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異界の風  作者: 獣王丸
9/23

狼王

ミユ・キ・ガトー魔道士が放った3本の火炎弾を受け、炎の中で灼熱していくアイアンゴーレム。


それを合図に、一斉に突撃を開始した傭兵たち。


ヴィーシャは冷静に冷気の壁を陣に張った。

さらに、突撃を開始してしまった傭兵たちにも、出来る限り『火炎防御呪文』をかけて行く。


カークは叫んだ。

「すまん。ヴィーシャ。」


ヴィーシャは微笑んで返す。


カークが状況を確認する。

カークの周りに残ったのは、ヴィーシャ魔道士、ミユ・キ・ガトー魔道士、それに傭兵のサライだ。

ミユは真っ赤な顔で、唇を噛み締めている。


そして、あともう一人。

マニアックス・マスター、狂鬼。


ミユの様子を見て、カークは思った。

『無理もないな。私のミスだ。』


ミユとて魔道士としての出動は、これが始めてと言う訳ではない。

しかし今までの出動は、ミユの圧倒的魔力を見せれば、それで済んでしまう程度の事件ばかり。

しかも、後ろには正規の騎士団が控えていた。


『傭兵どもめ。うちの騎士団なら、こんな無様はせんが。』

『いや、これも俺の統率力の無さが原因か。』


「カーク殿。」ヴィーシャがカークにアイアンゴーレムを指し示した。


「うむ。」カークも異変の予兆に気づいた。


アイアンゴーレム。

鉄の巨人だ。

炎の高熱で攻めるのは、必ずしも間違いではない。

しかしアイアンゴーレムにも、その弱点を逆手に取ったタイプがある。

二人はそれを心配したのだ。

どうやらその心配は、現実のものとなりそうだった。


「サライ。魔道士達の護衛を命ずる。」とカーク。


「承知。」とサライ。


火炎呪文で真っ赤に加熱されたアイアンゴーレムは、変形を開始した。

鈍重そうだった外見がソフィストケイトされ、やや流線形を取り入れたデザインに。

それと共に、二足歩行のスタイルから、四足歩行に。

尻尾が生え、蜥蜴(とかげ)にも見える異形へと変身を続ける。

背中からは、1メーター程の三日月型の刃が無数に生える。

既に爬虫類の様に変化した頭部からは、30センチくらいの無数の(とげ)が。


アイアンゴーレムは、傭兵達を引きつけるだけ引きつけると、背中の三日月型の刃を撃ち出した。

真っ赤に熱せられたギロチンの刃が、カタパルトから発射されたようなものだ。


ミユが呪文を詠唱する。

「大地の精霊よ。」

「盟約に従い、我の召喚に応えよ。」


亞亞守豪霊夢(アースゴーレム)。」

牙亞帝闇(ガーディアン)。」


身長3メーター50程の岩の巨人が大地より顕れ、カーク達の前を守る形で立ち上がった。


「見事だぞ。ミユ。」


変形したアイアンゴーレムから発射された三日月型の刃は、ブーメランの様に回転しながら飛んで来る。

多少、広くなってはいるが洞窟の中だ。

傭兵達に逃げ場は無い。

勇ましかったウォークライは、たちまち阿鼻叫喚の悲鳴に変わった。

斬り裂かれる肉体。

灼熱した刃は切り口を焼き出血を抑える。

運が良いのか?悪いのか?

