第2話
人物紹介や世界観を活動報告に書いたので、よければそちらも見ていただけると嬉しいです。コメントなどもあると今後のためになるので、よければお願いします。
また自分は誤字、脱字などが多いので、なるべくは見つけ次第直してはいるのですが、見つけられてない部分もあるので、感想などに書いて知らせてくれるとありがたいです。
誠一は自分の部屋に入って、すぐさまベットに倒れた。
とても机に向かって勉強をする気にはなれない。
「あーだるい」
そう思うと睡魔が襲ってきて深い眠りについた。
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「ねぇねぇ、あたしは・・・っていうんだけど、あなたは?」
「ぼ、ぼくは誠一、新道 誠一」
「ふぅん、誠一っていうんだ」
その女の子は無邪気な顔で、僕に向かって笑ってくれた。
「ねぇ誠一、一緒にこれで遊ばない?」
と、女の子は後ろに隠していたのか、車のおもちゃを出した。
「やだ」
「え〜。〜ん、なら誠一の好きなことでいいから、遊ぼうよ」
「じゃ・・・」
そこから突然、視界が変わった。
「ねぇねぇ、聞いてあたし将来誠一のお嫁さんになってもいい?」
「うん‼︎僕も・・・を守れるくらい強くなりたい」
「ほんとう‼︎嬉しいな」
また、突然視界が変わった。
今度は今さっきの場所ではなく、なにやら立派なお屋敷の前だった。
「ほら、早く乗りなさい」
近くから大人の声が聞こえた。
「やだやだやだ、あたしずっと誠一と一緒がいい」
「あんなやつのどこがいいんだ。それともう絶対あんなやつとあうんじゃない」
「せいいち、せいいち、せいいち」
その女の子は泣きながら何度も何度も僕の名前を呼んだ。
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「ッ、、、」
そこで目が覚めた。
「なんだ夢かぁ」
時計を見ると既に3時をまわっていた。
「なんで今頃になって、またこの夢を見るんだよ‼︎くそがっ」
誠一は自分しかいない部屋でやるせない気持ちになっていた。
あれはもっと小さい頃の話だ。
多分3.4才時だったと思う。
当時の自分は同じ年代の子供と比べてあまり外で遊ぶほうではなかった。
ある日、隣に住人が引っ越してきた。その中に一人の女の子はいた。
僕はその子についていって色々なことを学んだし、その子にも色々なこてを教えた。
次第に僕らは毎日遊ぶようになった。
そんなある日、その子はいつもの場所にこなかった。
心配になってその子の家までいってみたら、その子は両親と一緒にいた。
でも、その子はとても暗い顔をしていた。そんな時僕を見つけた途端、明るい顔ですぐに僕のところまで走ってきた。
けれども、すぐにその子は連れて行かれた。
その子の親がやってくるなりその子を連れて行った。
すぐに追いかけようとしたが、その家のボディガードが僕の前を塞いだ。
その子は泣きながら何度も何度も僕の名前を呼んだが、僕はなにもできずにただ立ちすくんでいた。
それからというものの、その子には一度もあったことはなかった。
「ちくしょう」
壁を殴っても、もうどうしようもないのはわかっていたけど、どうしてもせずにはいられなかった。
それから、誠一は外へ出て頭を冷やして、部屋に戻り再び眠りについた。
今日は思いつきで活動報告で人物整理したので、色々時間が。。。あとは睡魔が厳しいです。
これからも失踪せずにはがんばるのでよろしくお願いします。