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双極のレクトル 〜神書の使い手〜  作者: 無刀 神情
第一章 出逢い
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第2話

「美希さん、おはようございます」


「理咲ちゃんおはよう、誠一もおはよう」


「おはよう」


そっけなく挨拶を返した。


すると隣にいた拓也から話しかけられた。


「おい、誠一聞いたか。あの噂」


「ん、なんだよ」


「うちの学年に編入生が来るらしいぜ。しかも、とびっきりの美人っていうんだよ」


「あ、それ私も聞いた。なんか学園長の一人娘っていう」


横から美希が話に割り込んできた。


「私もクラスの人から聞いた話だと、スタイルがよくて、長い黒髪でまさに大和撫子って感じらしいよ」


理咲も興味があるようで。


「同じクラスになれたら、最高だよな。誠一もそう思うだろ?」


「別に」


「相変わらず、冷たいやつだな。なんか他に興味あることないのかよ、お前は」


そんなことを言われても、事実そういった話はどうでもいいと思っている。

誰が編入してこようが自分には関わりがないと思っている。


「まあ、そういうところが誠一らしいよね。周りに流されないというか、なんというか」


「おにいちゃんはそういったところだけはいいのか、悪いのはわからないんだよね」

美希と理咲が少しからかいながら意思疎通していた。


「別にいいじゃねぇか、興味のあるもんなんて人の勝手だろ。そんなことよりはやく学校行くぞ」


そそくさその場から逃げる。


こういった話は苦手だ。なんて反応したらいいのか、よく分からない。


「あー、おにいちゃん逃げた」

「誠一も相変わらず変わらないね」

「確かに」

そんなこんなで、3人からからかわれながら登校するはめになった。

書きながら思うことは眠いです(現時刻夜中の3時)

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