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亡霊日記  作者: 文次郎
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2日目 [透ける身体]


2日目


亡霊になって2日が経った、亡霊のいいところは宙を浮けることだ、自分の部屋からそのまま天井を突き抜けて外へ出た、そして風に流されるまましばらくぼーっとした。


亡霊は基本的に全てが透けて物体に触れない、だから外の空気とか部屋の空気とかは感じられないんだけど、やっぱり空高くの空気は新鮮でいい気分がする。


流されながら僕は不図思った、そういえば僕の身体はどうなったのだろう?確かに僕が亡霊になったのは昨日だが、僕が実際に死亡したのはもっと前のはずだ、あれ?僕はなんで死んだんだっけ?色々と大事なことが抜けている。


本当は焦ることだろうけど僕は落ち着いて考えた、どうせ僕は亡霊なんだ、時間はいくらでもあるし頼れるのも自分だけだ、一つずつ僕に起こったことを整理して行こう、まずは何故僕は死んだのかだ。


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