普通、片腕を切断されれば、5分程度で失血死だ。


80名以上いた傭兵達は、二種類に分けられた。

既に死んだ傭兵と、これから死に逝く傭兵に。


三日月型の刃の何本かは、カーク達の方へも飛んで来た。

しかし、土と岩で出来たアースゴーレムがカーク達を庇う。

三日月型の刃は巨人の体に当たり、2本ほど突き刺さったが、あとは弾かれた。

流石は天才魔道士、ミユ・キ・ガトーのゴーレムだ。


しかしミユは、青い顔をして、全身は小刻みに震えている。


カークは思った。

『とにかく落ち着かせなければな。』


「ミユよ。アイアンゴーレムに炎の呪文は、間違いではない。」

「しかし、今度からは私の命令で撃つようにしてくれ。」

「何しろ、こういう時、部隊の指揮を取ることを条件に、陛下より領地をいただいている。」

「ミユが自分で仕事をしてしまったら、私は職と名誉を失う(笑)。」


カークは力強く続けた。

「ミユ!!アースゴーレムを出撃させろ!!!」

「それと、この槍の穂先に、火炎呪文を入れてくれ。」

「初めてのくちづけのように、熱いやつを頼む。」


「くちづけなど、したことはございません。」

カークから槍を受け取りながら、ミユは応えた。


カークの持つ槍は、ラテマン家の伝家の名槍。

穂先の先端は鋼鉄だが、ミスリル銀も嵌め込まれており、ミスリルには魔法文字が刻まれている。

極大呪文どころか、殲滅呪文や禁呪の類いまで、充填が可能なのだ。


カークは、やや大袈裟に続けた。

「なんと・・まだ男の唇の味を知らぬのか・・・」

「ハンマの男たちは、どうなってしまったのか?」

「読めた!」

「魔王邪夢の呪いで、みな、不能者にされたか!!!」


「不能者?」とミユ。


「インポのことだ。大事な逸物(いちもつ)がだな・・」


「カーク殿!!」笑いながらヴィーシャがたしなめる。


顔を赤らめて俯くミユ。

少しは落ち着いてきたようだ。


「簡単な命令も守れぬ雑兵を失ったか。」カークは言う。

「戦力損失、マイナス3パーセントってとこだな。

もちろん、ミユに聞かせる言葉だ。


アースゴーレムは遅い歩みでアイアンゴーレムに進んで行った。

アイアンゴーレムはアースゴーレムとの戦いの前に、途中までやりかけだった仕事の仕上げに入った。

頭部の(とげ)が連射され始めた。

刺と言っても全長は30センチくらい。

弩弓(どきゅう)に使う短矢(ボルト)の様な物だ。

三日月刀の攻撃を生き残った傭兵達を、次々と射殺(いころ)していく。

そして何発かはカーク達にも。


『しまった!』

カークの槍は、まだミユの手の中。

魔法の充填中だ。

ロングソードでは、抜くのが間に合わない。

迂闊にも腰のナイフには、脱落防止用の革紐が結んだままだ。

メイン・ウェポンは槍。

サブ・ウェポンはロングソード。

ナイフは使うまいと考えていたからだった。


カークはチラとヴィーシャを見る。

ヴィーシャの前には、既にナイフを抜いたサライが。

絶妙の護衛位置だ。


『仕方がない』

カークはミユの前に立つ。

そして自分に飛んで来る鉄の刺を睨む。

例え100万の矢が飛んで来ようと、この男が目をつぶる事は無い。


チャキーン!!

金属同士がぶつかる音が。

同時に火花が散り。


鉄の刺を自分の肉体で受ける覚悟をしていたカークの前には・・・


背中にクロスボウを背負った、赤毛の男が立っていた。

手にはナイフ。勿論、古龍たちに見せた貴重品ではない。あれは大切な手掛かりなのだ。

細身で真っ直ぐな刃。

刃の長さは40センチ程度か。対怪物を考えた物なのか、短めの刀と言っても良い長さだ。

その男が、飛んで来た刺を、ナイフで払い落としたらしい。


その赤毛の男はナイフをブーツに戻すと、カークに言った。

「先日は城内で、たいへんご無礼をいたしました。」

「お怒りはごもっともでしょうが、何卒、ここのところは穏便に。」

「レッド・バスチェンと申します。以後、お見知りおきを。」


男はカーク以外の者にも、軽い会釈で挨拶をする。

しかし何故か、狂鬼の方は全くのスルーだ。視線も向けない。見えていないかのような、露骨な無視。


男はサライに言う。

「お美しき方。私のごとき田舎者をからかうのはご勘弁を。」

「白きコートのお姿を見た時は、危うく木から落ちるところでした。」


サライは微笑みで返す。


褒められて、悪く思う女はいない。

昔から、よく言われる言葉だが、いま証明されたのかも知れない。


男はカークに言う。

「騎士殿。先日のお詫びにもなりませんが、戦力損失マイナス3パーセント分の働きくらいは、させていただきたく思います。」


男は背中のクロスボウを手に取った。

ショルダーストックが付いている。

遠距離射撃用だろうか?


