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通信中…

夏盛り。

今日は台風の影響で朝からどしゃ降りだ。天気予報によると明日からは蝉をも茹だる暑さになるとか。


現在午後6時59分。営業終了時刻まであと1分。まぁ、あってないような営業時間ではあるが。

あと30秒。

カランッ。

ドアについている飾りが鳴った。

「すみません。もう営業時間を過ぎているんですが」

実際にはまだ営業時間を過ぎていないのだが、たったの30秒。話をするとなると営業時間を過ぎる。ならば、これくらいの誤差は許容範囲だろう。

洸祈はジーンズに半袖のパーカーといったお得意の格好で応接室のドアから顔を覗かせた。

入り口に佇む黒い影。

そいつは疲れたように頭を垂れて立っていた。

「水、くれへん?」

「………………は?」



「いやー、ありがとな。風呂まで借りてもうて」

水を一口飲むと、関西弁の男は白兎を胸に抱いて屈託のない笑顔を振り撒いた。

この水に囲まれた日本で脱水症状で死なれたら縁起が悪そうなので、渋々と男を客として店に入れると、洸祈(こうき)は直ぐに後悔した。

男は水を含んだスポンジのようにびしょ濡れだったからだ。

外の雨に打たれたのは状況から明らかだった。

水も飲ませたし、さっさと帰ってもらおうとした洸祈だったが、店子の琉雨(るう)に「あれじゃあ、風邪を引きますよ」と指摘されて見ず知らずのこの男を風呂場に案内した。洸祈としてはそこまでする必要があるのか疑問だったが、頬を膨らませた琉雨には逆らえなかったのだ。

そして、洸祈は男の為に、小さくなって着れなくなった自分の古着を貸用意した。捨てるのも面倒で残っていたものだ。

洸祈は平均よりも高い身長ではあったが、着れなくなった古着でも、男には子供が親の服を無理して着ているようにぶかぶかだった。来店時は慣れたようなスーツ姿で社会人のようではあったが、男はかなり身長が低く、小柄だったのだ。私服姿で現れたら、洸祈には学生に見えていただろう。

「てか、水垂れてる。ちゃんと髪を拭け!お前の来訪で濡れた応接室の床を俺が拭いたんだぞ!また拭かせる気か!?」

また一滴。髪から垂れた水は、男の膝に乗る白兎の頭に落ちた。ぴくりと耳を揺らした白兎はふるふると頭を揺らす。

「ほんまやな。兎さんごめんな」

白兎に謝る間にも、水は兎の体と床にぽたぽたと落ちて行く。!

「拭けって言ってんだろーが!」

洸祈は礼儀を忘れて―既に忘れていたが―怒鳴ると、男の首にかかっていたタオルを掴んで、枯れ草色の頭を乱暴に拭いた。

「せっかちさんやな、崇弥(たかや)は」

男は気持ちいいのか、タオルの隙間から猫のように細めた目を見せて笑う。

「せっかちってなぁ…………ん?何で俺の名前を知ってるんだ?」

「俺、司野由宇麻(しのゆうま)って言うんや」

なんの脈絡もなく男は自己紹介をした。

所謂、童顔の男は枯れ草色の大きな瞳を眼鏡の下でくりくりとさせて自信満々に言う。

「だから?」

由宇麻の膝の白兎がピンと耳を立てて洸祈の方を向いた。何かを伝えたそうにじっと洸祈を見上げるが、洸祈は首を傾けるだけだった。そんなに忘れっぽい質ではなかった気がするが、考えても考えても、聞いたことのない名前なのだ。

「この人でなし!」

聞くが早いか、由宇麻は洸祈を睨んだ。

「はぁ?」

洸祈が睨み返す。

ここまで世話をして、人でなしとは。

おおらかと言うよりも面倒くさがりで大抵のことは気にしない性格だったが、それでも苛ついた洸祈は不機嫌さを前面に出す。

「うっ」

洸祈の眼光の鋭さに怯んだ由宇麻は、予想外だったのか、直ぐにその瞳を揺らした。喉をひくつかせ、下唇を咬み、眉を寄せて……。

まずい、こいつ泣きそうだ。

洸祈は身を堅くした。

自分の態度に間違いはないと思いつつも、泣かれるのは嫌だった。特に由宇麻は顔が幼いのだ。弱い者虐めをしている気分になる。

しかし、由宇麻はぐっと息を呑んで堪える。涙を流す一歩手前で止まれたようだった。

肩を震わす由宇麻の膝から白兎が脱け出すと洸祈のジーンズに顔を擦り付ける。それに気付いた洸祈は「分からへんの?」とぼやく由宇麻を置いて白兎を持ち上げる。

「お前、こいつのこと知ってんのか?」

洸祈は白兎に小声で話し掛ける。

「ここのお向かいさんが司野さんです。お向かいさんなんじゃないですか?」

白兎は少女の可愛らしい声で答えた。断っておくが普通の兎は喋らない。

「司野、だっけ?気にしたことなかった。まぁ、それなら、俺のことを知っているのは納得できるけど。でも、俺がこいつを知らないから逆ギレしたって言うのか?そんなに怒るか?」

