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双極のレクトル 〜神書の使い手〜  作者: 無刀 神情
第二章 始まりの予感
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第3話

「いってきます」

「お母さん、学校いってくるね」


「いってらっしゃい。二人とも気をつけてね」


台所からお母さんの声が聞こえた。





「誠一、そういえば今日は3・4時限目に実技の授業があるから流石に参加してよ」


いつものように4人で話しながら登校しているとふいに美希に話しかけられた。


「そうそう、お前実技だけは成績いいんだから」


「おにいちゃんからそれを取っちゃったら、ただの堕落した人間になっちゃうよ」


流石に妹にそこまで言われるとおにぃちゃんは傷ついちゃう。



「お前ら、俺をなんだと思ってんだよ」


「ダメ人間に決まってるでしょ」

「おにいちゃんは私がいないとなんにも出来ないもんね」


二人して俺をバカにするなんて。


「ほら、早く学校にいくぞ」

とりあえず話をそらして、その場から逃げる。


「あー、こら逃げるな」


そんなことを言われても、いつまでもバカにされ続けるわけにはいかない。


そしていつものように、学校に行き、授業をサボるために校内をうろうろした。



今日はちょっと短いです。本当は授業まで書きたかったのですが、きりがいいところでやめました。


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