クロスボウの頭を地面に付けて、男がショルダーストックに体重を掛けるとストックは折れ曲がり、梃子(てこ)の原理でフックが弦を引き上げていく。


かなりポンド数の高い、高威力のクロスボウなのだろう。


腰に付けた小さめの矢筒から矢を取り出す。

長さは20センチほど。

短矢(ボルト)だ。

銀色の(やじり)には魔法文字が見える。

カークの槍ほどではないが、魔法を充填できるタイプらしい。


男は尻餅をつくような座り方で、左膝を立てる。

立てた左膝に、弓身を持つ左手の肘を当て、照準を安定させる。

教本通りの『膝射』の姿勢だ。


男が狙いを付けた先では、アイアンゴーレムとアースゴーレムの肉弾戦が始まっていた。

戦況はアイアンゴーレムがだいぶ優位だ。

鉄と岩では相性が悪い。


男はトリガーを引いた。

秋の夜に霜が降るように。

これも教本通りだ。


アイアンゴーレムの頭部で爆発が起こり、頭部の刺は全て吹き飛んでいた。


男は立ち上がり、クロスボウを背中に戻す。

全員に軽く会釈。

「申し訳ありません。先を急ぎます。なにとぞ陛下には、先日のご無礼、お詫びしていたとお伝えください。」


男は小走りで洞窟の奥へと向かう。

狂鬼の横を通ったが、その時も無視だ。


二体のゴーレムが戦う中を、全く歩調を変えずに抜けた。

二人の魔道士には魔法に見えた。


カークとサライにはハッキリと見えていた。

ぎりぎりの見切りと最低限の動きで、二体の戦いを(かわ)しただけだ。

正中線には、まったくの乱れは無かった。


そして、そのまま洞窟の奥へと消えた。


「う〜む。」カークは言った。「あの男、一言で表すなら。」

「気に障ると書いて、気障(きざ)と読む。だな。」


女たちは笑い出す。


「しかしだな、」カークは続けた。「男同士の仁義は心得ておる。」

「何故だか分かるか?」ミユに尋ねた。


「分かりません。」ミユは答える。


「サライはどうだ?」とカーク。


「分かるが…答えたくないな…」笑いながらのサライ。


「仕方がない。ヴィーシャ。」

「まだ男女の機知が分からぬミユに、教えてやってはくれまいか?」


笑いながら応えるヴィーシャ。

「・・・困ります(笑)。『冷たい霧』の呪文を詠唱していたのに(笑)。」

「仕方のない方ですね。正解は・・・・」


「一番、美味しいところは、カーク殿に残してくれたから。」


「ビンゴ!」


「ミユ!!!槍を渡せい!!!」カークは叫んだ。


槍を掴んだカークは、戦場へと飛び出す。


「タ〜リ〜ホ〜〜〜〜!!!!!」凄まじいウォークライを、腹の底から搾り出した。


槍は片手で持っている。

いつもなら基本通り、突撃は両手もちなのだが。

ハンマの周辺は平和である。

カークとて、これ程の戦闘は初めてだ。


『戦場に吹く風が、私を変えたのかな?』

『しかし、男が一人に美女が三人か。』

『古龍。必ず生きて戻れよ。』

『お前が戻ってきたら、この話をしてやろう。』

『お前の悔しがる姿が見えるぞ。』


カークが槍を片手で持ったのは、その方が走りやすいと思ったからだ。

いつもなら、けっして基本を破らない。

部下にも厳しく指導している。


『ご先祖様の血が、蘇ったのかもな。』


ラテマン家は、武名の誉れ高き名家だ。

立派な家系図だってある。

しかし・・・

実はけっこういい加減な部分もあったりする家系図だったりする。


しかし、初代だけは、はっきりしていた。


ロボ・ラテマン。


ハンマが王国になる前、まだ小さな都市国家だった時代の英雄だ。

当時、彼を本名で呼ぶ者はなかった。

みな、こう呼んでいた。

味方は、尊敬を込めて。

敵は、恐怖の代名詞として。


『狼王』


突撃する先では、ゴーレム同士の戦いの決着が着いていた。

敗れたアースゴーレムの巨体が崩れていく。


アイアンゴーレムは、まだ灼熱している体を揺らし、カークの方へ向かう。


冷たい霧がゴーレムを襲った。

霧はゴーレムの体に触れると、次々と蒸発を繰り返す。

急激に冷やされたゴーレムの体に、(ひび)が走る。

霧は(ひび)に入り込むと、水蒸気爆発を起こし、さらに傷口を拡げていく。


『なるほど(笑)。』

『氷呪文ではなく、冷たい霧の呪文を使ったのは、これが理由か。』


体全体から水蒸気を吹き上げ、あちこちの罅から水蒸気爆発の破裂音をさせながら、ゴーレムはカークに前脚で襲い掛かかる。


「邪魔だ!」


カークは槍を片手で振り回し、二本の前脚を薙払(なぎはら)う。

槍の穂先は炎を(まと)い、両の前脚を吹き飛ばした。


カークは敵の懐の中で、フットワークで敵を翻弄しながら、槍を順手から逆手に持ち替えた。


