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フラれて自暴自棄になっていたところを異世界召喚された結果がコレだよ!  作者: 荒薙裕也
第一章、調子に乗って闇魔法使っていたら、知らない所で恨みを買っちゃった結果がコレだよ!
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1、メンタル不足の試練

 目の前の白い光が晴れて、焼き切れそうだった網膜の機能が回復する。


 涙に滲む目を何度も(しばたた)かせながら、浩助はようやく目の前を確認する。


「……はぁ?」


 硝子窓を通して見える景色が一変している。


 校庭はあるのだが、その先にあった道路も売店も、民家もない。


 信号機もなければ、電線すらない。


 ただ目の前に見えるのは、ひたすら広がる鬱蒼と生い茂った森と――。


(石造りの家……?)


 何となく、それっぽいものを発見する。


 とにかく、いきなりのことに理解が追いつかない。


 なんだこれ? と思いつつ、教室内を見渡して見ると、騒ぐ生徒や、少し怯えた様子をみせる生徒、授業はどうするのーと言う呑気な生徒など、様々な様相が見て取れる。


 ……そして、当然のように浩助は混乱していた。


「……夢、か?」


 あぁ、そうか。


 そういうことか。


 どうやら、自分はフラれたショックで精神状態がおかしくなってしまったらしい――と、浩助はそんなことを思いつく。


 それで、どうやら真っ昼間から夢をみているのだと、そう結論づけた。


 夢なのだとしたら、別にここで大人しく授業を受けている必要もないだろう。


 高校ぐらいは卒業しておいて、と母に泣いて縋られたから授業には出ていたが、夢なら別に授業に出ようが出まいが関係ない。


 浩助はおもむろに席を立つと、教室の外へと向かう。


「ちょっと、有馬、何処行くのよ?」

「何処って……、これ夢だろ? だから、授業受けてても意味ねーし。テキトーにぶらついてくるわ」

「はぁ!? 何言ってんの!? ちょっと、有――」


 まだ何か言い掛けていた沙也加を無視し、浩助は教室の外にでる。


 階段を二度下って一階へ。下駄箱で靴を履き替えると、そのまま体育館方面へと向かう。


 体育館と校舎を繋ぐ渡り廊下の近くには、確か自販機があったはずだ。


 喉も少し乾いていたし、丁度良いかと思って、浩助は渡り廊下近くへと向かう。


「やっぱ、○ATCHだろ。……って、電源点いてねーし」


 自販機が沈黙したように真っ暗になっている。


 ポケットの中をゴソゴソとしていた浩助は、その様子を見て項垂れる。


「こういうのって、ずっと点いてるもんじゃねーの? 知らねーけど? ……つーか、あれ?」


 ポケットの生地をひっくり返すが、何も出てこない。


 何も出てこないというか、財布がない。


「まじか!? 落としたか!? ざけんな!? あれには、俺の今日の昼食代も入ってんだぞ!? どーしてくれんだ!? 購買でパンも買えねーじゃん!?」


 騒ぐ。


 あたふたする。


 そして、夢であることも忘れる。


 人間、恐慌状態になるとまともに思考が働かないらしい。


 ――と、視界の端に何かがちらつくことに浩助は気付いた。


 何だ、と思ってそれに焦点を合わせると、文字がはっきりと表示される。


 G:6


「なんだこれ? Gってなんだよ? ってか、俺の目どーなってんだ? 病気か? それとも、飛蚊症って奴? いや、夢だったっけ? つーか、鬱陶しいな、この文字……」


 浩助は、視界から追い払うようにして、文字の部分に手を触れる。


 と同時に、地面の上に硬貨が跳ね転がっていた。


「うおっ!? 何だ!? つーか、金か? …………。――俺の六百円かッ!」


 浩助は慌てて、地面に落ちた硬貨を拾い集める。


 だが、それは浩助が予期していたものではない。


「なんだこれ……? 五百円玉じゃねーよな?」


 それは、見たこともない刻印がされていた銀色の硬貨であった。


 サイズ的には五百円玉ぐらいなのだが、決して浩助が知っている日本の五百円玉ではない。


「改造五百円とかいう奴か? いらねー」


 放り捨てる、と同時にチャリンチャリンという音がして、浩助の視界の中の文字が明滅する。


 G:0 → 6


「はぁ?」


 いつの間にか視界の端の数字が減って、そして硬貨を投げたら数字が増えた。


 そして、何よりも不可解なのは、投げ捨てたはずの硬貨が……跡形もなく消えていた。