「お向かいさんですし、何処かで挨拶してたとか……?」

「隣の家には挨拶したけど………………てか、向かいの家には挨拶してないわ…………それかな?怒ってる理由」

真実を話すと白兎は洸祈の契約魔獣――護鳥(ごちょう)の琉雨だ。

琉雨は耳を垂らして、前足を動かす。

「何?」

「あの人、ルーのことをとっても強く抱き締めるんです。ルー、死んじゃいますよぅ」

白兎の紅い目を見ても分からないが、本来の姿だったなら、彼女は涙目だろう。

「じゃあ、2階に居ればいいだろ?」

「久々のお客様ですし、近所付き合いが下手な旦那様の為に、ルーはお向かいさんがどんな人なのか、もっと見てたいです」

「随分の言い様だな。……でもまぁ、一理あるし……分かったよ。俺の膝に居ろ」

「はひ!」

洸祈が愛用の揺り椅子に座ると、白兎がその膝に乗った。

さて、問題はこいつだ。

「あー、お向かいさん?立ってないで座ったらどうですか?」

「なんや、知ってたんかいな。俺だけ崇弥を知ってるなんて悲しいもんな!」

その表情の切り替えが早いこと。

由宇麻はパッと顔を輝かせると、ばふっとソファーに腰掛けた。洸祈は小さく溜め息を吐くと、顔を上げて由宇麻を見据え、「水、飲みましたよね?依頼料を置いてお引き取りを」と手のひらを彼に向けた。

「酷いで!水一杯やんか!」

「水一杯でも無料じゃないんだ。水くれって依頼したのはそっちだろ?服は善意で貸してやるんだから、依頼料ぐらいは寄越」

……………………。

「ううー、崇弥のケチ!一万でええやろ!」

「旦那様!いくらなんでも!!」

二つの声が重なった。

由宇麻は財布から一万円札を出しながら固まる。

「誰かおるん?」

部屋には洸祈と由宇麻だけ。何者かが本棚の陰に潜んでいる可能性もあるが、声の発生源は直ぐ側だった。それも、何処からかと聞かれれば、洸祈の方からだ。しかし、声の質は明らかに少女のものだった。男の裏声にも限度があり、今の声は限度をゆうに超えている。つまり、見えない何者かがこの部屋の、それも由宇麻達の近くにいる。

「琉雨!このバカっ!!」

洸祈の落としきれない怒鳴り声が響き、由宇麻は洸祈の目線の先、彼の膝を見下ろした。

「ひゃう!ごめんなさい、旦那様ぁ!」

白兎だ。

ふかふかでもふもふの兎。兎を飼っているなど、お向かいさんも可愛いところもあると思っていたが、喋る兎を飼っているとは思わなかった。

「……兎さん、喋っとる?」




「ルーは琉雨って言います!」

バレてしまったからにはしょうがない。琉雨は本来の姿で挨拶した。

白兎から青白い光が発せられると、瞬く間にその姿を変え、ウェーブのかかった焦げ茶色の髪を肩にかからないかの辺りで切った手のひらサイズの少女が現れた。その背中には淡く青色に光る羽が生えている。

