第4話
「やったー、また3人一緒のクラスだね」
「今年も一緒なのか、とりあえずよろしく」
「うん、また3人でわいわいできるね」
その後、始業式と入学式も終わり、それぞれのクラスでホームルームが始まった。
「は、初めまして、今年からこのクラスの担任になりました。葉罪 桜智と申します。い、一年間よろしくお願いします」
女の先生で真面目だが、どうやらあまり生徒の前で話すのは慣れていないようだ。
「そ、それじゃまずは一人ずつ自己紹介をしてもらおうかな」
一人ずつ自己紹介が進んでいった。
「えーと、柑菜 美希です。部活は剣道部に入っています。よろしくお願いします」
「立花 拓也です。まあ、基本雑な性格やから、気軽に話しかけてくれてや。よろしく」
その後も自己紹介は進み、みんなが注目していた人にまわってきた。
「今年からこの学年に編入してきました、白鳥 小夜と申します。海外では邸の中にいることが多くて、あまり人と話したことがありません。こんな私ですが、よろしくお願いします」
肌の色は色白で、その顔立ちは端正でほっそりとした体つきをしている。また、名前の通りに長い黒髪は腰のあたりまで伸びていた。
彼女が自己紹介を終えたと同時で、教室のあちこちで男子が騒ぎ始める。
その様子を見て葉罪先生が戸惑ってしまった。
「はい、み、みんな静かに。次の人が困るでしょ」
「はーい」
「えっと、次の早瀬 誠一君はー。って、あれ 」
その席には誰もいなかった。
「葉罪先生。あいつはいつも授業さぼってんで、どうせ学校のどこかにいると思います」
拓也が素早く反応した。
「えっ、そ、それじゃどうしようか〜」
「誠一のことだし。飛ばしといていいと思います。あとから俺の方から言っとくんで」
「そう、なら頼もうかな。じゃ、次の・・・」
そんなこんなの調子でホームルームが終わった。
30分で終わらせようと頑張ったものの、ヒロインの白鳥 華蝶の名前を考えて、決めるのに1時間、ヒロインの容姿を表現するのに困って1時間。本当表現力がない私です(ただのバカ)
文章を書く際、 他のところで書いたものをコピーして貼り付けてやっているのですが、点とかがおかしい位置にあることがあるのですが、直す方法よければ教えてください。