 どこに落ちているでもない。


 姿形すらもない。


 その一連の現象に、浩助は何か薄気味悪いものを覚える――、が……。


「そういや、夢だし……。財布ねーのもそれなら納得できるし、ビビって損した……」


 理不尽も夢であるなら納得ができる。


 そんなことを考えながら、ぼんやりとしていると、何やら慌ただしい足音が近づいてくる。


 浩助が目を向けると、そこには鋭い目つきで浩助に近付いてくる沙也加の姿があった。


「有馬、アンタねぇ!」

「なんだよ、水原?」

「何、勝手に行動してんの! みんな困ってるでしょう!?」

「はぁ? お前、夢の中でもお節介なのかよ。メンドくせー性格。だから、顔の割にモテねーんだよ」

「はぁ!? 華々しく玉砕した有馬に言われたくないんですけど!? 形だけ不良気取って、オレカッコイーとか思って、橘さんにコクって玉砕してれば、世話ないじゃん!」

「てめぇ、夢の中だからって言って良いことと、悪いことがあんぞッ!?」


 【スキル】憤怒:LvMAX が発動致しました。

 【スキル】狂犬:LvMAX が発動致しました。


「……。……はぁ!?」


 浩助は辺りを見回す。


 何か、機械質な音声ガイダンスのような声が聞こえた。それも、耳元ではっきりと通る声で、だ。


 それが、浩助を戸惑わせ、辺りを確認させる。


 その奇妙な様子に沙也加も何かを感じ取ったのか、奇異な視線を浩助に向ける。


「どうしたのよ?」

「……お前か?」

「何が?」

「スキル、ふんぬ、やらが云々って……」

「何言ってるの? 頭大丈夫?」


 本気で心配そうな目つきをしている沙也加に、浩助は怒りが沸々と込み上げてくるのを感じる。


 というか、可哀想なものでも見るような目に、思わず切れそうになる。


「うるせぇ! もう近寄ってくんじゃねぇ!」

「でも、先生に呼び戻せって言われてるんですけど! とりあえず教室戻ってくれないと、私が困るんですけど!」

「『けどけど』うるせぇ! 知るか!」


 そのまま、体育館裏へと向かう。


 ――が、沙也加に諦めた様子はなく、そのまま付いてくる。


 面倒臭い相手だと思う浩助ではあるが、体育館裏には彼と同じような不良が集まる溜まり場がある。


 そこまで行けば、さすがに沙也加もついてはこれまい。


 そのまま、逃げるような早足で体育館の壁沿いに歩き、体育館裏へと顔を出す。


 そこには、彼の目論見通り、彼が知る後輩不良の面々がたむろしていた。


 だが、その光景は、彼が予想していたものとは全く別のものであり――。


「あ、りまさん……、逃げ、て……、くだ……」


 最後まで言葉を繋げることもなく、頭を金髪に染めた男の頭部がぐちゃりと変形する。


 目、耳、鼻、口から、どろりとした赤い液体を垂れ流した男は、そのまま地面に向けて前のめりに倒れ伏す。


 それを見て、浩助は一瞬、何が起きたのか理解できなかった。


 バイクが好きで、何度か乗せてもらったこともある浩助の後輩は、彼の目の前で地面に倒れ伏すなり、真っ赤な血溜まりを作り上げている。


 何で?


 どうして?


 何が?


 どうなっている?


 混乱する浩助だが、理解は急速に訪れる。


 血の滴る棍棒が、彼の目の前をゆっくりと上がっていくのが見えたからだ。


 恐らく、浩助の後輩はその棍棒によって、頭をかち割られて――、死んだ。


 それが想像出来た時、浩助の視線は自然と棍棒の持ち主に注がれる。


 後輩の頭をかち割ったのは、大人の胴ほどもある棍棒を片手で扱う醜い豚の化け物であった。


 鋭い犬歯を生やし、力士のような体型をしており、背丈は二メートルほど。


 そして、顔はそのまま豚……いや、豚を醜悪にしたようなそんな顔をしていた。


 そのバケモノ豚の足下には、浩助の後輩らしき不良生徒が五人ほど――。


 ――全員、地面に倒れ伏している。


 死んでいるのか、生きているのかは判らない。


 だが、ぴくりとも動かずに、血溜まりが広がり続けているのを見れば、答えは否応もなく出よう。


「て、めぇ……、この豚野郎……ッ!」


 【スキル】憎悪:LvMAX が発動致しました。


 頭に一気に血が上る。


 例え、これが夢であっても許せる光景ではない。


 浩助は一瞬で地面を蹴って突進するが、バケモノ豚の動きが予想以上に素早い。


 一瞬で棍棒を振り上げ、風を唸らせながら浩助の頭頂目掛けて、棍棒を振り下ろす。


(危ねぇ!? ――が、夢なら当たっても痛くねぇんだよ!)