黒色のタートルネックに赤と緑のチェックスカート、えんじ色のパーカーを羽織ったその様は、大きさと羽を覗けば、ヒトの子と同じ。

「崇弥の隠し子?」

由宇麻が真面目な顔をして洸祈を見た。

「んなわけあるか!!琉雨は俺と契約している魔獣だ!」

洸祈は由宇麻に掴みかからん勢いで言う。

「旦那様、喧嘩は駄目ですよ!」

「そうや。琉雨ちゃんの言う通りや。それに、こんなにかわええ子が自分の娘やったら誰だって嬉しいやろ?」

「はわわ!」

率直に褒められ、琉雨は頬を染めた。それを見た洸祈は益々不機嫌になる。

「っ!!この野郎!」

本気で掴みかかる洸祈に、にへらと笑って由宇麻はまあまあと宥めた。

「崇弥は琉雨ちゃんを本当に大事にしとるんやな。そっか、安心したわ。…………なぁ、崇弥は酒を飲めるん?」

「は?……何を急に」

由宇麻の話は切り替えが早い。それは洸祈が一瞬で怒りを忘れる程に唐突だった。

「今日は酒を飲みたい気分なんや。付き合ってくれへん?」

「俺は未成年だ。悪いな」

下から見上げて懇願する由宇麻を、洸祈はひらひらと手を振って出口を示した。

帰れ――洸祈の無言のアピールだ。

「崇弥って未成年だったん?」

「一々失礼な奴だな。だが、大人な俺はもう反論しないからな。だから、帰れ」

何を言っても冷たい洸祈に由宇麻は頬を膨らました。琉雨は洸祈の肩に止まって洸祈を見つめる。

「何でそんなに冷たいんや?俺は仲良くしたいのに」

「俺はお前が嫌い」

一言。由宇麻は目を見開いた。

「旦那様っ!!」

琉雨が抗議の目を向けてくる。洸祈はそれを無視してパーカーのポケットから紙を取り出した。

「お前、公務員だろ?それも労働課監査部。何しに来たんだよ」

トランプサイズの紙片を読み上げる洸祈の声は酷く冷たい。

「俺の名刺や」

「濡れた服から頂いた」

「何で……」

「先に俺の質問に答えろよ。何しに来たんだよ」

洸祈は揺り椅子から立ち上がると、由宇麻の前に立った。

「何って……ホンマに……何にも……」

怯えきった顔で由宇麻は縮こまる。

「単刀直入に訊く」

ソファーの背凭れに由宇麻の手を叩きつけると、間近から由宇麻を睨み付けて言った。

「お前はジャッジメントか?」

「ジャッジメント……審判…………いや、違うな。俺に言うてんなら、政府代理人ってことなんか?」

「あぁ。お前は政府代理人か?」

洸祈が由宇麻の腕を強く握り、声は出さなかったが、由宇麻が顔をしかめた。

「旦那様!やめてください!だって名刺には……」

「煩い、琉雨。こいつが政府代理人なら、寧ろ、監査部くらいの肩書きの方が動きやすい。それに、これくらいしないと真実を吐かないだろ」

「もしも間違っていたら!」

洸祈の腰にしがみついた小さな琉雨は目尻に涙を浮かべて必死に止めようとする。

「その時は酒に付き合ってやるよ」

「俺はあんまり気乗りせぇへんな……」

由宇麻は痛みに堪えながら苦笑する。

「下手な嘘はやめろよ。簡単に分かるんだから」

「どうやって?」

由宇麻は洸祈を挑発する。

「お前を拉致って、政府に身代金を要求する」

「それで?」

「お前がもし、普通の公務員だったら、政府は結果的にはお前を見捨てる。逆にお前がもし、政府代理人だったら政府はお前を取り返そうと金を用意するか、情報漏洩防止のためにお前を殺すかしてくる」

「崇弥が殺されるかもしれへんで」

「あんな奴等に俺は殺せない。第一、俺が弱かったら、政府は俺に交換条件付けて仕事の依頼はしてこないさ」

見えない政府を洸祈は嘲笑う。

「交換条件?崇弥は一般人やろ?……それって、何なん?高額な依頼料とか?…………もしかして、脅されてたりせぇへんよな!?そないなことなら、俺――」

「忘れろ」

苛ついた洸祈は冷静さを失い、つい勢いで口走ってしまう。

「無理な命令やな。うっかり誰かに喋ってまうかも。俺は監査部やで?おんなじ政府機関の仲間だって監査する」

「お前っ!」

「隙ありや!!」


「っ!?」


感情に流されやすい洸祈の隙を突いて、由宇麻は手首を捻って逆に洸祈の腕を掴むと、ソファーに組臥せた。

「あぅ、旦那様!」

洸祈の味方か、由宇麻の味方か。琉雨は右往左往しながら二人の行く末を心配する。

「俺は労働課監査部所属の司野由宇麻。俺の仕事は色んな会社に行って、衛生管理等々の監査項目を埋めることや。その際、違法があればそれなりの対処をする。抵抗するようであれば、実力行使も対処の一つや。分かったか!崇弥!」

「わ、分かった」

由宇麻はその童顔で洸祈を睨み付ける。洸祈はその剣幕に押されて頷いた。

「そして、俺がここに来た理由は喉が渇いていたからと、崇弥達と仲良くなるためや。ほな、酒に付き合ってくれるんやろ?」

にこにこと満面の笑みを見せた由宇麻は洸祈の上から降りた。仲良くなれたと由宇麻は手を差し伸べたが、洸祈は掴まれて赤くなった自分の腕を見下ろすと、冷めたままの表情を彼に向けた。

