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頭がオカシイ男の話  作者: ゴブリンメイジ
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勝負!

自衛隊にて、小隊陸曹に「俺に長距離走で勝てるか?」と、聞かれ、「長距離走では、勝てませんが、50m走なら、分かりませんよ?」と、答えたら、生意気だと思われて、勝負することに、なりました。当時、この小隊陸曹は、長距離走と、バイアスロンで師団の三羽烏と、言われる実力者でした。対する俺は、50m走7.0秒の雑魚。しかし、絶対はない!と思っていました。メンバーは、小隊陸曹、班長、二等陸士の俺、の三人です。小隊陸曹の掛け声で、スタートしました。直後「あっ!」と小隊陸曹が、声を発して、小さいヌカルミに足を滑らしました。気遣って止まる班長。無視して死ぬ気で走る俺。さすが三羽烏。結構離れたのに、凄い追い上げ。紙一重の差で逃げ切り、先にゴールした俺。隊舎から小隊陸曹に、ヤジが飛んでました。「なんだ、○○負けとんのか!」と。勝負に絶対は無い。しかし、班長の様に上司を気遣う方が、上手な生き方だと思う今日この頃。

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