 左腕を引き上げ、棍棒を受け、そのまま殴りにいこうとした瞬間――。


 ――全身にかつてない痛みが走る。


 【スキル】修羅:LvMAX が発動致しました。


「!? !? !? !? !? !? !? !?」


 何が起きたのか判らないままに、浩助は辛うじて豚の攻撃範囲から脱出する。


 腕が吹き飛んだかと思ったような激痛が全身に走ったので、恐る恐る腕を覗き込むが、腕はそこにそのままついていた。


 グー、パーと握ったり、開いたりしてみるが、状態としては良好。


 先程の痛みが嘘のように、問題は見つからない。


(いや、少し……、体が重い、か……?)


 そして、気付く。


 何か視界の片隅に赤いバーのようなものがちらつくのが見える。


 意識を集中した瞬間、その文字が浩助の脳裏に浮かんでくる。


 HP:3/56


「はぁ!? なんだこれ!? HP? HPって、ゲームとかの? ってか、3って――」


 文句を言い続けるよりも早く、豚のバケモノが浩助に向かって突進してくる。


 どうやら、考えている暇はなさそうだ。


 浩助は慌てて豚のバケモノの棍棒の下を掻い潜るようにして、低い姿勢で駆け抜ける。


 どうやら、脇目もふらずに駆けたのが奏功したらしい。


 再度、豚のバケモノの射程範囲から抜け出すことに成功し、改めて相対する――、と。


「有馬――、え……、何……、そいつ……」


 沙也加が驚いたように目を丸くし、そして嫌悪感からか言葉尻を(すぼ)める。


 そして、その沙也加に気付いたのは浩助だけではない。


 豚のバケモノも、沙也加の姿に気が付き――、そして標的を浩助ではなく、沙也加へと切り替える。


「え? え? え? え?」

「馬鹿! 逃げろ、水原! そいつヤベェぞ!」


 語彙が少ないのが悔やまれるか。


 その豚のバケモノの脅威を正しく伝えられない自身に腹を立てながらも、浩助は豚のバケモノの背後に回る。


 だが、その様子を豚のバケモノも気付いているようだ。


 牽制のように棍棒を振り回し、浩助を威嚇する。


「夢なら……、別に水原が死んでも……、けど、さっきの痛みは……」


 何となく、浩助の胸に――本当に夢なのか?――という疑問が湧いてくる。


 それは、先の豚のバケモノに受けた痛みもそうだし、後輩が流した血の赤さや、漏らしたであろう汚物の臭いなどが余りにもリアルだったためだ。


 未だ頭の中に響いてくる機械質な音声やら、視界の端にちらちら映る表示やらが、夢の不可思議さを助長させているが、これが現実であったのなら――と考えた場合に、呑気に構えていることなどできはしない。


「水原逃げろ! 俺がコイツを引き付ける! だから、先公でも呼んできてくれ!」

「え? え――」


 水原の混乱が収まるよりも早く、豚のバケモノが水原に向かって駆ける。


「早ぇっ!? くそっ、させる――」


 【スキル】捷疾鬼:Lv1 が発動致しました。


「――か! ……え?」


 瞬間、浩助の目の前の事象が全て止まる。


 走っていたはずの豚のバケモノは、片足で地面に立ち、沙也加は「え」という顔のままに表情を固め、地面を蹴って起こった砂煙もその場に凝固したように固定される。


「なん……、だ? コレ? 時間が……、止まった?」


 軽く駆け出して、豚のバケモノを追い抜かしてから、そのバケモノの目の前で軽く手を振る。


 だが、豚のバケモノは反応すらしない。


 いや、一応動いてはいるのか。


 少しずつではあるが、その二本の丸太のような太い足が全身を前に押し進めようと動いていくのがわかる。


「くっそ、止まったわけじゃねぇのか……、ん?」


 沙也加の前までジョギング気分で軽く走ってきた浩助は、視界の片隅でちらつく文字を見つけ、そちらに意識を向ける。


 すると、その文字は、はっきりと認識できるように大きく浮かび上がる。


 【スキル】捷疾鬼発動中:残り25秒(再発動まで145秒)


