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お天気裁判   雨の逆襲  作者: 双鶴


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第2章 午後1時、晴れの微笑み(由美子)

「お天気裁判」って、なんか響きがいい。

佐藤先生がそう言ったとき、私はちょっとワクワクしてた。

だって、探究の授業って、たまに“正解がない”から面白い。


晴れと雨、どっちがいいか。

私は迷わず「晴れ派」に手を挙げた。

だって、晴れの日って、なんでもできる気がするから。


「由美子が晴れ担当なら、勝負ついたな」

誰かがそう言って、クラスが笑った。

でも私は、ただ人気で勝ちたいわけじゃない。

ちゃんと、晴れの良さを伝えたい。


放課後、図書室でノートを開いた。

「晴れのメリット」って書いて、思いつくことをどんどん書き出す。


・洗濯物が乾く

・気分が明るくなる

・遠足や運動会ができる

・太陽光発電が使える

・写真がきれいに撮れる


「そういえば、晴れの日って“セロトニン”が出るんだっけ」

脳の中で“幸せホルモン”って呼ばれてるやつ。

晴れの日に気分がいいのって、ちゃんと理由があるんだ。


それに、晴れの日の思い出って、なんかキラキラしてる。

小学校の運動会、家族で行った海、友達と食べたアイス。

どれも、太陽の下だった。


でも、さっきの俊太の顔が、ちょっと気になってた。

あんなに真剣な顔、初めて見たかも。


「雨の名誉を守る」って、なんかカッコよかったな。

…いやいや、私は私で、ちゃんと勝たなきゃ。


私は、晴れの魅力を全力で伝える。

それが、探究ってもんでしょ。


発表対決まで、あと 6日


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