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ヘレン再び

掲載日:2024/05/02

小学生のヘレン。母親の加世子が、ずぶ濡れになって、泣いて帰って来たヘレンの頭を撫でながら、ヘレンの話を聞いている。


中学生のヘレン。担任がヘレンを伴ってやってくる。

加世子は、ヘレンの髪を切る。そして、担任を平手打ちする。

担任が帰った後、加世子はヘレンの栗色の髪を墨で黒く染める。

ヘレンは加世子と抱き合って泣く。


高校生のヘレン。特攻服に身を包んだヘレン。

レディース・ホワイトの一員として、ブラック7と対峙する。

通りかかった総子が止めに入る。総子は、あぐらをかいて座り、どちらのメンバーにも棒で小突かれる。総子は体中痣だらけになり、あちこちから出血をする。

2組のグループのリーダー、ぎんとジュンは平伏する。

じっと、その様子を見つめるヘレン。


EITO大阪支部で大前と面談をするヘレン。


EITO東京本部に応援で支部メンバーと向かったヘレンは、汗を拭くためにビルの谷間に隠れてマスクを脱ぐ。シャッター音に驚くヘレン。


帰阪後、コンビニの雑誌に、自分の写真が載っているのを見て驚くヘレン。


実家に近寄ろうとしたら、マスコミが押しかけているのに気づくヘレン。

バイクで近寄って来た芦屋二美が、ヘレンに予備のヘルメットを被せる。

二美は、南港にヘレンを連れていき、話をする。


二美が連れて来た会社に、二美と同じ顔をした芦屋三美がいた。

ヘレンは、会社の制服を渡された。


あてがわれた部屋には窓があり、中庭が見えた。

大きな音がするので凝視すると、オスプレイが垂直離陸をした。


1年が過ぎた。新入社員は、ヘレンを連れてタクシーで買い物に行った。

声をかけてきたのは矢田だった。途中で誘拐されたのに気づいた。

お初天神のビルに2人を連れてきた矢田達は、慌ただしく出て行った。

その後、矢田の会社の社員らしき男が入って来て、縛られているヘレン達の隣に爆発物を

セットした。


救い出された2人は病院で検査を受けた。


翌日、EITO大阪支部に連れて来られたヘレン。

大前がヘレンの前に立った。また、どやされると覚悟したヘレン。


「お帰り、ヘレン。」と大前は言った。

キョトンとしているヘレンに三美は言った。「今日から、ここがお前の職場よ。」

そして、ヘレンは、三美に新しい制服を渡された。

ヘレンは三美にしがみつき、泣いた。皆が拍手をして言った。「お帰り、ヘレン。」

ヘレンは泣き続けた。総子も大前も皆も泣いていた。


可愛いつぼみが花になる

花は散っても実はのこる

その実がこぼれて花が咲く

はじめひとつの花の実が

いつかは大きな花園に

暮しの中に根をはろう

あなたもわたしもみんなみな

明日は咲こう花咲こう


根っこは抱いてる太陽を

いつも日射しをためている

小さな双葉の根っこでも

雨の恵を貯えて

花咲く幸福しあわせ夢みてる

暮らしの中に根をはろう

あなたもわたしもみんなみな

明日は咲こう花咲こう


はじめひとつの花の実が

いつかは大きな花園に

暮しの中に根をはろう

あなたもわたしもみんなみな

明日は咲こう花咲こう

明日は咲こう花咲こう


【明日は咲こう花咲こう】

作詞:西沢爽

作曲:吉田正

歌:吉永小百合・三田明


―完―


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