一人のカークが、『無意識に、滑らかに、槍の持ち替えをしながら』、一方で冷静なもう一人のカークが驚いていた。


武門の出であるカークは、幼少の頃より、父から厳しい稽古をつけられていた。

槍の型など、何回繰り返したろう。


腕を上げるにつれ、カークには、ある疑問が湧いてきた。

家伝の型だが、どうも実用性に乏しいものが含まれているように感じていた。

いま行った、順手と逆手の切り替えにしてからそうだった。


『こんなの無理だろ?』


いつも、そう思っていた。

この型に限らず、幾つかの型が、非現実的に思えていた。


『流派の宣伝のために作られた、ハッタリ技も含まれてるな。』

大人になったカークは、決して口に出さなかったが、そう思っていた。


ま、実際に多いんですよ。


地球の話で恐縮ですが、有名な『伊賀忍法帖』。

これ、服部半蔵が作ったインチキ本。

徳川将軍家が、経費削減のため忍者をリストラすると聞いて、でっち上げて将軍に献上した。

中身は出来そうで出来ない、とんでも技のオンパレード。


忍法水蜘蛛。

昭和に入って実験したら、沈没〜(笑)


伊賀秘伝の跳躍術。

麻を育てよ。

麻の成長は早い。

毎日、麻を跳び超えよ。

怠ること無く、これを繰り返せば、屋根にでも一跳びで…


これも実験した武道家がいますが、無理だったそうです。

ま、こんなんでピョンピョン跳べたら、皆んなオリンピック選手だよね。



しかし、ラテマン家の槍術は、そうでは無かったらしい。

型の第一の目的は、次の世代への技術の伝承。

先人が命懸けで編み出した技も、その精緻なる応用の部分は排除される。

基本的技術だけが、伝承されていく。

カークが、ハッタリ技だと判断したのも無理はなかった。

実際に出来ないからだ。


しかし、今、生と死の狭間の中で、何万回、何十万回と繰り返され、既にカークの血肉となっていた型に、命が吹き込まれた。

『流した汗は、裏切らない。』

この言葉、カークにとっては真実となった。


ゴーレムの体の(ひび)から光が漏れている。

『あれがこいつの(コア)か。』

カークは槍を叩きつけた。


モンロー効果というのをご存知だろうか?

対戦車砲弾でも、最近は流行りになっている。


高熱を発する穂先は、高圧高熱のガスを生み出し、それがゴーレム内部に向かって破壊力となって、アイアンゴーレムの鉄の体を破壊して行く。

モンロー効果のおかげで、槍はさらに内部に進み、さらにモンロー効果を重ねる。


アイアンゴーレムがチョパム装甲を持っていたら、こうは行かなかったろうが、どうやらイギリス兵器廠(へいきしょう)で製作されたものでは無かったようだ。


槍と、槍が発する高圧高熱のガスが、ゴーレムのコアを完全に破壊した。


『鉄を纏いし敵は、武器に炎の呪文を込めて貫くべし。』

『家伝の武芸帳の通りだな。』


槍を引き抜き、後ろへ翔びのくカーク。


『あれも試してみるか。』


カークが『これはハッタリ技』と判断した技の中でも、超跳び切りの『ハッタリ技』。


この技は無理があり過ぎる。

ずうっとそう思っていた技があった。


『魔女スカアハのゲイボルグ』


カーク家の武芸の中でも、秘伝中の秘伝。

技の秘密を守るため、この名は『技の名前』ではなく、『槍の名前』として伝えられている。

実際にこの技が使えたのは、初代の狼王のみ。


『絶対に出来っこない。』

『こんな動き、無理、無理、無理。』

『有り得ない。』


ずうっと、そう思ってきた。

しかし、今、カークには自信が合った。

カークの血が、型に隠されていた、真の技術を見抜いていた。

もちろん、誰にでも出来る技ではない。

単純で退屈な基本技を、何万回、何十万回と繰り返し、血肉となるまで修行した者のみが可能な動きだ。


既に勝負は着いていた。

ゴーレムは崩れ始めていた。


その時・・・

カークが何かした。


それに気づいた者はなかった。


崩れかけのゴーレムは、粉塵レベルまで破壊されたが、誰もそれが、今、カークが何かしたせいとは思わなかったろう。


『感謝しますぜ。ご先祖様。』


『さてと…』

『ボス狼の帰りを心配している美女三人のところへ戻るか。』


伝家の名槍を、まるで荷物でも担ぐかのように肩に乗せ道を戻り始めたカークに、真面目な騎士団長さまの雰囲気は無かった。


カークは呟く。

「楽しくなりそうだな。」

「我らを皆殺しにするとか言う、三匹目のサイクロプスとの出会いが。」

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