹介しようと思う。


 まず見たら分かると思うが私の羽織っているローブだ。このローブには4つエンチャントをしている。

 1つ目は認識阻害だ、効果はこのローブのフードを被っている限り、相手は私の顔を認識することが出来なくなるだろう。


 2つ目は記憶阻害だ、これは先に説明した認識阻害とセットのエンチャントで、認識阻害が適応している者は、私の顔を見ない限り、一ヶ月もすれば私の事を綺麗に忘れるだろう。


  3つ目は適応化で、このローブを着ているとどんな劣悪な環境でも常温で過ごせる。


 4つ目は衛生保管だ、このローブは汚れる事は絶対に無い。

 この4つがこのローブのエンチャントだ。

 自分でもこのローブは重宝していて、長く放浪する事の多い私としては一番の道具だな。

 因みに破れたりした時にはある知り合いにメンテナンスしてもらっている。



 次にこのカードだ、1回使って見せたがちゃんと紹介すると、名前は簡単に収納カードだ。


 ーーんっ?安直すぎだって?簡単な方が覚え易いんだ、文句を言うな。


 効果は2つ、収納と取り出しだ。このカードにはルールがあって、1つのカードに入るのは一種類のみで、生物を入れる事は出来ない。

 その代わり同じ物ならいくらでも入るし、カード内は時間の経過も無しだ。


 私はカードを腰のポーチに入れているが、整理には気をつけている。


 次はえーと、なんだったか……そうか私の着けてる手袋があったな。


 この手袋には3つエンチャントを着けている。

 1つ目は器用阻害阻止だ、手袋を着けていて細かい事がしにくい時なんか無いか?

 それを無くすエンチャントなんだ、私は錬金術師だから薬を作ったり、簡単な道具(爆弾など)を作るときにに重宝するんだ。


 2つ目は収納だ、私の収納カードと連動して、手袋を着けて掴んだ物を、カードにしまう事ができる。

 ーーほら私が物を掴んで消した時があっただろ、この手袋の効果さ。

 後はカードの効果と組み合わせると、物をしまい手にしまっていた物が来るという仕組みさ。

 因みにしまう先が複数個入っているカードの場合はしまおうとした物が出てくる事になっている。


 3つ目はローブと同じ衛生保管だ、これはもう説明はいらないだろ。

 手袋とカードも私の戦い方には無くてはならない物だ。


 ボウガンは説明したしこれで終わりかな?





 ……なに?プロローグに出てきた本も説明しろって?この本のか〜。

 ーーん〜〜、内容は言えないけどあれら私の研究書だね、私が研究してきた。

 全てがこの本に詰まっている、危険な研究も可笑しな研究も呆れる研究もね。

 この本と後、付属のペンにもエンチャントをしている。


 本には読解不可で、この本に書かれてる内容を、読み解く事を私以外に出来なくする、エンチャントだ。

 ペンにはインク無限だね、どんな効果は言わなくても分かるだろう。


 おっと話が長くなったね、少し急ぐとするか。


 私はフードを手で強く抑えると、走り出す。

 走り始めると私自身、風になって消えた。

主人公よ最後に使った道具の説明もしろよ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