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亡霊日記  作者: 文次郎
7/7

7日目 [影]

7日目


亡霊になって一週間が経った、正確にはもう少し日が経っているんだろうけど、あの日が僕の命日であり誕生日でもあるんだ、誰も祝うことのない誕生日だろうけど、亡霊としての生活にも慣れてきた頃だ、浅い眠りにつきそして夜明け前に眠る。


そして映画館へ行ったり家で動画を見たりと、怠惰に過ごしていたけれど、こんなんじゃ謎を解明できない、僕がなぜ死んだのか、なぜ亡霊になったのか、何か行動しなければけれどどうすればいい?何をすればいい?何もわからずすぎる時間に苛立っていた。


家にいるのも退屈で外へ出かけた、空を漂いながら映画館へ行く道中はやっぱりみんな僕のに気づかない、そうして映画館の入っているショッピングモールの最上階に向かう、エスカレータをのぼり分厚い扉を透けて中へ入る、そうして映画を見ようと、後ろの映写機の前を通り過ぎると、なんと僕の影がスクリーンにデカデカと写し出されている!!




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