最後の一言
楽しい時間と言うのは早く感じると言います。 逆につまらない時間は長く感じると言います。
極端な話、楽しければ一日は短くて、つまらなければ長い。 でも経過してる時間はおんなじなわけで。
僕は現状、一日は長いと感じているのであまり楽しい人生ではないのでしょう。 別に楽しみがないわけではないですが。
僕は希望としては寿命で死にたい。 ヨボヨボになってもうすぐ死ぬんだなぁ、と感じてぽっくり死にたい。 まぁ人生何が起こるか分からないので希望通りになるか分からないけれど。
で。 僕は死ぬ時自分の人生をどう感じるのだろう、ふと考えた。
目を閉じて、今までを振り返って…… 楽しかったなぁ、と言うのでしょうか? つまらなかったなぁ、と言うのかな? がんばったなぁ、と涙ぐむかな? まだ生きたいなぁ、ともがくかな?
人間、未来のことは曖昧で過去のことは鮮明だ。 恐らく人生の終わりまでを事細かに計画してる人などいないでしょ? でも過去のことはよく覚えているものだ。 写真一つでこの時はこうでああでこんなだった、と思い出せる。
だからきっと死ぬ時も鮮明に覚えている。 死んだらどこに行くのだろう、そんな風に考えるのは若いうちだけじゃないかな? 死ぬ間際に自分はこの後どうなるのだろう…… と考えるのは自論だけれど少数でしょ。
じゃ僕は? もし今死ぬとしたら…… どう思うかな。 はい、やっぱり曖昧です。 まず今すぐ死ぬと考えるのが無理な話です。 実感湧かないし、そんなことあり得ないと考えてしまう。 ダメですね、先のこと考えられないと言うのは。
まぁでも、もしも今死んじゃったとしても。 僕は楽しかったな、と思える。 歩んできた人生は楽しかったと振り返ってみて言える。
僕が本当に終わる時も、楽しかったと思って終われたらいいな。
まぁ…… そんな余裕あるのかは予想も出来ないけれど。
ほら、やっぱり未来は曖昧ですね。