「なんだ、この文字……、スキル? スキルって、つまりこの状況のことか? ってか、何て読むんだよコレ……」


 時間が停止したような空間の中、浩助は目の前に展開する文字に苛立ったように指で触れる。


 ――と同時に、まるで辞書のようにその項目に対する説明が表示されていた。


 【スキル】捷疾鬼しょうしつき【特上位スキル】

 効果時間:60秒/リロード時間:120秒/消費MP:5

 説明:自身の速度に+200~+1200の補正。効果はスキルレベルによって上昇。使用時、時間の流れが遅くなる。

 開放必須条件:悪鬼LvMAX、羅刹LvMAX、修羅LvMAX


「しょう、しつ、き……?」


 浩助が疑問を浮かべた次の瞬間、パリンという硝子の砕けた音が聞こえて、世界の時間の流れが元に戻る。


 浩助が走った道に突風が巻き起こり、豚のバケモノが自分の顔面を何かで斬られたかのように、短く呻いて押さえる。


 そして、浩助の後を追従するようにして駆け抜けた突風は、沙也加へとぶち当たり――。


 ――スカートが翻り、彼女の下着と白い太腿を露わにする。


「あ……、悪ぃ……」

「な――、にすんのよ、この馬鹿ッ!」


 沙也加のスナップを利かせた平手が浩助へと直撃し、浩助は地面へと倒れこんでいた。


 【スキル】決死:LvMAX が発動致しました。


 やたらと手慣れたビンタに目を白黒とさせながら、浩助は視界の隅の文字が瞬いたのを感じ、嫌な予感がしてその文字に意識を集中させる。


 HP:1/56


 ――死にそうだった。


「アホか!? 死ぬだろ! この脳筋女!」

「アンタがスカートめくりとかいう幼稚なことするからでしょ!? 謝んなさいよ!」


 沙也加の眦には大粒の涙が浮いてる。


 よっぽどびっくりしたのか、それともよっぽど怒っているのか。


 いや、多分両方だろうな、と浩助は思いながら立ち上がる。


 その視界の片隅に、棍棒を持った豚のバケモノの姿が映り込む。


「いいから、馬鹿! 逃げろ! 後ろに来てんぞ!」

「え? えぇ!? 何なのよ、コレェ!?」


 沙也加が浩助の声に反応して駆け出そうとするが、遅い。


 豚のバケモノは持っていた棍棒を、そのまま沙也加の背中目掛けて投擲する。


「――!?」


 それは、ゴッという鈍い音だっただろうか。


 沙也加の背骨をへし折るようにして投げられた棍棒は、彼女の腰椎を直撃し、浩助が見ている目の前で彼女の体をくの字に折り曲げ飛んで行く。


 浩助の頭の中に、つい先程、頭部を潰されて死んだ後輩の姿がよぎる。


 それほどまでに、沙也加の状態は異常であり、そして絶望的であったということだろう。


 渡り廊下を抜けたグラウンドまで飛んでいった沙也加は大型トラックに跳ねられたかのように、地面を大きく跳ねて止まっていた。


「水原ァ――ッ!」


 叫んだ浩助は、豚のバケモノから逃げるように――、いや、沙也加を救おうとするように――、一直線にグラウンドの中へと駆け出して行く。


 何事かと、校舎内に留まっていた生徒が窓から身を乗り出し、そして彼らは――。


 ――醜悪な豚のバケモノを目撃し、騒然とする。


「うぅわぁぁぁぁぁっ! 何アレ、豚!? 豚人間!? 気持ち悪ぃっ!」

「豚!? 豚なの!? それとも未確認生物!? UMA!?」

「……オーク? ってことは、ここは異世界なのか?」

「っていうか、誰か人襲われてるじゃん! 早く逃げろよ! 危ねえぞ!」

「いや、待ってよ……、校舎内に逃げてこられたら、次は私らが襲われるじゃん……」

「はぁぁぁ!? マジ!? 嘘でしょ! いや、無理無理無理! 無理だから! ちょっと先生なんとかしてよ!?」

「お、落ち着きなさい! こういう時こそ、落ち着いてだね!」


 雑音が(うるさ)い中、浩助は沙也加の傍に到着する。


 彼女は何か小さな声で、うわ言を繰り返し、その視線をあらぬ方向へと向けていた。


 もしかしたら、極度の痛みで意識が半分飛んでいるのかもしれない。


 どちらにせよ、動けないと判断した浩助は、彼女の手を取り、肩を貸す。


 ……逃げられるかは判らない。


 だが、先程の捷疾鬼というスキルが使えれば、まだ逃げ出せる可能性があった。


 それに、賭けてみるしかない。


 心の中で捷疾鬼というスキルが発動することを願いながら一歩を踏み出す。


 だが、浩助の視界の端でちらつく、無情な文字――。


 【スキル】捷疾鬼を使用するにはMPが足りません。


「MP!? マジックパワー!? ふざけんな! 残量どれぐらいだ!?」


 すると、出て来る文字。


 MP:4/9


「HPに比べて少なくね!? メンタル弱すぎかよ!? 畜生ッ!」


 沙也加を引きずってでも、豚のバケモノから離れようとする。


 だが、そんな浩助の願いも虚しく、豚のバケモノは浩助のすぐ背後へと駆け寄ってくるのであった。

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