表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

国際情勢

 我が失墜した事の始まりは十年ほど前。我が生まれ落ちてから五年であった。

 我が国は、我が国以外の八の国々の兵士と神獣の連合軍に滅ぼされた。

 一国にしては過剰戦力ではないか?と初め思ったが、どうやらそうでもないようだ。

 各国の神獣には序列があり、一の座を持つ我が親と、二の座を持つ『青の国』のヨルムンガンドには大きな戦力的な開きがあるらしい。

 戦争の理由は知らぬが、まあどうせ面倒な国際情勢という奴であろう。


 親に教えられたことと自らが学んだことで生き抜いていた。

 しかし人社会ではそうもいかない。

 まったく、なぜ金属片を渡さなければ物を手に入れられないのだ。食べられもしないそんなものより野鳥の方が有益ではないか。それに視線が鬱陶しい。まあ確かに?我の毛は流麗ではあるが?それにしたって限度というものがあろう。

 ・・・そろそろ限界が来てしまっている。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