表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カオス・サモナー  作者: わたあめ
2/2

大学登校

大学に入ると“合コンいっぱいで青春できる”とかいわゆるウハウハなことになるのかなぁというイメージを抱いていたが実際はそんなことはない。

大体なんでそんな金のかかることに参加せにゃならんのだもったいない。

セッティングなども面倒くさいしそもそも開催する人間がいないのだから、出られるはずもない。

…悔しくなんかないぞ?


大学には電車で30分ほど時間のかかる場所にある。

1限からなら、別の学校に行った友人と一緒の電車になるので、趣味の話に花が咲くのだが2限からなので寂しく1人で登校することになる。

「おーい、横山ー」

…と思ったら俺を呼ぶ友人の声がする。

言い忘れたが俺の名前は横山 (まこと)だ。

もしも“しん”とでも言おうものなら俺が不機嫌になるからやめてくれ

名前を間違われるのは気分がいいもんじゃあない。

「おう、おはよう」

「なぁ今日の基礎科学のテスト予習した?俺全然してないからこれからしないと…」

そして今日テストの予習をしてこなかったこいつは兒玉聖司(こだませいじ)

通称マリオ

何となくマリオな感じがするからということだ。

俺は親しみを込めて“こだまん”と呼んでいる

大学で知り合ったのだが、趣味がそこそこあって結構いい友人になっている。

「俺がやってるって思ってるのか?」

「思わない」

やるわけないじゃないかそんなめんどくさいこと

その日で覚えたことで何とかなるレベルなのだからわざわざ前の日にするもんでもないだろう

「お前らバカか?そんなもん前日に済ませておけよ。落としても知らんぞ」

…ちょっとイラッときかねないことを言ったこいつは山本克己(やまもとかつき)

ぶっちゃけ頭いい。普通に勉強できるやつって感じだ。イラッとくることを言ってくるのがウザイと思ったりする。

…さて授業開始まであと20分でできる限り覚えるか


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