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34話:池田君の彼女からの損害賠償?

 指定されたカフェに岩居が行くと、一緒に住んでる種村麗子さんから別れ話をされて、ついては、慰謝料をいただきたいと言われたとはなした。金額を聞くと1億円だと言われたようだ。それを聞いて、なぜと岩居が聞くと、付き合ってあげたのだから、手切れ金もらうのは当たり前でしょと、すごまれたらしい。もし、払えないなら、裁判所に売ってますからと言われたそうだ。


 その話を聞いて、岩居秀和が、喜田さんに電話すると、加藤秀一弁護士に会ってみると言った。数日後面会すると、厄介なことになったね言われ、1億円とは、法外な金額だと加藤弁護士が言った。その後、加藤弁護士が、池田さんを呼んで、詳しい状況を聞いて、対処法を考えるのが一番良いと提案した。そこで、2014年11月13日、池田君を呼び出して、加藤弁護士、喜田さん、岩居秀和と会うことにした。


 面会して、池田君に、まだ、種村麗子さんは、同棲しているのかと聞くと慰謝料の話をした、翌日、出て言ったが、封筒で慰謝料1億円支払いという手紙は2回、届いたと語った。すると、加藤弁護士が、君の資産は、いくらあるのかと聞くと、預金は1000万円程で、その他、自宅と貸家が12軒、月に100万円の収入があるといった。慰謝料、1億円は無理だと言った。


 すると、加藤弁護士が、無料って訳には、いかないよと、静かに言った。同棲期間はと聞くと約3年と言った。1千万円で何とかなりませんかと、蚊の鳴くような声で、池田君が言うと、加藤弁護士が、最高にうまく行って、1千万円位かなと言った。それを聞いて、何とか1千万円で片をつけて下さいお願いしますと頭を下げた。協力はするが、どうなるかわからないと弁護士が答えた。


 岩居が、加藤弁護士に、最初にどうしたら良いですかと聞くと、種村麗子さんが何人の仲間を連れてくるかによるかだが、同数の人間を連れて面会し、私は、中立の弁護士として、立ち会ってもよいと答えた。これを聞いて、池田君が、直ぐに、彼女に電話して話合いをしようと言い、何人で来るか聞いて見ると言った。そうしてくれてと、喜田さんが言った。


 その晩、池田君が種村さんに電話して、話し合いたいが何人で来ますかと聞くと3人で行くと言った。それでは、12月4日、駅近くのカフェで14時と指定された。その話を岩居さんに電話して来たので、加藤弁護士に相談すると、喜田さんと岩居君と池田君の3人で行けと言った。その時、加藤弁護士が、素知らぬ顔して、そのカフェ行こうと言った。そして12月4日、指定したカフェにでかけた。


 池田君達3人が到着して数分後、種村麗子さん達の3人がカフェにやってきた。種村さんが池田君に、6人が同じテーブルにつける奥の広い席に移動しましょうと言い移った。種村さんが、隣に座ってる男性が兄ですと言い、その横の男性が兄の友人で、大学の法学部を卒業した峰村君ですと紹介した。次に、池田君が喜田さんをNPOの仕事のアドバイスしてるれる上司ですと言った。


 最後に岩居を同じNPOの相談役ですと紹介した。そして話合いを始めましょうと池田君が言うと、種村さんの兄が、3年間も同棲したのだから、それなりの責任を取って下さるのが筋でしょうと話した。それに対して喜田さんが1億円なんて法外な金額を要求するのは非常識ですと反論した。すると峰村が3年間、料理、炊事、洗濯をしていたし、大人であり肉体関係もあったのだから妥当でしょうと述べた。

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