~絶望の足音~
我が名はDarkness of Master.26歳,学生です.
緑色の爆発に感化されて6Bな文章を弾き出してしまった.
1浪3留のパズドラ中毒が織りなす駄文とミラクルに満ちた非合理をご覧あれ.
緑青の閃光が迸る.
声なき悲鳴が轟く.
強者の怒号が大地を震わす.
名もなき民の微かな希望が失われる.
「もう勘弁なるものか」
灰は叫んだ.
灰は国家の犬である.既に荒廃した世界で脳が委縮した猿を武力で押さえつけ,もはや無意味となった治安のカケラを拾い集めていく.
「灰,もう良いのではないか?」
民衆は絶望の色を滲ませながらそう呻く.
「いや,ならんだろう」
灰は己の正義を貫いていた.
-その夜-
灰は正義と欺瞞の間に揺らいでいた.
信念は正義だが,手段は暴力だ.
正義は絶対的な基準を持たない.
己と猿との本質的な相違を,灰は見い出せずにいた.
丑三つ時,扉を叩く音が聞こえる.
灰はまどろみの中で扉に手をやり,鉛のようなその板を押し開けた.
「久しいな」
旧友の来訪に,灰は思わず慄く.
「来文,何をしに来た」
来文は灰がかつて焦がれた人物であった.
来文は微笑しながらこう答えた.
「近々起こるであろうことを伝えに来た」
うろめくろうそくの火は消えかけていた.
処女作.否,童貞作.
ところで,パズドラに年間3桁万円を注ぎ込む朕が虐げられない世界線は無いだろうか.
リサイクルショップの店長の,堪忍袋の緒が切れるのは,果たして何年先だろうか.