「俺はまだお前を“政府代理人じゃない”とは認めてない」

「用心深い奴やなぁ。そんな性格やとモテへんで」

「30になっても未だに独身のお前に言われたくない。どうせ、彼女すらいないんだろ?」

由宇麻の表情が強張った。

「年齢関係ないやろ……いやいや、何で30やて分かるんや」

「名刺に書いてあった」

「確かに……やない!名刺に年齢は書かへんわ!」

「本当に?」

由宇麻は考える素振りを見せると、確認しようとして、名刺の入った財布を……。

「俺の財布!」

「返すから帰れ」

「じゃあ、俺が政府代理人じゃないってことを認めてや」

「財布はいいのかよ」

どうせ財布を取るんだろ?そういった質問だ。しかし、由宇麻は洸祈の予想に反した。

「いい。崇弥に俺が政府代理人じゃないと認めさせる方が重要や」

由宇麻は頭を振る。

財布には現金も入っているし、各種カードも入っている。免許証がないと車出勤もできなくなる。

それでも、由宇麻は譲らなかった。

「何でそこまで拘るんだよ」

洸祈としては本当に記憶がない。百歩譲って何処かで挨拶はしていたとして、そこまで執着されるものだろうか。若干の恐怖を感じて洸祈は引き気味になる。もういっそのこと、何も言わずに彼に財布を返してしまった方がいいかもしれないと思う程に。

「仲良くなりたいんや」

由宇麻の手が洸祈の腕を強く掴む。

「痛い」

「さっき俺にやったやんけ。……さぁ、認めるか?」

「なんで俺が脅されるんだよ。怪しい……認められない」

「強情やな」と、由宇麻はむすっとして不機嫌に言う。

「じゃあ、俺の生い立ちから話せばいいん?……俺が原因で両親が離婚したことも、じっちゃんが代わりに俺を育ててくれたことも、そのじっちゃんが亡くなったことも、じっちゃんが俺に残してくれた家に住んでることも、今更になって両親が俺に連絡を取ろうとしたことも」

「やめろ!いい……やめるんだ」

洸祈は一度語気を荒げると、やがて懇願するように由宇麻を見上げた。早口で捲し立てる彼に洸祈は聞きたくないと首を振る。

「そうです!やめて下さい!!今の由宇麻さん、辛そうです!」

琉雨もまた洸祈の肩に乗って叫んでいた。由宇麻は歪んだ顔を二人に向けて固まる。

どんな顔をすれば良いのか分からずに様々な感情を継ぎ接ぎしたような顔をしていた。

「俺……」

「本当に悪かった。お前の財布の中身を見た時から、お前が政府代理人じゃないとは思ってたんだ」

洸祈は尻ポケットから財布を取り出してテーブルに置いた。大雨で濡れていたはずのそれは何事もなかったかのように乾ききっていた。

「なら、どうして……」

「俺は良く知らない人間を信用は出来ない」

洸祈はきっぱりと言い切る。

「お向かいやんけ」

「“お向かい”なだけだろ?違うか?お前の名前も仕事も姿も声も重さも喋り方も力も今、知った。だから、俺は今、お前を認めたんだ」

由宇麻は洸祈から腕を放すとちょこんとソファーの隅に座った。前髪で表情を隠して一人でうんうんと頷く。そして、体を起こした洸祈の方を向いた。

「仲良くしてくれるん?」

目尻を赤くし、眉を寄せ、苦しそうな表情で洸祈を見る。

「……交換条件のことを忘れるなら」

「忘れられんけど……」

「おい!」

「誰だって完全には忘れられんやろ。俺、自力で記憶喪失になるとか出来ひんよ」

まぁ、そうだ。

「だけど、詮索はしないし、誰にも喋らへん。これでええやろ?で、仲良くしてくれるん?」

ここまで言われたら、洸祈が負けるしかない。身も心も削って洸祈に認めてもらいに来たのだ――それこそ怖いのだが――洸祈は深々とため息を吐いて、目を閉じた。

何だか、疲れてしまった。

そして、次は閉店間際の依頼は絶対に断ると、洸祈は固く心に誓った。

「下心がないなら、仲良くしてやってもいい。言っとくが、琉雨は外見は可愛いくても、中身は野獣だからな」

「はう!野獣!?ルーは野獣じゃないですっ!!」

洸祈に襟首を掴まれた琉雨はばたばたと手足と羽を動かす。唇を尖らせてご立腹の様子。

「ほら、野獣だろ。凶暴だ」

「ちーがーうー!」

「琉雨ちゃんは絶世の美女や」

由宇麻が満開の笑顔を見せると、洸祈と琉雨は目を見合わせた。

「絶世の美女って……いや、誇張し過ぎだろ。ちんちくりんにその言い方は、逆に貶してるように聞こえんぞ、司野」

そして、洸祈がにやりと笑った。

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