表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
双極のレクトル 〜神書の使い手〜  作者: 無刀 神情
第三章 思惑
28/41

第3話

多分少し短いです。

午後の授業がはじまり、校内をうろうろしていると遠くの教室から一人の男子が出てきたのが見えた。黒と赤を基調とした制服で遠くからでも一目でほかの学園の生徒だと分かった。


「あれは玲劫学園の生徒か」


確か最近できた学園とは聞いている。あの日以来、日本はどの国よりも復興したが北海道と沖縄の地方は様々の事情があり、関東などとは遅れたということは聞いていた。


沖縄のイーテス・ファルフ学園と北海道の玲劫学園はそれぞれの特徴を持っている。沖縄のイーテス・ファルフ学園は魔術に特化し、北海道の劫玲学園は科学に特化している。


あの日以来、本土から政府が関与するのが遅れたことによって、その地方を支配していた人物の影響によるものらしい。


しかし、それは別段特別なことではない。むしろ日本の方が例外ともいえる。世界の各地では多くがそれぞれの地方に権力者という支配者が必ずいると言っても良い。


「あんまり関わらないほうがよさそうだな」


そのままその男子の向かう方向とは逆の方向に向かった。


「そろそろいくか」


もうすぐ講堂で学園対抗戦の説明が行われる予定だ。


「まあ、あんまり俺には関係ないか」


そんな独り言をつぶやきながら階段を下りた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